こんまりの片付けはトランス系だな。
脳は5秒以内に自分にとって合う合わない、有益害悪の判断を下しているってのを利用して
ときめくという感覚として従うように提唱してる。
で、この感覚と手にとって一瞬で選別するという単調作業に実を委ねると脳は興奮状態になる。
いわゆるランナーズハイみたいな、お掃除ハイ状態だ。
この状態を経験して一度脳に快感経路が形成されると何度も繰り返したくなる。いわゆる掃除が趣味になる。
提唱してる順番で片付けていくとハイになるハードルが下がっていき、最後の難関の思い出品も苦痛なく処分出来る。
収納に関しても脳の快感に訴えるように提唱している。
グラデーションとか右肩上がりとか、もちろん服をたたむというのも快感のひとつ。
たたむ遺伝子とか言っているが、折り紙のように折って形にするってのは脳にとって凄い快楽だからなぁ。
そしてトランス状態の時に何がおきるかといえば、啓示とか天啓とかいわれるひらめき。
これはあそこにしまえるとかここに置いたほうがいいとかバンバン思いつく。
山を崩して残った物を見て、こりゃしまえないんじゃないかと一瞬思っても
何故かぴったり、あるいはちょっとギュウギュウでも収まる。これも脳のせい。
脳はかなりの精度で一瞬に計算している、そして計算が正確な事を自覚するとそれがまた快感になる。
これを家が教えてくれるという一言で言っている訳だ。
これはちょっと若い子だけじゃなく、理屈好きにも面白いと思うんだけど文が受け付けないだろうな。
この観点の切り口で、脳科学者あたりが掃除本かいてくれないかな。
いままで掃除好きな奴が不思議だと思ってたけど、あいつら本当に掃除が気持ちいいんだってやっとわかったよ。
長文スイマセンでした。