長いです。
気がもの凄く強くて人間性も良いとは言えない同僚2人と
仕事がハンパなく激務だったのとで神経を病んで
会社を退職してから、時間が余り掃除する時間が増えて自然と綺麗好きになった。
収入は激減したし、欲しい物や旅行も行けなかったけど
家だけは何処もピカピカで、ほのかに芳香剤のいい香りがしてた。
自分が弱かったのが原因と分かってても、ときどき同僚を恨んだりした。
あの2人は凄いから、あれは無理だよとか言われても悔しかった。
心はたまに荒んだけれど
綺麗で気持ちのいい部屋でネットしながらお茶を飲んでるだけで幸せだった。
面接を受けては落とされる日々が続いてたけど、退職して1年後ぐらいに
退職した会社から余所の部署が空いたからまた来ないかと誘われて、二つ返事で復帰した。
たまたま自分のスキルが活かせる所だったからだけど、物凄くラッキーだった。
その部署が同じ給料なのが許せないと言われるくらい、楽な所で
人間も穏やかな人ばかりというか、人数が少ないから人間関係も皆無で
暇な時はネットし放題という前の部署から比べれば、正に天国みたいな所で
おまけになぜか勤務時間も短かった。
忙しい時もあるけど、暇な時はネットしてお金貰ってる様なものだし
旅行も行けるし、欲しかった物も部屋に揃ってきて毎日幸せになった。
無職だった1年間辛い時もあったけど
前の部署のあの激務であの人間がいる地獄の様な場所に一生いるより
1年ちょっと辛いけど、天国にこの先ずっと居られると思えば
思い切ってあの時退職して本当に良かったと思った。
昔から仲の良かった同僚から聞いたが、あの2人は私がこの部署に入ったのが気に入らないらしかった。
あの人達なら当然、一度辞めた人間が同じ給料で天国の様な部署に入ったら
そりゃ面白くはないだろうなあと思った。
あれだけ気が強ければ当然とも言えるけど、2人ともあれだけ仲が良かったのに不仲になり
1人は恋愛系の事で相当あちゃーな状態みたいだった。
あのままあの場所にいたら、自分もどんどん擦れて行って、あの2人みたいな人間になってたのかも知れない。
今は、今の場所であの時に荒んだ心を、毎日少しづつ綺麗に洗い流してるみたいな感じで生活してる。
掃除で運が上がるとかはよく分からないけれど、綺麗な部屋や、整った家には確実に人の心を癒す力があると思う。
あと、毎日きちんとしてるというのは、毎日が積み重なって人生になっていくんだし
結果きちんとした人生を送れるようになるから、だらしがないのっていけないって言うのだと思う。
帰ったら靴を揃える、服をかける、掃除をする、言葉使いを気を付ける
すると自然といい方向に向かってく。だから掃除って基本だし、大切なんだと思った。