ソニーは4月2日、液晶テレビ“BRAVIA”(ブラビア)の新製品として、フルHDパネルを搭載する5シリーズ10機種を発表した。
全モデルにデータベース型超解像エンジン「X-Reality PRO」を搭載して画質の底上げを図ったほか、
夏のワールドカップ需要を見据えて動画表示性能の高い4倍速液晶パネル搭載モデルも用意している。
●4倍速モデル「W920Aシリーズ」
「W920Aシリーズ」は、昨年の「W900Aシリーズ」の後継となる“プレミアムフルHDモデル”だ。
新製品で唯一の4倍速パネル搭載機で、広色域技術「TRILUMINOS」も導入。
「X-Reality PRO」の映像処理と合わせ、「色彩豊かで滑らかな映像が楽しめる」という。
外観デザインはW900Aシリーズをほぼ踏襲しているが、
フレーム部にあったエメラルドグリーンをシルバーに変更してシックな印象とした。
またデジタルチューナーを2基搭載し、USB外付けHDDを追加して裏番組録画が行える。
ほかにもWi-Fi内蔵、スマートフォンの画面をテレビに映し出せる
「ワンタッチミラーリング」などプレミアムモデルらしい多機能機だ。
ただし、基本設計は2013年モデルと共通のため、前述の「快速設計」は導入されていない。