東京に本社があるスーパーの「いなげや」で、消費税率の引き上げにともなうシステムトラブルが起き、
一部の店舗で会計ができずに開店できない状況になっています。
一部の店舗が開店できなくなっているのは、東京や神奈川など首都圏に136の店舗を持つスーパーの「いなげや」です。
いなげやによりますと、1日朝から消費税の税率が5%から8%に引き上げられたことに伴って、1日未明にかけて、
商品の新しい価格データを各店に送信しました。
しかしシステムトラブルによって、一部の店舗で価格データがレジに反映されず、会計ができない状態になっていた
ことが分かったということです。
いなげやでは、システムを復旧させる処置を取っていますが、午前10時の開店時間になっても開店できない
店が出ているということです。
いなげやでは、「われわれの準備不足でこういう事態になり、お客さまにはたいへんご迷惑をおかけしています。
データの処理が終わった店舗から順次開店させるようにしたい」と話しています。