【退職】ソニー脱出を考えてる社員の相談所【転職】

このエントリーをはてなブックマークに追加
139It's@名無しさん
110 :就職戦線異状名無しさん :2006/09/24(日) 22:08:25

◇必ずとれる代休
プロジェクトワークが佳境に入り、休日出勤が必要になることがある。WEBの勤務表で、休日出勤を入力しようとすると、代休を入力する画面に自動的に変わり、物理的に、代休日を必ず指定しなければいけない仕組みになっている。
指定したら、上司としては承認するしかないので、必ず休める、という訳である。

年に一度の「フリーバカンス制度」(連続した5日間の休み)は、とらないと上司が怒られる。「怒られるのは上司」というのがキヤノンのルール。
かなり、コンプライアンスはしっかりしているようだ。
「前職では、有休をとらないのが当り前だった。3年目で有休を捨てていたので、大違いです」(転職した社員)。
 厳しい仕事内容で体調を崩しても、本社敷地内に診療所があり、内科医は常駐。健康診断は、若手社員も含め、全員が毎年受けるよう指導されている。
140It's@名無しさん:2006/10/21(土) 15:46:57
111 :就職戦線異状名無しさん :2006/09/24(日) 22:09:22
MynewsJapanの会員記事より  (ほんのごく一部です。残りを読みたい人はお金を払ってね)


 社外からの転職組では、電機連合系、特に、日立やシャープなどから来る人が多いという。
「電機連合の社員は、技術は持っていても労働環境が冷遇されている人が多いからだと思います」(中堅社員)。
ほかには、アイワやケンウッドといった音響系メーカー。そして、もう1つのパターンは、
外資系企業で、冷酷なリストラを目の当たりにして、リストラが怖くなってやってくるケース。
部長クラスでも、転職組が一定数いる。

 逆に、離職率は全体としては低く、同じ仕事をするために他社へと転職する人は稀。
「例えばデジカメをやっていて、あえて同じ事をするためにソニーにいく、というのは滅多にない。
また、給料が不満で辞めたというのは聞いたことがない。
やりたい仕事ができないで転職、というケースはある」(同)。
141It's@名無しさん:2006/10/21(土) 15:47:16
113 :就職戦線異状名無しさん :2006/09/24(日) 22:11:49
MynewsJapanの会員記事より  (ほんのごく一部です。残りを読みたい人はお金を払ってね)


◇「完全ノー残業デー」と、普通の「ノー残業デー」

ある社員は、他社から転職した当時、違和感を持った。「たとえば、サッカーが好きな人は、『今日、国立いくので帰ります』と普通に言って、帰ってしまう。
新卒は、そういう企業文化に浸っていて、仕事に目処がついて、ひと段落すると、月火を休んで4連休にする人もいる」。

 キヤノンでは、根性論は少ない。徹夜しても、できないものはできない、という考え方。
「御手洗会長がアメリカでキャリアを積んだ人だからだと思う。今のCEOになってから変わった、と聞いています」(中堅社員)。
かつては、警備員が回ってきても、バレないように机の下で懐中電灯を点けて仕事をした、という昔話もあるが、今ではもう、そういった風土はなくなってきた。

 現在では、残業は月40時間まで。申請すれば年に6回、80時間まで延長が可能だが、合計で年700時間ほどを越えると、怒られる。

「年700時間も残業をして、なんで終わらないの?ダメなら人を増やすよ」というカルチャーだという。
月40時間の残業を超えると、健康診断を強制的に受けさせられる仕組みもある。

 水・金は、ノー残業デー。水曜は特に厳しく規制されていて、残業をせざるを得なくなると、代わりのノー残業デーをいつにするか、部署が届け出なければならない。
「代休」ならぬ「代ノー残業デー」だ。
142It's@名無しさん:2006/10/21(土) 15:48:03
114 :就職戦線異状名無しさん :2006/09/24(日) 22:13:31
キヤノンの労働時間の管理は、自己申請が基本。社員が毎日、残業の理由を書いてイントラ上から提出する仕組みだ。
部下の残業が月30時間を越えると、課長で“イエローカード”が出る。ICカードで、入退館管理の時間も記録されているから、ごまかせない。

MynewsJapanの会員記事より  (ほんのごく一部です。残りを読みたい人はお金を払ってね)

毎日、22時以降になると、警備員が見回りにくる。
そこで見つかると、上司が始末書を書き、上司がセンター長から怒られる。
ヒラには責任をとらせない。現場社員は、時間内に仕事ができなければ、理由をちゃんと言えば許されるカルチャーだ。
キヤノンでは責任は上司、というのは明確化されている。


「G3になる資格」が与えられるだけになった。晴れてG3に昇格できると、年収は、さらに100万円アップで800万円ほど。28〜29歳でこの水準は、ソニーとトップを争う業界最高峰だ。

試験を勝ち抜き、30歳でG3になれたとすると、基本給32万円+残業代15万円、月額50万円前後となる。
「残業次第ですが、40万円を割ることは絶対にない。
これに年200万円強のボーナスが加わり、年収800万円くらい」(中堅社員)。

有価証券報告書では、2005年12月現在、39.4歳で868万円(19,707人の平均)となっているが、
これは工場勤務の現地採用の社員などが含まれるため、低めに出ている。