□□■ SonicStage | CONNECT Player 19 ■□□

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670It's@名無しさん
といっても、軽くするのは並大抵じゃないかもしれんね。
アーティストリンクはそもそも、曲のファイルに正確なアーティスト情報が入っていないと機能しようがない。

CPでリッピングされた曲は何もしなくてもCDDBのデータが書き込まれてるだろうからいいとして、
問題はユーザーが(ソニー視点からは)得体の知れない他ソフトでリッピングしたファイルとか、
どっかから違法ダウンロードしてきたファイルとかだ。

そういうのは正確な曲情報が入力されているとは限らない(少なくとも、開発者がそれを期待しちゃいけない)ので、
コネクトプレーヤーは何らかの方法で正しい曲情報を手に入れる必要がある。ユーザー自身による入力を期待せずに、だ。

それで、CDDBの波形解析を使ってるわけだ。これなら、リッピング元が何なのか分からなくてもかなりの確率で曲情報が手に入る。
ただ、こいつの問題はやたらと重たいこと。しかしこれを使わないと、アーティストリンクをまともに体験できるのは
「すべての楽曲に正確な曲情報を入力し管理している理想的ユーザー」だけになってしまう。誰でも使える、が前提のはずなのに。

その結果CPは、SSやiTunesなどとは比べ物にならないほど重たいソフトになってしまった。
しかも、その原因たるアーティストリンクには「この機能のためなら仕方が無いか」とユーザーを納得させるほどの魅力はおそらくない。

結局のところ、他社機器に対するアドバンテージになると信じて出してきた「アーティストリンク」ほかのコクーン的概念が、
実は自爆的な結果を生んでしまうバクダンだった、ってことじゃなかろうか。