売上 8兆7136億を誇る世界最大の家電メーカー松下電器産業(National/Panasonic)
4-6月期決算
http://www.net-ir.ne.jp/setumei/e67520507irbb/mms/start.html ディスプレイサーチ
http://www.displaysearch-japan.com/release/2005/08/r19_b.html プラズマテレビ(PDP TV):前期比24%増・前年同期比89%増の113万台で過去最高。出荷額は前期比13%増・前年同期比37%増の31億ドル。
TV市場全体に占める数量シェアは2.9%(前期は2.0%)、金額シェアは18%(前期は15%)でいずれも過去最高。中国以外の各地域市場で前期比2桁成長率を記録、なかでも日本では同77%増と大きく伸びた。
数量ベースの地域シェアトップは欧州(33%)、以下、北米(30%)、その他地域(15%)。金額ベースでは、HDタイプや大型サイズの普及が進んでいる北米がシェア33%でトップとなった。
40-44インチクラスのTV市場ではPDPのシェアが64%から76%に上昇、50-54インチクラス市場でも15%から22%に伸びている。PDP TV市場をサイズ別に見ると42インチEDがシェア56%でトップ、次いで42-43インチHDが23%、50インチが9%となっている。
ブランド別ではPanasonicが前期比90%増と出荷を拡大、世界市場におけるシェアを17%から27%に上げた。第2位以下にLGE、Samsung、Philipsと続き、第5位にはPioneerに代わってHitachiが浮上している。
各地域市場の首位ブランド(金額ベース)は、日本:Panasonic、北米:Panasonic、欧州:Panasonic、中国:Changhong、その他地域:LGE。
TV市場全体では、SamsungがSonyを出荷額ベースで初めて上回り首位に躍り出た。SamsungはいずれのTV技術市場でも出荷額トップ3にランクインしている。
PDP TV市場で強いPanasonicはTV全体でも第2位に入り、首位Samsungを僅差で追っている。
SonyはいくつかのTV技術別市場でシェアを下げ、全体では第3位に後退となった。
ソニーは、電気製品の不振で4-6月期も赤字転落。