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( ○ ´ ー ` ○ ) はスバラシイ:
<日経>◇ソニー下方修正・株式市場での存在感薄く
ソニーの業績見通し修正を受け、来週から本格化する主要企業の四半期業績開示を前にハイテク企業
の業績に不透明感が強まるのは確実だ。しかしソニーの下方修正をきっかけに日経平均株価がバブル
崩壊後安値の7607円まで急落した2003年4月の「ソニーショック」が再来するとの見方は多くない。株式市場
でもソニーの存在感が薄くなっているためだ。
ソニー株は今年に入ってほぼ半年ぶりに4000円台を回復するなど堅調に推移していた。それだけに、
株式市場には失望感が強い。しかし一方で、これまで収益回復への期待が何度も裏切られてきた投資家
の間には「ソニーだけがデジタル家電の代表銘柄ではない」(コメルツ投信投資顧問の山本平社長)との冷
めた見方が広がっていることも事実だ。
「デジタル家電の市場動向を判断するには松下電器産業やシャープの業績を見極める必要がある」
(みずほ証券の熊谷五郎シニアストラテジスト)。2004年はソニー株の売買代金が前年比で3%減る一方、
松下は6%増、シャープは約5割増えた。
出井氏が社長に就任した95年に4000円台だったソニー株は、パソコン「バイオ」の投入などの戦略が
評価され、2000年には3万円超にまで上昇した。株式分割で株価が半分になったとはいえ、市場での評価
にはかつての面影はない。