【サムソン】ソニー崩壊の輪舞曲 1曲目【sonny】

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14It's@名無しさん
>>1
10月28日、東京・高輪プリンスホテル会見会場.....。
100人を越す報道陣のなか、外国人ジャーナリストから質問が飛んだ。
「これだけの業績悪化となれば、米国では経営者の進退が当然、問われます。
 あなたはどうされますか!」
瞬間、場内は静まりかえった。
すると会見壇上の出井伸之ソニー会長(65歳)は、カッと目を見開き、こう投げ返した。
「単年度で赤字と決まったわけではない! どうしてそんな質問が出るのか...。
 理解できない!」
15It's@名無しさん:03/11/23 23:56
'95年に社長に就任して以来、カリスマ経営者の名をほしいままにしてきた
出井会長にとって、これほど屈辱的な質問があっただろうか。
出井会長に冷静さはなかった。表情はみるみるうちに歪み、やがて
苦虫を噛みつぶしたように黙りこくってしまったのだった。
16It's@名無しさん:03/11/24 01:45
'03年度9月期の中間決算発表を終え、この日開かれた「経営方針説明会」には、
出井会長、安藤国威(くにたけ)社長、久多良木健副社長の3大トップが顔を揃えた。
冒頭、出井会長が'06年までの方針案を淡々と読み上げ、次いで安藤社長による
第2次構造改革案、久多良木副社長による技術戦略の説明が行われた。
肝心の中身はというと、全社員16万人のうち2万人をリストラする案と、
営業利益率を現在の1.5%から10%にするというスローガンだけ。
印象に残ったのは、
「危機になってあわててリストラを進めているのではないということを、ぜひ
ご理解いただきたいと思います」
「エレクトロニクスの売上が仮に伸びなくても、'06年には10%の営業利益率を
確保する所存です」
といった、出井会長の決意表明のみ。中身の乏しい説明会だった。
17It's@名無しさん:03/11/24 01:57
会見に出席したノンフィクション作家の立石泰則氏は、こう感想を話す。
「正直言ってがっかりしました。決算内容が悪かったときこそ出井さんは
細かな数字ではなく、今後の方針、たとえば10年後のソニーの有るべき姿を
明示すべきなんです。ところが会見の大半はリストラ案に終始してしまった。
アナリスト向けに丁寧に説明したつもりだとは思いますが、私には
(経営失敗の)言い訳ばかりが並んだ印象です。姿勢が後ろ向きすぎる。
出井さんの突っ張ったキャラクターがまったく消え失せていた。
ソニーの今後に不安を感じる」