foobar2000 Part74

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495名無しさん@お腹いっぱい。
遮音と吸音
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/roomacoustics.html
スピーカで聞いている層は以外にこういうより音質に影響与えるファクタを考えていない
496名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/02(月) 16:19:02.79 ID:KmfNUL/50
オーディオの科学
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Opinion
私のオーディオ感 『木を見て森を見ず』 『鰯の頭も信心から』
副題の説明。
『木を見て森を見ず』 『鰯の頭も信心から』 この二つの諺はオーディオマニアが陥りやすい傾向で、心すべき戒めです。
まず、『木を見て森を見ず』について
そもそも、オーディオ装置の目的は音楽(私の場合クラシック音楽)を出来るだけ演奏会で聴いているのに近い雰囲気でリスニングルームに再現することにあります。
このとき、その性能(森)を決める因子(木)はたくさんありますが最大のものはリスニングルームそのものとスピーカーシステムの性能だと思っています.
他の装置はスピーカーシステムに見合った価格の、名の通ったメーカーの製品を買っておけば大差ありません。
このとき具体的に何を選ぶかの基準は周波数帯域やひずみ率(これらの値は同じ価格帯の製品ならほとんど同じです)などのデータや
評論家先生の評価より、使い勝手で決めることをお勧めします。
また、スピーカーケーブルに凝り何万円もかけるマニアがあると聞き及びますがこれなど典型的な『木を見て森を見ず』の一例です。
たとえば、材料の銅線の純度を4N(99.99%純銅から6Nに変えても電気抵抗の変化は室温が1℃下がったと同じくらいの効果しかありません。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/02(月) 16:19:12.51 ID:KmfNUL/50
『鰯の頭も信心から』
ともかくオーディオは趣味の世界です。
従って、その性能の差が物理学的、電気工学的にみて、根拠のないものであっても本人が最高と思っていればそれでいいわけではあります。
この場合あまり物理学や電気工学を知らないほうがhappyかもしれません。
しかし、私に言わせればメーカーの宣伝文句や評論家の記事はかなり眉につばをつけて見る必要があります。
特に一見科学的な根拠を挙げてもっともらしい説明をしてある記事には注意する必要があります。
科学的説明には定性的説明と定量的説明とがあります。
前者は因果律といってもよく、例えばケープルの例で言いますと、他の条件が同じであれば確かに、
4Nの線材より6Nの線材を使うほうがいいかもしれません。
しかし、導線の電気抵抗の原因はこの程度の純度の銅線だと殆ど熱抵抗で決まっており、
4N銅と6N銅の電気抵抗率の違いは温度差にしてせいぜい1度くらいです。
そう考えればこんなところにお金をかけるのは意味のないことだといわざるを得ません。
つまり、一見もっともらしい説明も定量的に分析すると殆ど意味のないことがこの世界には往々にしてあるということです。

そう思って、スピーカーケーブルについて宣伝文句や評論を見てみると、ちゃんとしたメーカーの宣伝文句は、
確かに技術者も目を通しているだろうし、物理学的、技術的な事実に対しては嘘は書いてありません。
しかし、『丸みのある音』だとか、『締まった音』だとかは証明しようのない主観なので
決して誇大宣伝で訴えられるようなことではないことに注意する必要があります。
また、いわゆる評論家には技術者出身とそうでない人があり、
前者の場合は1m何万円もするケーブルを薦めていることはあまりないと思います。
しかし、後者の場合かなり高名な評論家でも物理法則をまったく無視した、あるいは矛盾したことを平気で言っている人があります。
そんな記事を信じて、大枚のお金を投じるのはまさに『鰯の頭も信心から』と言わざるを得ません。