■Advanced Format Technology(AFT)について
詳細は→
ttp://hibari.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1272182877/ ※Windows Vista以降でフォーマットしていれば問題ないので読み飛ばしてください。
最近の大容量HDDは物理4kBセクタとなっており、XPなど古いOSでは1クラスタが複数の物理セクタに半端にまたがってしまいます。
読み込みや大きなファイルのシーケンシャルアクセスでは問題になりませんが、
書き込み時に一旦ディスクから読み出して更新分を書き込むことになり、非常に遅くなります。
仮想ディスクはキャッシュされ、64kB単位で割り当てられるのでそれほど影響ありませんが、
仮想マシン上のズレは仮想ディスクファイルにも反映されているので、できれば
Windows7などを使ってアライメントが一致するようにパーティションを割り当てましょう。
もちろん、仮想ディスクを設置する実パーティションのアライメントを調整しておかなければ意味はありません。
特に問題になるのは、仮想ディスクを実パーティションに割り当てる場合です。
が、仮想ディスクに割り当てたときに具体的にどのようにズレるのか分かっていません。
少なくとも、4kBランダムライトの性能が3倍ほど遅くなることが分かっているので、
アライメントを調整した他の実パーティションと比較してみてください。
SSDなどのフラッシュメモリも読み書きが64kBくらいの大きなブロックになっているので、アライメントに気を使った方がいいでしょう。
■現在確認されているAFT HDD
・WesternDigital の EARSシリーズ
・Samsungサムスンの HD204UI
・東芝の2.5インチHDD 750GB以上
■対策ツール
実ドライブであればWDが提供していますが、デバイスをEARSと認識しないと使えません。
また、このツールではXP以前のOSをインストールして使うことは出来ないようです。
サードパーティから対策製品が続々出ていますが・・・
Windows Vista以降を使ってフォーマットするのがもっとも安全で確実な対策です。