真希波・マリ・イラストリアス
「おいおい、こんなに新聞を溜めておくやつがあるか?」
山崎 薫
「あ、これ、今日の朝刊です。洗剤をくれるとか言われると断れなくて…。どうぞ。」
ガチャッ!バーン!キュキュキュキュキューン!
真希波・マリ・イラストリアス
「なんだ?この部屋は?アニメキャラのフィギュアばっかりではないか?
ん?なんだ?おい、プラグスーツ姿の綾波レイの1/2サイズのフィギュアなど、こんなに必要ないだろ。」
真希波・マリ・イラストリアス
「英会話の教材ソフト?英語の先生になるつもりか?お前?」
山崎 薫
「英語だけじゃないんです。様々な外国語のソフトを買わされました。」
真希波・マリ・イラストリアス
「本当だ。中国語に、朝鮮語に、インド語に、ベトナム語…。
正しい江戸弁?一体何を考えているんだよ?
ここにあるのは墓石だな。ちゃんと「山崎」と彫ってある。
何故、こんなものが部屋の中にあるんだよ?」
山崎 薫
「石材店の前を通りかかると、四年に一度の大バーゲンだって…。」
真希波・マリ・イラストリアス
「オリンピックじゃあるまいし!第一、
墓石を買ったところで、墓地も買ったのか?」