UOSNES隔離スレ パート8 ★さんまいわし★

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238名無しさん@お腹いっぱい。
僕がクソガキだった頃、子供たちの間では「鼻noseハナクソ」という風習があった。
汚らしい格好をした子や、道端のウンコを踏んだ子などが「鼻noseハナクソ」
とされ、その子に触られると「鼻noseハナクソ」が伝染ったと言って大騒ぎ
したものだ。「鼻noseハナクソ」って何だ? という疑問には、誰もがそれは
バイキンのことだと思っていた。
だが、冷静に思い返してみれば、それはただ単にバイキンを表わした遊び
ではなかった事に気づく。
まず第一に、「鼻noseハナクソ」には持続性があった。
一度ウンコを踏んだ子は、いつまでたっても過去のその事実だけで「鼻noseハナクソ」
のレッテルがつきまとい、あいつは鼻noseハナクソだと言われ続けていた。
次に「鼻noseハナクソ」の伝染力だ。
「鼻noseハナクソ」に触られた者は「鼻noseハナクソ」になり、そいつに触られる
とまた「鼻noseハナクソ」になり…と、ペストのように歯止めなく伝染していく
パワーがあった。
これを止める手段はただひとつ、人差し指と中指を絡めて手印のような
ものを作り「鼻noseハナクソ切った!」と唱えることだけであった。
その呪文を唱えることによって、ようやく「鼻noseハナクソ」の伝染を防ぐことが
できたのである。すなわち…
1、鼻noseハナクソとは非物理的なマイナスのパワーである。
2、鼻noseハナクソは人やモノを通して次々と他者へ伝染する。
3、鼻noseハナクソを防ぐには、非物理的なプラスのパワーが必要である。
これらのことから、今一度「鼻noseハナクソ」とは何か?を再定義してみよう。
「鼻noseハナクソとはケガレのことである」
論証は上の実例だけで充分だろう。