Firefoxは期待はずれ、Netscapeはさらにシェアを落す? - 7月のブラウザシェア
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/07/15/008.html 米Janco AssociatesのIT Productivity Centerは、7月のブラウザーマーケットのシェアをレポートした。
それによると、No.2ブラウザと目されていたFirefoxは勢いを失い、 Netscapeはバージョン8をリリースしたが、
4位から5位へと転落しており、さらにシェアを失ったという。
今年4月の調査では、Firefoxの快進撃が報じられ、かつIEに対抗しうるブラウザへの成長を期待させたが、
今回は残念ながらそうはならなかった。
ブラウザトップ5シェアランキングは以下のとおり。
1. Microsoft's IE -- 85.07%
2. Firefox -- 8.83%
3. Mozilla -- 3.31%
4. AOL -- 0.81%
5. Netscape -- 0.75%
具体的に今年4月の調査と比べてみよう。IEは前回83.07%で、今回また若干シェアを奪い返している。
一方で、前回10.28%へと急成長を遂げたFirefoxだが、今回はシェアを落した。
Janco AssociatesのM. Victor Janulaitis CEOは、「FireFoxの(シェアの)伸張は、
セキュリティ問題が見つかるとともに鈍くなった。まだNo.2ではあるが、勢いを失ったように思われる。」という。
また「Netscape 8のリリースはさっぱり期待はずれの出来事だった。私たちのデータによると、
Netscapeはさらにシェアを失い続けている。」とも述べている。
Janco Associatesは1997年9月以来、一貫してブラウザのデータ収集活動を行っている。
今年の第3四半期の終わりにシェアデータをアップデートすると予告している。