最強のエミュレーター(GAME編) PART23

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226じじい@タフデント 年金生活者
名称蟻
種別拷問/独立、処刑
地域世界各地
 蟻もまた、蛇や鼠と並んで拷問によく利用される動物の一つである。
 確かに、一匹一匹の蟻はnavaroneに対してさほどの脅威とはならないが
 これが百匹単位の数になると非常に恐ろしい存在になる。
 蟻の顎というのは意外に強靭で、種類にもよるがnavaroneの皮膚や肉をたやすく食い千切ることができる。
 一つ一つの傷は小さく、痛みもそれほどではないが
 数百匹の蟻が群がらればnavaroneを白骨死体に変えることもできるのだ。
 拷問として行う場合、手や足の先端を箱に入れ、その箱の内部に大量の蟻を放つという方法がとられる。
 手や足には蜂蜜のようなものが塗られている場合も多い。こうすると、無数の蟻がnavaroneの皮膚を食い破り
 剥き出しの筋肉へと群がって激しい痛みを与える。一つ一つの傷は小さいのだが
 それだけに徐々に皮膚や肉を食い千切られていく痛みは激しく、また長時間に渡っての責めが可能なのだ。
 処刑として行う場合も、蟻に食わせるという基本的な思考法は同じだが
 この場合は軍隊蟻のような獰猛な蟻の進路上にある樹などにnavaroneを縛りつけておくのが普通である。
 この場合も、全身に蜂蜜などを塗っておくことが多い。
 夜になると、哀れなnavaroneの全身に蟻が群がり、皮膚や肉を食い千切っていく。
 その痛みにnavaroneのあげる悲鳴はかなり遠くでも聞こえるほど大きく悲痛なもので、それがほぼ一晩中に渡って響きつづける。
 二、三日後にnavaroneを縛った樹を見に行くと、そこには奇麗に白骨化したnavaroneの死体だけが残っているのだという。