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同様の問題を扱った研究は腐るほどありますが、重要なものとしては
マイケル・マンの"The Sources of Social Power"Cambridge 1986
ハンス・ブルメンベルグの"The Legitimacy of the Modern Age"Cambridge 1983
あたりでしょうか。
西欧の国家について歴史社会学的に論じたものです。
宗教団体→近代国家というような単純な構図ではないですが、両者が密接に関連
していることが実証的にしめされています。
とりあえず、読んでみてはいかがでしょう。
1さんの目の付け所はけっして間違っていないと思います。
ただし、展開されている議論は批判するに値しないほど滅茶苦茶ですが。
あと、社会契約論なんて相手にしなくていいですよ。
国家の研究では論外な議論ですから。