ロックと、ホップスと、ルソーの違い。

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2916です
何だか、斎藤氏の名を出したところに食いつきが(笑)。

『強姦してもなんにも罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔になってるやん。
けど、罰の抑止力があるからそうならない』というのが西村氏の弁。
で、彼は「罰の抑止力」を核抑止力の比喩として使っている。でもこれっておかし
いでしょう。「罰の抑止力」を比喩として成立させるには、彼は「超国家的な組織
が核を持ち、諸国の警察たれ」と、主張しなきゃあおかしい。さて、

>しかし、そんなの意味ないぜ。比喩表現ってのは、個別具体的なものを挙げるから
分かりやすくなるんだもの。

だから、その比喩がピント外れってことです。

>なるほどね。確かに論旨に傷は付いてないわな。

そりゃそうです。論旨以前の問題ですから。つまり論旨を比喩で混乱させて
いる…いや、論旨以前の問題ですな。けれど”分かりやすくなった”ように見
えるってところが比喩の弊害でしょうか。
だから、西村氏が日本語の勉強をすれば、ホッブズ的になるのかもしれません。
ちなみに以前に書いた『噂真』のコラムのことですが、1999年12月号に
載っています。まあ、興味があればご一読を。どのように西村氏がピント外れ
であるか、ご理解いただけると思います。
それと、斎藤氏の論旨は、西村氏が女性差別的とか、核はいかんよ、とかじゃ
なく、「おいおい、こんな肝っ玉の小さい(小渕に噛み付きもせず、ってこと
に関してです。)うえにに馬鹿が国防を?!」ということです。ついでに、

>批判されるようなメンタリティを持つのは中高年男性だけじゃないのに、なぜ
「オヤジ」とひとくくりにする?と言われますぜ(笑)。

違いますな。「批判されるようなメンタリティを持つ」ような人間=オヤジって
ことですよ。
そうそう、ボクは”信者”にもかかわらず、「オバサン」って言葉を使用してお
ります。もちろん差別語として、ですが。

最後に17さん。にしむらナニガシをひきつけて考えるのは、不毛じゃないかと
思いますが。もちろん、その不毛さが楽しいってんならOKです。