797 :
793:2008/06/13(金) 18:41:56
>>794-796 先取りされたメリトクラシーに対して戦う事が出来なかったしそれ以前に恋愛を重視し過ぎてメリトクラシーに即する事も満足に出来なかったと。
結局個別のケースに関して自力=他力でどうにもならなかった事が後から知られる訳ですね。教育があれば何とかなったかもだけど。文化資本って不平等だな。
798 :
名無しさん@社会人:2008/06/13(金) 20:02:07
>>797 >先取りされたメリトクラシー
って何ですか?
それと、恋愛過大視はいつ・何がきっかけで始まったのかは、分かりません。
教育って、一応彼は教育熱心な家庭に育ち、青森ではトップクラスの高校に入っている。
その後、失速というよりも混迷している。
家族のひどさを思うといたいたしい。
もしも彼にフレイレみたいな解放の教育があれば…。
その自由のための文化行動は、社会運動ユニオニズムの中にある。
799 :
名無しさん@社会人:2008/06/13(金) 20:04:19
>>797 >文化資本って不平等
これはヴェーバーが教養といっているものと考えていいの?
800 :
797:2008/06/13(金) 21:17:01
>>798 言い方がおかしかったですね。メリトクラシー(業績主義・能力主義)は人の行為を特定の目的を達成する為のものとして評価しようとする考え方。
文化資本の文脈で言うと勉強一般への取り組みの熱心さ・縁の深さを一個の特殊な(便宜的な)価値として立てる事かな。
一般的な合目的性の評価は「この生き物の身体のこの部分は何の為にあるのだろうか?」という問いの立て方に疑いを持たずに済む。
「動物」は限られた目的しか持たない。しかし人間は多様な目的を持つ。手段を身体に備える事は出来ない。まあ頭が発達したから多様な目的を持ったという方が正しいのかな。
解釈学的循環(笑)ともかく人間の身体は価値の選択を保留した。そして学習能力を発達させた。始原の原因は問題じゃない。進化の過程で不断の選択が行われた。
人間は生まれた時から能力において疎外されている。そこで暫定的に勉強一般が絶対「的」な価値を帯びる。私が先取りされたメリトクラシーと言ったのはそんな感じの事を言いたかったのです。
人間の身体は学習能力に特化したものなのだから職能なり学問なりの訓練を積極的に求めるか与えられるかしないと挙示しうるあらゆる価値への道が閉ざされる。
「満足化(気の向くまま、気の済むまで頑張る)」を「最適化(望ましい結果を得る)」と等値しうるのは身体に手段を備える「動物」だけであって、人間は求愛行動だけでは満足に愛を得られない。
生まれた家・土地の柄によって勉強との縁が深ければ先取りされたメリトクラシーに「即する」事が出来る。或いは勉強を基軸通貨として回る「文明」社会に「対して」新たに価値を先取りして
宅間守のように金持ちの子を殺すとか、社会運動もそうだけど、一方の価値で他方の価値に対応する手段を常態的に輪切りにする「野蛮」状態を作り出す事も出来るかもしれない。
加藤本人がどれだけ勉強に打ち込めていたかは疑問ですね。試験勉強でも何でも上手い具合に発破がかかれば頑張れるものだと思われるけれど、インセンティブ・ディバイドはどうにもならない。
801 :
797:2008/06/13(金) 21:17:25
>>798パウロ・フレイレ?Wikipediaを見てみたけど楽しそうですね。加藤に問題意識の深化を強いたら宅間のようになるかもしれないし、全く違ったタイプになるかもしれない。
多様な価値基準を数え挙げて攻略し尽くそうとするハイパー・メリトクラシーを事実的に逃れて、他者には絶対理解が出来ない理由で他者の死を願うようになったら?
語り得ないものについては、沈黙しなければならない。「そして」治安上の要請から、差し当たって「危険」人物は抑圧し尽くされなければならない。
「最終的」に個別の価値への尊重が普遍的な価値と調和する瞬間が「度々」実現するかもしれないし、しないかもしれない。
>>799 社会学板にいながら、等と付け加えるまでもなくヴェーバーの教養と言われて分らない無教養な私は一回死んできた方がいいでしょうね…
同じかどうか私には分りません。
>>797 いい事言うなあお前。
みんなが頭じゃわかっててもなかなか実践できない事を口に出して言えるなんざ大変な自信だよ。
それで出来てなかったらあのインチキ占いのバアさんと一緒だぞお前。
そんなに当たり前の事を言いたかったら尼さんにでもなってから説教したらどうだ。
803 :
名無しさん@社会人:2009/01/28(水) 14:10:56
卒論終った記念カキコ
ハビトゥスむっちゃテキトーな感じで使わしてもらいした
804 :
名無しさん@社会人:2009/01/30(金) 21:57:23
805 :
名無しさん@社会人:2009/02/02(月) 22:27:02
過疎ってるな・・・
806 :
名無しさん@社会人:2009/02/09(月) 02:12:00
しーん
807 :
名無しさん@社会人:2009/02/13(金) 13:41:07
>>801 迫害→亡命もフレイレは経験していて、あなたの言うような>楽しいばかりじゃないよ。
808 :
名無しさん@社会人:2009/03/05(木) 09:03:53
定額給付金でブルデューの本買うぞ!
809 :
名無しさん@社会人:2009/03/05(木) 12:46:45
最近、藤原からでている「国家の神秘」買ったところ。
ちょっとページめくっただけだけれどむちゃくちゃいい。
文化資本について詳しく知るには「遺産相続者たち」を読めばいいのですか?
それとも「ディスタンクシオン」?
811 :
名無しさん@社会人:2009/03/11(水) 11:39:10
>>810 まずはディスタンクシオン。つぎに遺産相続者の順がよいと思われ。
>>811 ありがとうございます。
早速借ります。(ディスタンクシオンは高価なので)
813 :
名無しさん@社会人:2009/07/18(土) 22:54:49
815 :
名無しさん@社会人:2009/11/17(火) 22:26:55
「暗黙知」と「ハビトゥス」はどう違いますか
817 :
名無しさん@社会人:2009/12/14(月) 16:20:33
山本哲士さんが解説書を書いているね。
ぜひ読んでみたい。
818 :
名無しさん@社会人:2009/12/14(月) 19:40:06
西洋の有名学者の誰某の概念がどうしたこうしたで
研究してるつもりのやつは寄生虫と同類。
819 :
名無しさん@社会人:2009/12/14(月) 23:30:47
もれアレルギーなおしたいから寄生虫なら歓迎ね。
お腹に一匹飼おうか。
>>815 ポラニー(ポランニー)の「暗黙知」という概念が広すぎるというか、
広すぎて掴みどころがない感じがする。
最初は身体知とほとんど同義かと思ったけど、学者がその共同体の中で
引き継ぐ「一種のハビトゥス?」までも含む概念でもあるんだな。
821 :
名無しさん@社会人:2009/12/15(火) 10:56:49
ブルデューにはバナキュラーがない。アジア的なものが見えてない。
師匠のレヴィ=ストロースさまに立ち返れって
823 :
名無しさん@社会人:2009/12/15(火) 12:48:20
821は実は山本哲士の受け売りなんだが。
寄生虫とか言っているやつは反論しないの?w
824 :
名無しさん@社会人:2009/12/16(水) 13:25:38
ブルデューたん、野生のパンジーの香りをかいだことない?
>>821 ハビトゥスがヴァナキュラーに関係しているんじゃないの?
826 :
名無しさん@社会人:2010/01/11(月) 12:48:47
827 :
名無しさん@社会人:2010/01/12(火) 21:45:09
ハビトゥスは暗黙知が社会的・唯物論的・経済的、つまり階級的な産物であることを
含意した概念だよ。
830 :
名無しさん@社会人:2010/03/06(土) 02:44:37
こいつはタダのバカだよ。
831 :
名無しさん@社会人:2010/03/07(日) 20:24:30
w
832 :
名無しさん@社会人:2010/03/08(月) 13:09:38
リンク先飛んだけど薄っぺらい。教養のかけらもない。
ブルデューはルサンチマンの塊
834 :
名無しさん@社会人:2010/03/13(土) 13:20:41
田舎のごく普通の家に生まれてペン一本で出世すればそうもなるでしょ
「俺より頭悪いやつが親の地位と金で出世してやがる…!!!」
なんでこんなところにネトウヨがw
ブルデュースレにネトウヨとはシュールですね。
ブルデューはこの現象をどう見るのかな
おフランスの社会学者は数学できないでしょ
840 :
名無しさん@社会人:2010/03/15(月) 11:56:39
ブルデュー自身がその点にまで言及していたかどうかは不勉強なので知らないが、
その点については宮台真司さんが
ttp://www.miyadai.com/index.php?itemid=335&catid=4 >(2)『ナショナル・アイデンティティの概念構造の国際比較』(2005)が、
>ISSP(国際社会調査プログラム)の1995年データを統計解析しています。
>それによるなら、排外的愛国主義にコミットするのは、
>日本に限らず、低所得ないし低学歴層に偏ります。
とコメントしていらっしゃる。
この点についてはテンデンシーとしてある程度まで唯物論が通用するか。
もちろん、あくまでも統計的な偏りがある程度観測できるという傾向にすぎないので、
他の変数を考慮しなければならず、個別のケースにまで拡張することはできないが、
経済的社会的階層がその人々のイデオロギーまでも規制するというような古典近代的な
唯物論的命題が統計上ある程度までは通用するのかもしれない。
>>840 統計解析の過程がまったく示されていないね
まあコンプレックスの塊の貧乏人が不満の捌け口に
外国人や障害者など自分より弱いと思える人々を憎悪し差別するのは
もはや自然の摂理でしょう
844 :
名無しさん@社会人:2010/03/22(月) 08:46:40
コンプレックスの塊の無教養人が必死に知識をひけらかすのも自然の摂理だな
ほしゅ
頭悪杉のブログであった