1 :
名無しさん@1周年 :
被害者感情と人権論の鬩ぎ合いはとりあえずおいておいて
少年法改正がもたらす影響を社会学的に演繹してみようー
どうよー?
2 :
名無しさん@1周年 :2000/10/11(水) 12:52
さー?
とりあえず、いい影響はないと思うね。
3 :
名無しさん@1周年 :2000/10/11(水) 13:25
鈴木邦夫とか見澤知廉とか極右とつるんでいる理由として
「ボクも見澤と同じで退屈なの」
と言っていたが、お前と見澤は違うだろ。
10代から、本当に戦ってた見澤と違って
宮台は、ただの受験秀才。
だいたい、40になってそんなことに気づくなんて遅すぎ。
4 :
名無しさん@1周年 :2000/10/11(水) 13:35
逆に犯罪増えんでねーの?
5 :
kopipe :2000/10/11(水) 23:48
日本は世界でも有数の低犯罪率を誇る国である。
それは日本が特別な国というわけではなく、(現行の少年法も含んだ)
犯罪抑止機構が、現代日本人により適合し、十二分に働いていることを意味する。
法律、例えば少年法も、時代によって可変でしかるべきであろう。
しかし、現在、あえて改正を敢行する動機はない。
十二分に働いている犯罪抑止機構のバランスを崩す必要はない。
法改正はやり直しが効かない手段である。
それに、少年法改正の効果そのものもかなり怪しい。
たとえば厳罰化にしても、日本よりもより厳罰がしかれている国々の方が、
おしなべて犯罪率が高いというのは笑い種にもならない。
莫大なリスクが予期され、バランスを崩しかねない法改正は、今は必要な時ではない。
6 :
名無しさん@1周年 :2000/10/11(水) 23:54
警察と公立校を主軸に教育、矯正ってのは、よほどの貧困地帯でも
なければ成立しないのじゃ?
7 :
名無しさん@1周年 :2000/10/12(木) 16:38
法律変えたところで、そのしわ寄せが
教育なり何なりにくるだけでしょ。
所詮、対処療法じゃ何も実はないということさ。
8 :
名無しさん@1周年 :2000/10/13(金) 04:43
老害がなくなれば人心が乱れることもなくなる。
9 :
名無しさん@1周年 :2000/10/13(金) 04:59
14歳で成人にしちまえばいい。
10 :
こぴぺ :2000/10/13(金) 05:32
「青少年の凶悪化」がしきりに騒がれている。その議論をきっかけに今の少年法のシステムは破綻しているから厳罰化で対処せねばならない、という見方が一部に出てきている。だが、ちょっとまってほしい。
戦後の数十年間の犯罪・非行統計をきちんと調べてみると、意外なことにほかの先進諸国の傾向とは異なり、最近の青少年は昔に比べてはるかにおとなしくなっている。最近、年齢層別殺人率を十年ごとに算出した長谷川眞理子・早大教授が、青少年が「殺人」で検挙される割合は、戦後一貫して低下している事を指摘して反響を呼んだ(『WEDG』五月号ほか)。私も統計を検討し直してみたが、殺人率の低下だけでなく、全体として、青少年は決して凶悪化しているわけではない、という結論に至った(『教育学年報』世織書房、十月刊行予定)。
では、「青少年の凶悪化」という虚像はどこからくるのであろうか。ここでは、センセーショナルな報道に走るマスメディアの責任を二点指摘しておきたい。
第一に、凶悪非行への関心を喚起しようとして警視庁などが発表する、部分的で短絡的な数字や解釈を、メディアが無批判に垂れ流しているという点である。
たとえば、「凶悪非行の低年齢化」という見方には事実誤認が含まれている。発生率では、年少少年(十四、五歳)の層の凶悪化を示す、一貫した傾向は見られない。細かな増減はあるが、極めて低い水準で推移している。むしろ、中間少年(十六、七歳)や年長少年(十八、九歳)で検挙される者が大幅に減少してきた(特に年長少年)ために低年齢の少年が目立つようになっただけである。
同様のことは「粗暴犯のうち少年が占める割合が過去最高になった」という報道にも当てはまる。少年の粗暴犯の発生率は、三十数年前と比べると半減している。だが、成人(特に二十代)がそれ以上におとなしくなったため、見かけ上、少年の占める割合が上がったにすぎない。「死に至らしめる事件を起こした少年」がここ数年急増している、と報じられることもある。だが、増加分の大半は「傷害致死」で、多人数がかかわったとされて一網打尽になる者が増えているのである。一九九八年でいうと、八二%が四人以上の「共犯」である。それゆえ、被害者数が激増しているわけではない。私の推計では、被害死者数は依然として、六十年代半ばの四分の一から五分の一にとどまっている。
更に、警視庁発表などの報道は、減少・沈静化しつつある罪種よりも、増加傾向にある罪種を強調しがちである。また、「昨年に比べて激増」「過去五年間で最悪」などと発表されるものは、その直前の時期までさかのぼってみると、やはり現在のほうがはるかに減少していることがよくある。先日、警視庁が今年上半期の非行状況をまとめ、各紙とも、「凶悪化」という見出しでそれを伝えた(四日付朝刊)。だが、そこでも、たまたま殺人が極端に少なかった昨年の数字と比較されているなど、強引な解釈が目立った。
要は、統計数値や解釈の妥当性に関するチェックが必要なのである。
11 :
こぴぺ :2000/10/13(金) 05:33
第二に、ごく例外的におきる重大事件に対して、不必要なまでに微細に報道し、解釈しようとする、メディアのあり方が問題である。
かつての報道は、事件の経緯をたどることに重きが置かれ、その背景や動機は簡潔な紋切り型の表現で片づけられていた。佐賀のバスジャック事件がもし数十年前に起きていたら、「内向的」で「学校嫌い」で「世間を怨んでいた」というふうに、簡単に片づけられたはずである。
ところが近年は、ごくまれにしか起きない例外的な事件に対しても、青少年全体の病理を代表しているのは、という視点から、細かな詮索や解釈がなされるようになった。その結果、「いつでも、どこでも、誰にでも」起きてしまうのかのような錯覚が生まれている。しかも、他者には簡単には分からない「心」の部分を「事件発生のカギ」とみなすようになったから、どんなに周辺情報を集めてみても、「解決」するわけがない。不安を募らせるだけである。また個々の事件がもらさず報道されることで、少年事件が格別増えたような印象をもたらしてもいる。
希有な事件の報道では安易な一般化は慎むべきだし、事件と関連の薄い情報の氾濫は、単なる「覗き趣味」にこたえるものでしかない。
最後に、現状の病理面にばかり注目する傾向が強いメディアが見落としがちな、重要なもう一つの点を指摘しておきたい。右で触れた、十代後半から二十代の青少年の凶悪犯や粗暴犯が減少してきたという事実が示すのは、現行少年法のもとでの保護システムが、それなりにうまく機能しているのではないか、ということである。
科学警察研究所の調査などによれば、約九割の非行少年は、一、二度捕まったら非行をやめている。保護観察や少年院への送致など重い処分を受けた者もその後、大半は更正してきている。そうであるがゆえに、二十代の犯罪率が他の国に例のないほど低下したのである。
少年法を改正して成人並みの処遇をおこなうことは、更正不可能な若年成人を大量に作り出す危険性をはらんでいる。犯罪者の大半は、執行猶予がついたり、実刑の場合でも数年後ないしは十数年後には出所してくる。少年たちに刑事罰を科しても、この点は変わらない。
七十年代以降、厳罰化の方向に向かった米国では、自暴自棄になった大量の若者たちを生み出す結果になっている。「犯罪大国」の悪循環から生まれた理念や制度を、我が国がまねようとするのは愚行である。
もちろん、被害者やその家族の応報感情に対応できる制度的処置など、考えねばならない点はたくさんある、しかし、性急な法改正で現在の保護主義的な枠組みの長所を失うのは、リスクが大きすぎる。同時に過剰な不安をあおるメディアのあり方が反省されねばならないだろう。
12 :
774 :2000/10/16(月) 01:59
>「死に至らしめる事件を起こした少年」がここ数年急増している、と報じられることもある。だが、増加分の大半は「傷害致死」で、多人数がかかわったとされて一網打尽になる者が増えているのである。
そんな事いってもさー。犯罪をただ見てたなんてヤバくない?
関わった人が全員同じ罪だとは言わないけど、ブレーキをかける正義感は何処に逝ったかねー。
age
14 :
名無しさん@1周年:2000/11/14(火) 01:14
コワレ系、崩壊性の凶悪犯罪はかえって増えるんじゃないの?
どうせ死刑になるんだからと開き直った犯人に怖いもの無し
そのぶんおそろしい気がする
15 :
名無しさん@1周年:2000/11/14(火) 01:27
厳罰化だけの少年法改正宣伝する人たちは
犯罪減るより増えたほうがいいのだろうけどね
彼らの目的には関係ないからね
16 :
名無しさん@1周年:2000/11/14(火) 02:05
厳罰主義の人達は犯罪増えたほうがいいんでしょう
増えたら増えたで、もっと厳罰化を訴えるだけ
果てしなく
17 :
名無しさん@1周年:2000/11/23(木) 22:56
東大で教育社会学やってる広田照幸の文章だよ
朝日新聞の夕刊に載ってたやつだったけ?
歴史的なアプローチをする人。
個人的には結構好きだな。
19 :
age:2001/01/08(月) 01:37
あげ
20 :
名無しさん@1周年:2001/01/13(土) 07:51
刑法学者はたいてい厳罰化に批判的だけど、国民の法感情
を蔑ろにはできないね。もっとも、刑法理論の主潮流から見れば
なかなか踏み切れないのはわかる。
でも、粗暴犯は増えたね。
21 :
名無しさん@1周年:2001/01/15(月) 06:39
厳罰主義は反対だけど、やはり何がしかの処遇方法改善は必要。
22 :
名無しさん@1周年:2001/01/16(火) 11:26
もっともだが、平凡な見解だね。
23 :
名無しさん@1周年:2001/01/21(日) 11:01
でも、仕方ないよ。
24 :
名無しさん@1周年 :2001/05/21(月) 21:54
age
25 :
あhr:2001/05/21(月) 22:54
>やはり何がしかの処遇方法改善
厳罰化以外の具体例を聞かせていただけないだろうか。
26 :
マロニー警部補:2001/06/11(月) 06:22
人権など無視して羞恥刑を実行すればよい(米国のいくつかの州が実行)。
素っ裸にして泣くまでオシリペンペンの刑。それをNHKで全国放送するのだ。
ワルの美学なんて、全国的に恥をかけば崩壊するもんである。
27 :
マロニー警部補:2001/06/11(月) 06:26
↑これは厳罰化といえる。
28 :
ななしさん:2001/06/11(月) 08:17
アメリカというのは、そんなに治安の良い国なのかね?
少年犯罪報道なんて、典型的なモラル・パニックじゃん。
29 :
お願いします:2001/06/18(月) 02:42
30 :
名無しさん:2001/06/18(月) 05:11
31 :
age:2001/07/01(日) 15:07
age
age
age