吉本隆明他のオウム真理教擁護について

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1名無しさん@1周年
古い話で恐縮ですが、俺は忘れてやらんぞ。
吉本隆明、芹沢俊介、中沢新一…。
朝原を偉大な宗教家と持ち上げて警察の介入を阻害し、テロ事件が起って
以降は知らん顔の恥知らずどもについて語ってください。
2名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 03:34
吉本さんはどうして評価しちゃったのかねぇ?
3名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 05:16
吉本は知らん顔じゃなかったでしょ。
キリストになれるチャンス逃したって言ってなかった?
4名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 07:10
今でも評価してますよ。
5名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 12:02
>4
吉本は朝原のどういう部分を評価してるんですか?
そもそも偉大な宗教ってのがありうるのかについてすら懐疑的なのだが。
6名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 12:36
仏教研究してる松岡正剛の方が根本的にオウムを評価してるよ。
オウム=仏教という前提での宗教そのものの危険性をね。
これは吉本も中沢も同じ。
もちろん犯罪に関しては批判してる。
7名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 12:38
オウム=仏教ってどっから出てくるんだ?
奴等が仏教だと自称しているだけであって、全然違うじゃないか。
8○刊行年 1995標題 【宗教・ こころ】吉本隆明氏に聞く(1)弓山 :2000/09/09(土) 12:42
 僕は思想家麻原を評価する根拠が一点あるんです。それは『生死
を超える』という本の前 半部で、麻原さんが修行の過程と段階とを
とても実感的に説いていて、はっきり体験的に表現している点 で
す。仏教系の経典とか本とかで、日本の奈良朝までの修行僧が、何
をやっていたのかは『生死を超える』 を読むと、ああこういうこと
をやっていたんだ、ということが全部言われてしまっています。僕
は『生死 を超える』という本は『チベットの死者の書』や仏教の修
行の仕方を説いた本の系譜からいえば、相当重 要な地位を占めると
思っています。あそこまで言ってしまったら、仏教の修行の秘密や
秘密めかしたとこ ろが何もなくなってしまいます。つまり、相当な
人でないとここまでやれないよ、と思うのです。やっぱ り相当な思
想家だと思います。だけど、本当はまだ不明なところがたくさんあ
るわけです
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吉本はようするに朝原のヨガに惚れたってことか?だとしたら相当情けないな。
9名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 12:43
>オウム=仏教という前提での宗教そのものの危険性をね。

もうちょっと分かるように説明してください。
10名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 12:50
「宗教は現世の倫理を超克する」って主張するならさあ、「サリン事件は良くない」なんて腰の砕けたこと言うんじゃねえってんだよな。
11名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 13:09
>10
ヨガの技術について評価するだけだったら、ここまで物議をかもさないんだよね。
それだけだったら、「あの医者は患者をエイズにしたが、手術の腕は評価できる」
というのと同じで、それがどれだけ意味のある言説かは置くとしても問題はない。
問題は宗教家、思想家としての評価であって、それに関して吉本がなした具体的な
論て、例の造悪論くらいしか知らないのだが、他にあるのか?
例の造悪論というのは、親鸞の悪人正機説をまったく勘違いしたやりかたで持ち出
してきた失笑物の発言で、朝原はあれだけ悪いことをやったのだから、さぞや成仏
しやすいだろうと(爆笑)。
まあ、ボケ老人てのは惨めなもんですな。
12名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 13:48
>オウム=仏教ってどっから出てくるんだ?
パンピーにはそうとしか見えないでしょう。
仏教界はどうしてオウムを批判しないんだという疑問は一般的にあったから。
真っ先に批判したのはキリスト教系でしょう。

「宗教は現世の倫理を超克する」という感じで宗教は基本的に全部危険と
いうのが松岡正剛の主張だったのでは?
臨死体験などで麻原の体験談を讃めちゃったのが吉本の失敗でしょう。
もともとイエスの方舟とかも讃めてたから、何か反体制的なら好きなのでは。
臨死体験=出生記憶ということでは三島由紀夫のことも讃めてましたね。
三島もヘンなことやったけど、他人を殺してないから許せるかな。
13名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 14:39
>>オウム=仏教ってどっから出てくるんだ?
> パンピーにはそうとしか見えないでしょう。

終末思想の仏教なんてないとおもう。一般人の俺から見ても。

>「宗教は現世の倫理を超克する」という感じで宗教は基本的に全部危険と
> いうのが松岡正剛の主張だったのでは?

まあそういう認識はあってもいいけどさ、それが「現世の倫理の超克」=「宗教として偉大」
って結びついてしまうのはおかしいと思うわけ。
朝原を偉大だと評価するなら、その評価の軸ってのが何に依るのかを示さなくちゃだめだと
思うんだが、中沢にしても、朝原の革新性を言い立てるだけで、なにがどうだから偉大なの
かは説明してないんだよな。

>何か反体制的なら好きなのでは。

なんか結局これに行き着くような気がしてうんざりなんですよね。
14名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 14:44
吉本は麻原が羨ましいんだと思います。
要するに、自分の思想では他人にあれほどの影響は与えられない。
人を殺させることはできない。
思想家の宗教家に対する羨望を感じます。

 
15名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 20:03
結局、思想家ってせこいし、宗教家ってオウムも含めて信じられない。
反体制なんてカッコつけもう通用しないし、給料安いとか、次のバイト見つからない
とか、どれも自分で解決しなきゃなんないじゃん。

偉大な宗教なんてあんのかな。
三島の行働だって全然凄くないじゃん。
16名無しさん@1周年 :2000/09/10(日) 01:03
オウムは92年ごろまでは、ウサンくさいことはあるけど
仏教もどきには珍しい出家中心なんだね〜〜
程度の理解で一旦忘れさられた。
オウムのライバルは幸福の科学や統一教会だった牧歌的な
時代が続いたので宗教マニアの間では関心が薄れた。
(中沢のオウム関与っていつごろのハナシなのだろう??
選挙で負ける前?負けた後の国家ごっこやりだしたころ??)


麻原をベタ褒めする人って、池田大作ベタ褒め屋よりは
3ケタも4ケタも少なかったと思うが(サリン事件前)
評価している人のそのポイントは、

●出家修行させてる
●葬式仏教じゃない
●J仏教批判(笑)

程度じゃないのかな?
日本の仏教がいい加減すぎたから彼らのハネ上がりを
面白がっていたっつうカンジ。
17名無しさん@1周年 :2000/09/10(日) 09:01
要するに、原始仏教に見えたわけです。
18吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 13:31
> ●出家修行させてる
> ●葬式仏教じゃない
> ●J仏教批判(笑)

オウムが仏教だとかいう観点をはずしてみるとだね、三つ目はともかく
最初の二つはラディカルな新興宗教なら大抵備えておるのではなかろう
か。
19浅田彰×中沢新一 :2000/09/10(日) 13:43
−−−
 ・浅田・ その点に関連して、こういう傾向はいわゆるポストモダン多元主義の責任だという議論がありますが、冗談じゃないと思いますね。僕はそういう別世界なんてないということし
か言っていない。中沢さんでさえ、この現実と違う世界をエキゾチックに描き出して若者たちを誘惑したとは思わない。一見そのように読める部分でも、それは本当はユーモアをもって書
かれていて、「よくこんなこと言うぜ」と言って笑いながら読めるようになっている(笑)。そんなこともわからないやつは、たんなる馬鹿でしょう。中沢さんの『チベットのモーツァルト』を読ん
で、本当に幽体離脱みたいなことが起こると百パーセント信じ込んで、自分も同じことをやってみたいと思ってオウム真理教に入信した馬鹿がいたとして、それは中沢さんの責任だと言
う人もあるけれど、僕は書き手はそんな愚かな読者のことまで責任を取れないと思う。
−−−
 ・浅田・ 大衆は愚かなものだから、彼らが誤読するような書き方をしてはいけない、なんて言うとすれば、それこそまさに傲慢だし、そうするとものすごく退屈なことしか書けなくなる。
むしろ、ものを書くときは、つねに最高の読み手を想定して書かなければならない。
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ちょっと許し難いかな〜?
20名無しさん@1周年 :2000/09/10(日) 14:43
むしろ、評論家、学者のたぐいはサリン事件以後に興味を
もったのでは?
90年代の連合赤軍事件として。
21名無しさん@1周年 :2000/09/10(日) 15:50
>つねに最高の読み手を想定して書かなければならない。

だから書けないのか。
22ななし :2000/09/11(月) 01:36
芹沢俊介さんは、山梨のローカル紙で、
「オウムは人口過多の現在にあって、人口調整を行ってくれる天使のような存在」
というようなことをノー天気に述べておられました。
あなたから死んでくれると非常に助かる。
23名無しさん@1周年 :2000/09/11(月) 01:55
オウム=仏教

その図式が有効な理由は、
仏教と言われている9割の言説がヒンズー教と儒教の
コピー&ペーストを仏教だと思い込んでいるから。

仏教徒で麻原のバカげた行動を笑えるヤツは世界でも
数人しかおらんでしょう。
24考える名無しさん :2000/09/23(土) 02:11
江川昭子のオウム批判本は89年かそれ以前に出版されてたね。共産党の出版社から。
その頃岩波書店なんかはオウムコーナーを作ってオウムの本をたくさん陳列してた。
オウム批判するのは直接の被害者と共産党だけで、左翼一般や市民運動はオウムに
シンパシー持ってたね。サリン事件後の逮捕が始まった時点でもオウムに味方して
た人は少なくない。今捕鯨反対運動や環境保護やってる人にたくさんいますね。
原理運動・統一教会を批判してた人でオウムには同情的な人が多かったのが不思議。
一貫して反対してたのは共産党と街の保守的なおじさんおばさんたちばかり。
25名無しさん@1周年 :2000/09/27(水) 18:08
結局の所、オウムを擁護していた連中というのはそのことについてなんら道義的な
責任をとるつもりはないのでしょうかね。
同時に無差別大量虐殺も、オウムの教義の導く必然として肯定するならば思想家と
して一貫した態度だといえると思うのだが、どっちつかずというのはなんとも情け
ない。まさに恥知らずですね。
この件というのは言論人として致命傷になってもおかしくないと思うのだが、平気
な顔で仕事を続けているのでしょうか。なんか許せないな。
26名無しさん@1周年 :2000/09/28(木) 00:24
>25
しかしオ25で批判対象となっているオウム擁護派は
吉本や芹沢や中沢といった評論家ではなくて、

「破防法適用、オウム対策法案、宗教法人関連法の見直し改正、議論も
いっさい許さない!」

といっている人権派活動家の凡庸な主張なのでは?
27>25 :2000/09/28(木) 13:56
ま、「悪魔払いの戦後史」とか読んでくださいよ。
よぉく分かりますよ。彼等の体質がね。
28名無しさん@1周年 :2000/09/29(金) 11:26
>左翼一般や市民運動はオウムにシンパシー

というのは破防法適用反対や微罪逮捕についての批判のことですか?
これらは公安批判、警察批判であってオウム擁護ではないとおもいますけれど。
それ以前、オウムの犯罪が明らかになる以前の左翼一般のオウム擁護というの
は具体的にどのようなものなのですか。
例の拉致された弁護士を救出せよと呼びかけていた人々、あれなどはまさに市
民運動そのものだとおもいますがね。

「進歩的文化人」とひとくくりにして語るやり方はあまり知性的とは思われな
いですね。みんなそれぞれ個別の問題に対しているわけですから。
29名無しさん@1周年 :2000/09/29(金) 12:36
>28
そうだよな。神奈川県警の初動捜査が遅れたのは、坂本さんが
サヨ弁護士だったからだもんねぇ。少なくと、坂本事件の捜査
を警察に要求してたのはサヨ系のひとだな。
30名無しさん@1周年 :2000/09/29(金) 13:56
政治思想板じゃないんだから、

サヨク=進歩的←→ウヨク=保守

なんていう二項対立の図式で話をするのはやめよう。お願いだから。
批判の対象は具体的にお願いします。
31名無しさん@1周年 :2000/09/29(金) 19:41
>24さんの文面での指摘は>28さんの「破防法適用反対や微罪逮捕についての批判」以前の
時期のことではないですか。オウムというヘンな宗教が現われて教団内でのレイプや待遇、
寄付の強制などで江川さんがオウム批判をはじめた時に一生懸命だったのは国労や共産党
だけだったのは確かです。坂本弁護士事件でのオウムへの抗議などを国労の宣伝車でやって
いたのは報道もされてますし。他方いわゆる進歩的な人たちやインテリはオウムに好意的
だったでしょう。ここのテーマになっている吉本、中沢両氏だけではなく市民運動関係レベル
の人が「オウムと統一協会は全然違う問題で、オウムへの疑念はない」と主張してたのは
直接聞いたことがあります。これは当時盛んだったniftyserveのパソコン通信上でも大きな
話題になってましたから。
32:2000/09/30(土) 00:01
>31
興味深いですね…。
できれば当時の詳しい状況を知りたいです。
WEB上に何か参考になる資料等ありませんか?
33名無しさん@1周年 :2000/09/30(土) 01:23
オウム評価が左右に割れる、などという珍妙なトンデモ議論が
まかりとおるのはオウムが徐々に暴力団の下請的存在になっていった
ことも影響しているでしょうね。
34名無しさん@1周年 :2000/09/30(土) 11:12
>33
もうちょっと展開した解説きぼーん。
35名無しさん@1周年 :2000/09/30(土) 21:49
ここを読めといわれたので、読んでみた。読んで俺は言葉を失った。
何と言えばいいのだろうか。そこには真実がびっしりと書き連ねられていた。
こんな文章は見たことがない。 全身が感動で打ち震えるのを覚えた。
一体だれが、こんな文章を書いたのだろうか。嘘偽りのない、
まさに血の滲んだ真実の言葉が俺の脳髄めがけて飛びこんでくる。
すさまじい。本物の苦しみを知っている者だけがかもし出すことのできる、
怒りがそこにはあった。本当の痛みを知っている者のみが知る優しさがあった。
俺はいま嗚咽している。
こんなに感動したのははじめてだ。一体、
この文章を前に何を書けばいいというのだろうか。
いや、何も書くべきでないのかもしれない。
俺が長年追い求めてきた、真実の雄たけびがここにある。
ニッポンとは不思議な国ではないか。こんな文才をもった人間が、
なにげにネットに書きこんでいるのだから。
まったく世の中とはわからないものだ。
どうやら、わたしは君にすっかり惚れこんでしまったようだ。
このキモチを隠すことはできない。
あふれんばかりの愛を君にささげたい。私はこう見えても尽くす男だ。
一度惚れこんだ相手には地獄の底までついていくつもりだ。

小説はここにあります。
http://hf555666.hoops.ne.jp/

ここは、匿名掲示板で誰にでも自由に書ける掲示板ではなかったのか。
それなのに、どうして管理人や削除人は削除依頼も出ていないのに
好き勝手に削除したり超常現象様を追い出そうとすのだ
36吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 22:02
左翼の間ではオウムは評判よかったのにね。
「おれたちの若いころもあそこまでやれなかった。」と言ってた。
37(ナツ) :2000/09/30(土) 23:43
そういう発言を見ると左翼がいかにカスであるかがわかるよなあ。
38名無しさん@1周年 :2000/10/01(日) 01:28
お願いだから、批判は具体的にお願いします。
このスレッドはオウムに関する言論人の発言を取り上げて個々に断罪するのが
目的ですから。
政治思想板みたいなやりとりを見るのはうんざりです。
39名無しさん@1周年 :2000/10/01(日) 01:36
ということで、オウムに関する発言もっと頂戴ねー。
40名無しさん@1周年 :2000/10/01(日) 02:13
「左翼」というレッテルの中で「共産党」だけがいつも違う、
少なくとも「市民運動」や「左翼一般」とは違うという事実を直視
しないと何も理解できないでしょう。共産党が善いか悪いかではなく。
オウムを「バカ」の一言でかたづけた浅田彰氏も共産党とは見解が
同じケースも多いですし。その浅田氏が中沢氏を擁護?したのは
それなりに意味があることです。オウムの早坂が「マルクスを超えて」
という本を出してオウムの優位性を主張した事実も見逃せないものです。
オウムに関する言論人の存在も、その言論を支える支持者や読者あって
のことなので、むしろ言論人を叩くよりも当初オウムに無関心だった
一般人や言論の読者の方をテーマにする方が価値があるのではないかと
思います。オウム所有の金塊と同じ平壌製造の金塊を所持していた自民党の
金丸などの方が問題ですね。オウム関連事件では保守勢力など左翼のカス
以下ですから。
4131
>32
10年ほど前のniftyserveの掲示板でのことです。
毎日オウムや反オウムまたは原理運動と反原理運動の激しいやり取りがあり、雑誌でも
いく度か取り上げられたと思います。だいたい反原理運動が市民派の活動家たちのようで
反オウムはもっと一般的な方たちだったと思います。オウム幹部の反論やテキストもありました。
印象的だったのはオウムが強制捜査される数日前に捜査の予告が掲載されたことです。このことは
その後オウム事件全般との関係で話題になったようですが。掲示板は古いテキストから消去される
タイプだったのでどこにも記録は残っていないと思います。他にniftyserve内のHPに相当する
会議室とかフォーラムというものでオウム関連のやり取りなどを読んだことがありますが、これは
記録がniftyserveに残っているかも知れないです。個人的にはパソコン通信からインターネットに
鞍替えしたので現在のniftyserveは使うことがなくなりましたが。当時のniftyserveはまだまだ一般
消費者の使用が少なかったと思います。