マル激】ホラを吹く左翼【宮台真司・反原発

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371名無しさん@社会人
〔宮台真司先生のご高説〕
  
「自己決定権とは、他人に迷惑をかけない限り、たとえ本人にとって結果的に不利益がもたらされようとも、
自分のことを自分で決められる権利のことで、
十八世紀のスコットランド道徳哲学や十九世紀の英国の自由主義哲学の自由に関する議論において彫琢されてきた概念である」キリッ
372名無しさん@社会人:2013/08/25(日) NY:AN:NY.AN
十八世紀のスコットランド道徳哲学とはフランシス・ハチスン、その弟子であるA.スミスなどを指す。
デイヴィッド・ヒュームも含まれる。しかし彼らの著作のどこを読んでも自己決定なるものの匂いすらない。
グラスゴー大学でのフランシス・ハチスンの恩師シャフツベリーに遡っても、自己決定とは対極的な
思想の存在は確認できても、珍妙な自己決定に類するものは、もちろんない。
自己決定はJ.S.ミルの自由論で展開された概念である。同時代にこのミルの自由に対して、
英国の保守思想家のジョン・アクトンが激しく全否定する反駁をしたごとく、
彫琢がなされた形跡は全くない。いったい誰が彫琢したというのか。
宮台は具体的に名前を挙げなければならない。嘘や作り話はいかがなものか。
宮台はドイツのルーマン社会学を専攻して権力の予備理論を博士論文としてまとめたが、
それ以前もそれ以後も、英米系の政治思想に関する知見は空洞であり、素人のレベルにすらない。
無知は許されても、嘘ではそうはいかないことぐらいは自覚して欲しい。
373名無しさん@社会人:2013/08/25(日) NY:AN:NY.AN
そろそろ東電にデモしてもいいんじゃないか?
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1322289749/
374名無しさん@社会人:2013/08/25(日) NY:AN:NY.AN
米英では保守主義者がリベラルと対決する構図であり、しばしば邦語の自由主義という意味が全く無い場合も多い。
J.S.ミルについていえば、社会主義者であって、その自由決定という概念は、英国を社会主義社会に
改造することを目標として、英国民が伝統と慣習から離脱するのを促すために創られた、革命扇動の
キャッチフレーズのひとつであって、社会全体を無徳と背徳の放縦の自由の巷と化すための劇薬以外の何物でもない。
しかしJ.S.ミルにも多少の常識は残っていたようで、自己決定を未成年には認めてはならないと明言している。
一方宮台真司は自己決定の年齢を無制限に引き下げている。
つまり、宮台のこのような考えはミルとは全く無関係である。