◆【いじめ学の時代】内藤朝雄B

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937名無しさん@社会人:2011/10/28(金) 20:51:09.80
東大名誉教授に水揚げしていただくと、お心づけが違うのよねぇ・・・。
938名無しさん@社会人:2011/10/28(金) 20:57:44.82
だからKさんと筆おろし済みだってば。
939名無しさん@社会人:2011/10/28(金) 21:16:19.85
筆を上げているかおろしているかではなく、
公式に東大名誉教授家の方に水揚げされたとなると、
その後の地位が違うのよねぇ。
940名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 00:11:48.81
ストレスとか 管理教育。いじめの原因となりうるか?
ttp://www3.ocn.ne.jp/~opazuma/kouen2.htm
ttp://tomo-club.com/kyoiku4.htm

管理教育の目的めいたもの?
ttp://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-201.html

ハリ逃げすまぬ。
941名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 00:55:46.42
>>940
一方、自●の森学園なんかDQN生徒が個性尊重の美名のもと野放しにされていることが
非DQN生徒のストレスの原因になってそうだな。
942名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 02:26:50.18
>>940
ひどいしつけや虐待スレスレのしこみが、
子どもたちに高いストレスとなり、
そのはけ口としていじめられっこといじめっ子の階層形成・固定化につながる
という説明なら理解できる。
ただし不登校は悪くないのに絶対悪扱いなのは間違っている。
また、よく分からないことになら何でも「ストレス」というレッテルを貼ることも
ひところ流行った「AC」「人格障害」「発達障害」と変わらないのでは。
このサイトの場合は恐怖・不安で説明できてニュアンスをとりやすい。
943名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 02:31:24.59
>>941
ここだけの話、もれが関わったフリスク・塾等の一部では、
そこのボスがみな下品なDQN系。

偏差値から礼儀作法、世知に至るまで利口な連中ほど
バカバカしさをいち早く見抜き、泣いたり白けたりして崩壊させられるか、
もっとめざとい奴らはなるだけ深入りしないようにしていた。

もれは世間知らずだったから、なんとかそこにふみとどまって改良しようとしたが
泣かされたり吐かされたり騙されたり裏切られたりすることの連発に
さすがに燃え尽きたよ。
944名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 02:38:54.17
>>943
誤解のないよう言っておくけれど、これはフリースクールや
大検予備校やホームスクールのシステム的弱点ではない。
主催者がそのルールやシステムをまったく誤解していたり、
当初のよくできた方針・戦略を守る気をなくしたり、
思考停止や自由主義哲学や資本主義経済に驚くほど無知であることに起因している。
連中が建て前やPC的言葉狩り・表層的言い換え主義以外の面では、
フェミニズムやマイノリティ論から学んでいないことは言うまでもない。
しかもそれは日本のたいていの組織に共通している。つまり上に行くほど
頭が悪い。危機感や問題意識が乏しい。幹部なんて、
無能化された者、自由への恐怖に凍ったもの、JUNK、ゾンビの仲良しクラブだ。
945名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 10:00:16.20
保坂展人氏が管理教育批判以後にさかんに言っていたことだが、
俗流管理教育批判のなかではいくらか見逃されがちだった点だけれども、
子供たちにとっては同世代間の集団による抑圧関係というのがむしろ
細かい校則など以上に重大で、子供たちを苦しめるものとなっている、という。

中間集団そのものがそれ自体で抑圧装置になりうるという点に注目した
内藤朝雄氏の問題意識と提言は、保坂氏が主張した論点についても一定の
解決策を見出そうとしたものではあると思う。

自●の森学園についてよく知らないが、
そこはいわゆるデモクラティックスクールだったのだろうか。
デモクラティックスクールといった場合、
生徒の自治権はどの程度まであるんだろう?
そして自●の森学園はどうだったんだろうか?
そして管理教育が徹底していたようなところでは生徒間関係による集団圧力が
低いという証拠はあるんだろうか? たとえば刑務所のような場所とか。
946名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 11:26:22.91
>>945
そういえば、自分は反管理教育ではなかったが
周りがそれを主張するので同調せざるを得なかった。こういう人の話を聞いたな。

「サルの惑星の管理教育元祖高校」では「クラス一丸」が目標。
年中、クラス対抗○○合戦があって競いあっていた。

管理教育に批判的な生徒でも、それに熱中してた子もいたね。
947名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 11:38:46.45
>>945
別名、自主規制とか、裏校則とか、主体的服従とかいうやつですね。
それはきつかったなぁ。部活がらみのリンチなんて、噂だけでも圧力になりうる。
三十代の今もピアプレッシャーは恐怖。
同世代にも偏差値やジェンダーを問わずその強さは感じる。
948名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 11:42:51.21
「漢字コンクール」「英単語コンクール」があった。
これは昼の休憩時間を削って行われた。
あるクラスでは順位を貼り出し(実名)たし
下位5名の実名を貼り出したクラスもあったし
まったく貼り出さないクラスもあり、こういう所は全くの不管理教育。

ちなみに罰ゲームとして「まっくろけ」なるものがあった。
これは紙が真っ黒になるまで、間違えた単語を書くもの。
949名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 11:42:55.89
>>946
神戸では政治家の息子で、最初は周りのみんながそう言うために
丸刈り強制反対だったが、
やがてそっちのほうが政治的に不利、少数派と判断した後は、
反管理しているほうがおかしい悪いと反・反管理とか、反不登校とか、反フリスクに立場変換。
やはりそういう家の方は変わり身が早いなと唖然としたし、
政治不信への第一歩になったよ。
950名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 12:04:31.73
>>947
部活がらみのリンチ・・
ここのスレ主もひどい目に合ってるよ。
先輩に囲まれて蹴られたり・・取り囲まれて大声で怒鳴られたり・
ちなみに彼は愛知県立東郷高校合唱部出身。

そに先輩をそそのかしていたのが鷲野センセ。
お笑いの「又吉」みたいな顔で、授業では反戦歌を教えるなどサヨクぽいセンセ。
951名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 12:07:48.60
>>949
日本では「転職」の問題はあるが「転向」は一つもない。ある評論家がこう言っていたね。

そんなのアチコチであるよ。
「成田空港を粉砕するぞお」と言っていて
その成田空港から海外旅行へ行ったやつなど山ほどいるよ。俺、俺。
952名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 12:12:48.60
>>948
管理って受験や就活への対策とセットになっていますね。
とはいえ、それは二流・亜流の対策にすぎない。
御三家や県単位でトップクラスの進学校、全国的にも名を知られたエリート学校なら
総じて親子ともにスマートですから、礼儀や小さい頃塾や自主勉強でやったクレペリン検査みたいな、
半熟練工適性テストみたいなものは難なくクリアしている。
または最初から関係ない世界に住んでいるか。小学校からセンターテストかそれ以上の
レベルの問題を解きまくっている人たちもいるので。
また学校→企業へのパイプが派手に漏れ出した地点で
すでに形骸化が進んでいる。

953名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 12:18:25.18
>>952
テッちゃんは日本はルール絶対主義の管理だけがある、教育がないと言っている。
要するに管理って管理されるグループに低開発状態を強いるものなんですよね。
おかしいと分かっていても耐えること・やりすごすことくらいしか選択肢がない。
最終的には面従腹背さえ許されずに、破壊されかねない。
954名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 12:27:36.80
>>947
また職場も学校とニアリーイコールかより激しいピアプレッシャー、
仲間内の相互規制・相互監視→排除の世界なんですわ。
近所の地域社会も同じく。
自由になりたければ海外しかないのかな、それもなるべく小さい頃・若い頃から。
帰国子女や海外経験豊富な方の話を聴くと、そう思う。
もちろん海外もユートピアじゃなく、合う・合わないもある。
955名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 13:03:54.09
>>946
> そういえば、自分は反管理教育ではなかったが
> 周りがそれを主張するので同調せざるを得なかった。こういう人の話を聞いたな。

そういう同調圧力が働いた集団が当時あったんでしょうかね。

特定の反管理教育コミュニティーの中でならあったでしょうが、
しかしそういう集団は反管理教育の考えに同調する人たちが集まる選好集団であって、
同調しなくない人まで囲い込むほどの社会的特権を備えていたとは考えにくい。

他方、学校は選好集団としての性格は希薄で、むしろ義務的な集団。
ここで特定の選好がメンバーに強いられたら逃げ場がない。
最低限、この差異だけははっきり認識し、識別しておく必要はあると思われ。

> 「サルの惑星の管理教育元祖高校」では「クラス一丸」が目標。
> 年中、クラス対抗○○合戦があって競いあっていた。

それはたぶん法則化運動系の管理でしょうね。テイラー主義的合理的管理?
もしくはトヨティズム的管理?
956名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 13:14:51.76
保坂展人氏が言っていたのは、その水準の管理ともリンクしていることだけれども、
さらに若者集団のなかに食い込んだ部分の、「友達が多くなくちゃいけない」とか
そのために「根暗に振る舞ってちゃ仲間外れにされる」とか、そのことをみんな
すごく気にして、細かい校則以上の抑圧・疎外要因になっているというもの。

いわゆる非行少年が学校を闊歩している時代が管理教育によって一掃されたあとに、
いじめ問題が浮上してくる文脈で、電話を通して若者たちの声を聞くという保坂氏ら
が試みた社会臨床的試みの成果として出てきた見解だったのだと思う。

もちろんこれらの子供社会の政治力学を管理教育をうまいこと自らの権力に組み込む
一大テクノロジーを築いて、それを労務管理にうまいこと接続したんだろうね。
957名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 13:46:09.59
>>956
三十代後半のわたしが同世代とのつきあいが苦痛・不安なのも
別の世代、といってもたった数歳違いじゃなく十数歳、数十歳違いの人たちとのつきあいに安らぎを見いだすことも
それが主因だろうな。

演出された明るさと社交性、凍てついた作り笑顔、
日常的に集団とぴったりいっしょであることを求めるマスゲーム風の文化・・・。
半ば強迫意識的な人脈確認、知り合い自慢。
(学校的に価値が高い人たちの名前と肩書きを列挙する。
聞かれなくても高校大学名や有名な先輩、
しまいにはどうでもよい同窓生の名前まで列挙。w
高偏差値の方ほど重症か。)

そこは息苦しく欺瞞的で、真の秀才や変わり種の天才、
少し変わった普通の人たちが叩きのめされる世界。
958名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 13:49:18.44
>>956
根暗・ネアカなんて差別的なスラングですよね。
今ではリア充とか、コミュニケーション能力とかいった
よりきつい高い水準を軽くクリアしなくては
「人格障害」や「発達障害」にされかねない。
959名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 15:15:51.14
>>932
やはり同和出身、高校は名門でも、
大学と中学はトップじゃないことで叩かれたか。
あるいは近年橋下が首都バックアップ構想をぶちあげたり、
脱原発へ意思表示したこともにらまれる一因か。
同和がヤクザな文化や人脈や職業選択と一衣帯水なんて、事情を知る人たちには当たり前。
そんなことを今更騒ぎたててどーすんの、って感じ。
960名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 15:25:41.39
>>941
フリスクやフリスペにも似た問題はある。

特に困ったやつ。いつも人にくっついて時間を取らすやつ。
いじめる側こそ正義のヒーロー、いじめられる側こそ絶対悪と信じるやつ。
自分たちのことは自分たちで決めるという意志・責任感皆無のやつ。
民族・性差別のひどいやつ。
そいつらは周囲が止めてもきかない。理を尽くし誠意をこめても無視・侮辱・中傷する。

学校に行く恐怖や気持ち悪さをまるで理解しないできない親。
不登校は成長の遅れ、要領の悪さとしかみなさないアホスタッフ。
子どもたち若者たちへの理解も人情も責任感もない、
偏屈なエゴイストで建て前とは逆の金持ち至上主義で、話の通じない主催者。
等等。
もうあいつらとは顔をあわせたくもないや。
961名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 15:37:06.95
>>960
グチの続きで悪いな。
ルールと道徳、批判と悪口の区別をいくら言っても分からないミーティング荒らし。
それをミドルティーンも当時40代の主催者もいっしょにやっている。
意見否定と人格否定の区別もないから会議が成立しない。
非論理性や全体への配慮のなさをごまかすして押し通すために泣き出すことも。
幸い、大多数の子どもたちはまじめに取り合わずにいた。

自由主義哲学を学習しないし、自分自身が子ども期からの自由と責任を
知らないため、
社会的立場の弱い者のその自由ゆえの心理的負担や社会的不利の大きさを
これっぽっちも理解しない・誤解しまくる単純・幼稚な学生たち。
962名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 15:42:06.67
>>956
あとは「自分の身を孤立やクラス内最底辺から守りたければ、
派閥を作るか入るしかない」
「同年齢集団の不安やストレス発散のえじきにいつも集中して選ばれたくなければ、
いつも誰か大人数グループとぴったりいっしょにくっついて、
仲良しをアピールしたり、いざというときにぬれぎぬ着せられない証人づくりを心がけないといけない。」
って発想もね。

そこから外れた奴は優等生じゃないとか甘いからいくらいじめてもOKって発想もね。
963名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 16:25:54.59
あとフリスクでは通学するなどころか勉強やるな、
進学や就転職を考えるなという圧力もあった。
またはFランク私大以外受験を認めないなんてのはうちの高学歴DQN親によるもの。
なんで学校と距離をおくだけで
勉強嫌いとかできないとか、向いてないやる気もないと決めつけるよ。

しかし今更、特に3・11以降にわざわざ東大やら東工大に行こうとも思いにくいし、
語学やって海外脱出しか個人的に道はないね。
でもその資金は貧乏人には用意しがたい。自殺しかないかな。



964名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 17:36:07.53
>>管理って受験や就活への対策とセットになっていますね。
まさしく「その通り」なのですが、同時に(あのやり方に疑問・不安を持つ)
教師たちの「免罪符」でもありました。

愛知県県立東郷高校の生徒はオール3程度の馬鹿です(実際は違いますが)
社会に出たら人に使われる階層、私達はその訓練をしてやっているんだ。

それに高校三年間を過酷に過ごしても、少しでもいい大学へ入れてやる事が
彼らのためなんだ。

自分よがりの親切、大きな迷惑です。
965名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 18:03:17.59
>>要するに管理って管理されるグループに低開発状態を強いるものなんですよね。
愛知県立東郷高校初代校長の酒向健氏は、その軍功により
愛知一の名門、旭丘高校の校長に就任しました。
私服登校など自由な校風の高校です。

「東郷のような教育をするのか」と生徒から怒号を浴びての就任でした。
結局、この旭丘では何もせず・・・
その理由は「旭丘の生徒は早弁しとっても、質問するとピタリと答えるんですわ」

それに引き換え、東郷の生徒は馬鹿だから過酷な事をされても仕方がないというわけです。
966名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 18:09:26.10
>>956〜958 960〜963
人間に期待を持ちすぎるんじゃないの?
中島義道先生言うところの「人間は悪事と理不尽を食らって成長する」って道もあるって。
加賀乙彦先生言うところの日本人が幸せを感じられないのは
「他人と自分を比較しすぎるところ」「自分を持っていないこと」。
但し、そうならないようにするには大変な時代だけどね。
967名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 18:21:43.09
>>965
それって原因と結果のすりかえなんじゃ・・・
という疑問はぬぐえませんよね。

旭ヶ丘みたいな全国的に名を知られた公立トップ校の生徒なら、
将来確実に中間管理職以上になる。
その親やら兄弟もたいていはそうだろうとする
見込みにより、
後期中等教育というよりも大学予科のような扱いだったのでしょう。

今でも旧帝大や準帝大などに行くと、
将来大企業・管理職は間違いなしという雰囲気ですからね。


968名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 18:34:15.34
>>967
そうですよね。名古屋で開催された内藤朝雄さんの講演会でも
元教師の方が酒向氏のその姿を嘲笑してました。

酒向氏も旭丘で東郷みたいな教育をやったら、少しは尊敬されたでしょうが。
969名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 18:39:48.11
>>966
別にそれも全部否定してるわけじゃないよ。
どこの組織だってそういう問題はある。
またそういうことを全く経験しないでは、薄っぺらく単調な人間になっただろうしね。
970名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 19:07:31.18
>>964
>社会に出たら人に使われる階層、私達はその訓練をしてやっているんだ。
>
>それに高校三年間を過酷に過ごしても、少しでもいい大学へ入れてやる事が
>彼らのためなんだ。

教師にそういう台詞を吐かせにくいようにさせる社会システム作りも急務だと思われるが
現状の脱学校、反管理に基づいたフリースクール、フリースペースの腐敗ぶりも含めて
日本人が生まれてこの方慣れ親しんできた甘え、怠け、自己責任等々の精神論、根性論じみた思考パターンから完全に自由になるには
はっきり言ってヤクザが足を洗うより難しそうだ。
971名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 19:12:50.91
それはどこぞの管理教育高校の数学教師が更正するより難しい。
管理教育スレで「鉄道運賃表を書いてる下衆」がまともになるよりは可能性はあるが。

どっかの国の植民地になるか(もっとひどくなるか?)
余程の外圧か激変が起こらないとさ。

むしろ、そういう構造の中でいかに進化させていくかじゃない。
972名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 20:22:10.22
>>956 自己レス
誤字訂正:政治力学を管理教育がうまいこと自らの権力に組み込む

>>949
いわゆる「転向」組はどの世界にもいるでしょうね。
学生時代には反管理だったのが、教職員になると管理容認論に転向した
というのは、まさしく分かりやすいパターンですね。
こういう人はけっきょく自分の利害中心である点で見事に一貫している。
本質のところではなんの「転向」もしていなかったんですね。
973名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 20:37:50.05
>>958
「人格障害」や「軽度発達霜害」などが社会的に問題にされるようになることと、
産業構造の変化、および、新自由主義的な自己責任論の台頭の間には関係がある、
という説もありますね。

>>966
> 中島義道先生言うところの「人間は悪事と理不尽を食らって成長する」って道もあるって。

それ、教育論にありがちなんですよ。
大人が子どもの人権を、教師が生徒の人権をいくらでも無視してよいのは、
人権を無視することに教育効果があるからだというわけです。

まさしく中島義道先生がおっしゃるように
「世の中の理不尽さに対する免疫を子供のうちにつけさせるためだ」というわけです。

そして「いじめ必要論」もしばしば中島義道先生流の教育論に依拠しているし、
実際に、いじめっ子たちもそれを口にするわけです。
社会がいじめを正当化する口実をうまくいじめっ子は嗅ぎ分けていて、
そのバックボーンを得て、自信満々にいじめをするから罪悪感の欠片もない。

974名無しさん@社会人:2011/10/29(土) 21:07:46.15
>>970
まぁ親の場合は子どもにふりまわされてということもあるし、
それ以外の主催者やスタッフの場合は「デモシカ教員」ならぬ「デモシカフリスク・スタッフ」もいる。
また当事者がフリスクを作る場合は、自分をほかのフリスクや不登校関係者と差異化するために
不登校本人や親にきつく当たるケースもある。

別に絶対東大とか国立医学部とかいうつもりはないけれど、
あまりにも頭が悪い、不勉強、自分勝手、無責任、使命感のない
嘘とごまかしばかりの主催者や副主催者に当たると不運としか言いようがない。

また親は親できちんと自由主義哲学や教育法について学んだり考えたりしなくてはならない。
うちの親は二人ともそれについては現実逃避的、学習意欲ゼロ、理解力も低かった。
子どもが読んでいる本は悪影響しかないと決めつけ、公立図書館の本までゴミ箱に放り込んだり、
趣味の雑誌まで足でふみにじったり、
かわいがっている犬を理由もなく蹴ったりしてはいけない。
975名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 00:53:24.73
ただ端から見て観客民主主義的に「管理学校もフリスクも問題だらけ」と言うことはたやすい。
しかしいざ実際自分がそれをやる段になったら、うまく実務できるかと言えば、いろんな世間の条件が複雑に絡み合って
なかなか好きにさせてくれないような気がする。
976名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 00:59:34.93
おばさんが自由主義の私塾やろうとしながら躊躇するのもそれが理由なのよね。
ネガティブな話したらだめかもだけど、正直周囲のフリースクールや親の会といっしょにやっていけるかを考えたら、
もう顔をあわせたくない人たちも1人や2人じゃないわけ。
だいたい受験や資格取得に無関係な不毛な知識や経験を得るために
どんな物好きが塾生になったり、
寄付をしたりしてくれるのか。
加速的に貧困化する中、自由なら荒れたりしないのか。
すでにミクスィの一部はそうなりつつある。
近くの公民館で読書会+討論会、帰りに安い喫茶店でお茶会とかを考えるわ。
977名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 02:32:57.82
>>972
転向か。80年代、自分が十代のころから、大学や選抜された学校に入ると、
そうではない大多数を嘲笑しはじめ、やれフリスクだの反管理だの子どもの権利だの、
はては脱原発やゴルフ場反対からブルーハーツの歌まで、
みんなバカやガキのたわごと、未熟さの現れだとコケにする。
就職したらなおさら。
そんな文化は嫌いだった。だから大学に行かなかったということもある。
そのころは大学に行けば保守化どころか無能化すさまじかった。
今風に言えばヘタレかゾンビか。
今も基本的には同じ構図かと思うが。
978名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 09:17:31.38
>>973
あの変わり者も、そんなところでご利用されていたのですか。
東郷の先生も似たようなことを考えて、自己の免罪符としていた気がします。

そういえば畠山鈴香を罵る文集にも似たようなことが書いてありましたね。
「俺達のおかげで、いじめに慣れただろう」だったかな。

ただ「いじめは絶対にダメ!」って論理よりも
「いじめなんてどこにもあるだろう」「どこへ行っても痔の悪いやつと意地の悪い奴は必ずいるだろう」って話の方が
腑に入ってくる部分があります。本当は良くないだろうけどね。
979名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 10:45:13.71
>>978
「こんな理不尽をなめて自分は優しくなった」
「あんな苦労を重ねて能力・人柄ともに磨かれた方もいる」
よくあるセリフです。

ただしその苦労ゆえに再起不能になったり、自殺したり、
かえってひねくれてより能力も心映えも悪くなるケースもありますね。
それにその行為自体が嫌がらせや犯罪や虐待だとしたら、
とても「前向きに考えて乗り切れ!」だけじゃすまされない。
自他への励ましのつもりでそれを使って、かえって人格崩壊を招くのなら、
禁忌にしたほうがスッキリしていいですね。
980名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 11:06:28.22
>>979
思い出しました。
管理教育元祖高校では前の授業が遅れて、次の授業に遅刻すると
土下座させられて「お前らは神聖な授業に遅れて・・」と説教。
怒られて「反省しろ!」と言われても反省しようがない。
教師も何で怒っているのかわかっていないから長い、長い。

こんな茶番劇も「困難を乗り越え、自己を成長させる」という論理にすり替えられた。
981名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 13:30:16.44
その困難を乗り越えるための力をどうやって蓄えるのか、それを知らせない、教えないのも
いじめではないだろうか。
ただ闇雲に「がんばれ、乗り越えろ」というだけではないと思う。
生徒によって、状況によっては一人静かな場所で落ち着いて考えさせるのもまた自己の成長
ではないのか。
982名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 16:51:52.00
>>981
まったく同感です。
管理教育高校の教師というのは「教師に成り立てという未熟な人間」が多く
それ以前に人間性に問題のある方も多く、そこへ想いが行かないんですね。

「駄目だ、駄目だ」と言うだけでなく「何故、それが駄目なのか」を考えさせるのも教育と思います。
983名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 17:11:07.99
>>982
今や八木、山谷ら思想仲間の「九官鳥」状態の某ヤンキー先生をふと思い出したよ。
ナラヌモノハナラヌ、ナラヌモノハナラヌって会津藩の什の掟の一節を意味も分かってないくせに……
984名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 18:02:43.65
>>981
自由教育というよりも放任、というよりも無視・切り捨て教育ですね。
不登校中親にそれをやられて苦労しました。
佐々木賢によれば、学校に親が子を捨てに来るとしか思えない場合もあるとか。
フリースペースでも一部にそれはありますね。
985名無しさん@社会人:2011/10/30(日) 18:04:45.60
私は共産趣味者にして道元禅師の曹洞宗の門徒でもある。

先日、総本山の永平寺へ久々に参拝した。
禅宗だから戒律は厳しく修行は大変で脱走するものもいる。
まあ、脱走してもすぐにタクシー運転手に通報されてしまうのだが・・
ヤンキー先生も一度、総本山で修行してもらいたいものです。
986名無しさん@社会人
>>無視・切り捨て教育ですね。
これから三島先生が予言したところの「精神のスラム化」がもっと進むのでしょうね。
その無視、切り捨てられた子供がどんな大人になるのか。

最近『悪名の棺』から娑婆へ舞い戻った感のある笹川良一が言うところの
日本人は節約・勤勉という当たり前の事を忘れてしまった。