403 :
名無しさん@社会人:
長岡本、熟読吟味中。この本では、Realitaet der Massenmedienが
『マスメディアの実在』と正しく訳され、正当にもシステムの実在が真正面から承認されている。
これにより、日本のルーマン研究者(およびディレッタント)は、端緒問題に関して以下の3つのグループに分岐した。
A.システムの実在を承認するグループ:佐藤勉、東北大チーム、福井康太、長岡克行
B.現象学の知見を参照しつつ、システムの実在を問題視するグループ:吉澤夏子、BB、泰斗
C.前期ルーマンはシステムの実在を承認しているが、後期はそうではないとする中間説:沢谷豊
漏れとしては、Aグループを支持する。少なくとも、Bグループの連中が自説を維持するには、
長岡本を凌駕する水準でAグループの説を反証しなければならないだろう。
・・・・が、面子的にチョット厳しいかもねえww
404 :
名無しさん@社会人:2007/01/21(日) 16:32:05
実際はBを主張している連中だって
方法論としてエスノがいい、というメタセオリーのままだから、
Aのシステムを実在を承認しているのと変わらんよ。
「エスノやれ」と言うならメタ位置をやめて「エスノ」とやらを
実際にやってみせてもらわないと。
それで「エスノ」を本当にやると「社会」「学」にならない、つまり
社会学なんていらない、と言わない限り「エスノ」にならないという罠。