940 :
名無しさん@社会人:2007/05/21(月) 07:48:34
そういう発想が、ナポレオンによる民主主義破壊を招いた。 ヨーロッパでは今ではナポレオンは侵略者。
941 :
名無しさん@社会人:2007/05/21(月) 14:11:22
NPOの多くは事実上ワーキングプア状態になるよ
福祉の現場はますます悲惨なことになっている
「状態になる」ではなく「状態にある」の書き間違いでした
突っ込みどころが変なので0点。
福祉の現場というのはもちろん福祉関連で働く人も含めてね。
481 :暇な現代人 ◆ntKj6XsUcU :2007/01/27(土) 11:43:40
ここでプロ固定(笑)金土日が一言
↓
947 :
名無しさん@社会人:2007/05/21(月) 20:43:08
>>935 中学校が出来たのは知ってるけど、
高校生に当たる年齢の子達の学生証はあるわけ?
通学の定期とか作れるの?
レベルは違ってきたかもしれないけど、
小学生位から通って、10代後半なのに漢字の読み書きや算数が出来ない子らもいるだろ−が。
その子達のやる気が起きるまで教えるのを待つのもどうかと思う。
>>947 高校生(に当たる年齢)でも認められるようになったんじゃなかったっけ?
うる覚えだが。
>小学生位から通って、10代後半なのに漢字の読み書きや算数が出来ない子らもいる
いや、今じゃ登校拒否でも不登校でもないのに普通にそういう高校生が
いたりするからなぁ。
そういう問題ではないんだろうけど、今や公立の底辺校に通ってるのと不登校や
登校拒否でろくに学校行ってないのとじゃ現実的な差はないっぽい。
それはそれで別の意味で深刻な教育問題だけど。
949 :
名無しさん@社会人:2007/05/22(火) 10:18:11
フリースクールは、統一規格はないから説明しにくいけれど、国語・数学など
授業やっているところはやっているよ。
それに独学してる子もいる。
2,3歳からフリースクールに通っている子も、親が教えたり独学したりで
だいたい読み書きそろばんくらいはできるようになっているよ。
学校で教えないと子どもは学ばないなんてウソだよ。
950 :
名無しさん@社会人:2007/05/22(火) 10:21:59
>今や公立の底辺校に通ってるのと不登校や
>登校拒否でろくに学校行ってないのとじゃ現実的な差はないっぽい
ろくにというのは偏見です。やめてください。
だけど、特に家が母子家庭とか、親がリストラされたとかいうときには、
教育困難校と底通する問題はあります。
そういう点を、フリースクール主催者らは認識できていません。
自分自身が多少金持ちだったり、学歴・資格もちだったり、楽観主義すぎると、
その他の人たちの苦労・涙は無視できるようで。
あるフリースペースのスタッフが、ごく最近になって、それも雨宮かりんの本を
読んだあとでも若い世代の雇用問題は、経済ではなく心の問題だと言い張ることには
超がつくほど辟易しました。
951 :
名無しさん@社会人:2007/05/22(火) 10:26:31
あと、別のフリースクールの主催者が、つい3年ほど前までは、人が労働組合の取材をしていると
言っただけで精神を大事にしない物質主義であり、腐敗・堕落していてなげかわしいと、口をきわめて非難していた。
それが、「自称・他称フリーターや派遣やニートの人を取材したいので、誰か紹介してくれ」
と頼むと、上の世代の公務員を紹介して、彼女はバリバリの人だとほめそやして紹介しようとした。
わたしは「2−30代で非正規雇用の人を求めているので」と断わるだけで精一杯だった。
何か批判すべきだったんだけど、あきれてものも言えなくなってしまった。
しかも、彼は数年前までは「ニートは発達障害」「フリーターは自立心が足りない」
などと大声で言っていた。
952 :
名無しさん@社会人:2007/05/22(火) 10:42:42
別のフリースクールの主催者は、偽装請負・派遣について、メールのなかで、
若い人たちが悪いことをしているようだが、あなたはついていってはならないと、
さも迷惑そうに書いていました。
トヨタなどに援助してもらううちに、すっかり頭が経団連化しています。
ドイツでは、「盗品を買う人がいなければ売る人もいなくなる」という論理によって、
不当に労働力を買った派遣先企業を刑法・民法・行政法で罰せられるようにしてあります。
にもかかわらず彼女は、不当に売買されている派遣労働者・従業員を非難し、
派遣先企業や派遣元会社ーー一部には警察も捜査に乗り出しているーーを決して批判しないのです。
ちなみに彼女は九条を守れという活動もやっています。
もうこの人にメールを返送することはないでしょう。
いくらなんでも若者を悪者扱いしすぎています。そして問題企業に甘すぎます。
貧乏な若者の命も健康も、このOという主催者にとっては自分たちの豊かで自由な生活のために
捨石にするべきケガレたものなのでしょう。
それを、日雇い派遣ワーカーたるわたしへのメールに書くなんて、いい度胸されていると思います。
>>950 フリースクールの主催者やスタッフが裕福な社会層に属しているとは思えません。
そういう情報はどこから入ってくるのでしょうか?
フリースクールにかぎりませんが、民間で草の根福祉にかかわる仕事をしている
スタッフの多くは、決して恵まれた労働条件の下で働いているわけではありませんし、
経済的に切り詰めた生活をおくているのが現実のところではないでしょうか。
主催者も多額の負債をみずから背負い、ぎりぎりのところでの経営を強いられている
ケースが多いと聞きます。
ちょっと前にNHK総合テレビで放送されたスペシャル番組「介護の人材が逃げていく」で
介護老人福祉の現場の状況がどうなっているかについてやっていましたよね。
福祉の現場も労働者/利用者の両面からみて同様の問題を抱えているんですよね。
そういえばシューレの掲示板も執拗な荒しを受けて
閉鎖に追い込まれた過去がありましたよね?
書かれている内容からして同種の連中のような気もしますね。
956 :
転載:2007/05/26(土) 21:14:17
324 名前:陽気な名無しさん :2007/05/23(水) 14:32:30 ID:EP0IAZDv (20)
ゲイは病気だ治療の対象だという従来の価値観に逆らってゲイリブは、
ゲイでなにが悪い、ゲイであることに誇りをもって生きていこう!
なんて訴えたんだけど、それを真にうけてカムアウトしたゲイが
ハッピーエンドな人生をおくれるなんて嘘。むしろ悲惨だよ。自殺した奴も多い。
ゲイの当事者は、ゲイリブ左翼がゲイの解放と言っていることなんか望んじゃいない。
本当はノンケになりたいんだよ。だからゲイはノンケに憧れる。
ゲイであることに誇りをもって生きろなんて非現実的な夢物語だし、
当事者にとって有害な物語にすぎないんだ。左翼はみずからの罪の重さに気づくべき。
329 名前:陽気な名無しさん :2007/05/23(水) 14:48:25 ID:EP0IAZDv (20)
>>327 > 自分はゲイなんだー
> ゲイだから……
> って意識してる人のほうが少ないと思うんだけどw
それを意識しろ、ゲイは恥ずかしい性癖じゃない、誇りをもって生きろ
なんて世迷い言を言っているのがゲイリブ左翼プロ市民。
本当は同性愛者なんてなりたくてなったわけじゃない、できればノンケに
生まれてきたかったというのが当事者の本音。
ゲイリブサヨはその当事者の声を踏みにじって同性愛の治療処置を断罪する偽善者。
957 :
転載:2007/05/26(土) 21:15:55
331 名前:陽気な名無しさん :2007/05/23(水) 14:53:06 ID:EP0IAZDv (20)
当事者ばかりじゃない。同性愛の家族をもった人たちにとってもそれは同じ気持ち。
家族に同性愛者をもって幸福だと思う家族はまずいない。同性愛者に罪はないが、
治療までが否定されるのはおかしい。同性愛は積極的に治療されるべきだ。
ゲイリブ左翼のせいで同性愛を治療する方法をさぐる医学的試みも断罪されてきた。
これは悲劇の歴史だ。
340 名前:陽気な名無しさん :2007/05/23(水) 15:13:05 ID:EP0IAZDv (20)
治療は政治の問題じゃない。同性愛を医学の問題じゃなく政治の問題に
すり替えようと企んでいるのば馬鹿左翼プロ市民の連中だよ。
341 名前:陽気な名無しさん :2007/05/23(水) 15:15:33 ID:EP0IAZDv (20)
同性愛は「文化」だとかいうのは左翼の寝言。
それは病んだ文化であって、社会病理であって、それを文化として是認するのは
エイズや麻疹が蔓延したことを文化だといって放置する愚かさと同じ。
342 名前:陽気な名無しさん :2007/05/23(水) 15:20:32 ID:EP0IAZDv (20)
>>339 > あたしはホモ治療なんてしたくないわ〜。ノンケになりたいなんて思わないし。
> ゲイであることなんて、あたしの人格を形成しているほんの一要素でしかないわ。
そう言い聞かせて自己肯定しようとしているんだね。病者にありがちなことだよ。
それは知らないうににあなたも左翼のイデオロギーに毒されている証拠。
958 :
名無しさん@社会人:2007/05/27(日) 12:39:12
差別系荒らしウザイ。
959 :
名無しさん@社会人:2007/05/27(日) 15:02:53
>>953 実際には仕事をするうちに、親の残した膨大な遺産を食い潰していますよ。
家や土地、美術品を手放す。
それを物質主義批判によって隠蔽する。
もう少し地元文化とも折れ合ったり、大事なことは自分たちの秘密にするなどして、
うまく周囲と妥協したり、差別や嫌がらせをすりぬける方法もあるのに、それを一切用いないのは問題ではないでしょうか。
それにあの人たちの儒教から来るのでしょうか、成功イデオロギー、肉体労働や商業忌避のイデオロギーは
人一倍すごいものがありますよ。
自分たちは家柄・学歴があるくせに、低成長時代の子ども・若者に学歴・資格は二の次だと言ったり、
それをそろえようとするとやめるようにとなれあい友達感覚で圧力をかけたりするのは、
少なくとも自分にとって苦痛でした。
十台半ばのあるときから、フリースクールの寮に泊まったり、親の会の人のうちにホームステイすると、
かえって胃が重く痛くなったり、ぜんそくのひどい発作が起こったりするようになっていました。
それだけストレスだったということです。
それよりもひどい家や地域と比べればまだ温かみや楽しさもあって、少しはマシだったのも事実ですが。
>>960 親の遺産を使っちゃうのは個人の勝手だから別にいいんじゃない。
歴史的価値のあるる美術品を散逸させちゃうのは、褒められないが。
>大事なことは自分たちの秘密にするなどして、
>うまく周囲と妥協したり、差別や嫌がらせをすりぬける方法もある
それじゃどこかの宗教団体だよ。
より悪い。
その事の是非は別として、別に地域社会に溶け込もうと活動してるわけ
じゃないんだろうからいいんじゃない。
961 :
名無しさん@社会人:2007/05/28(月) 17:19:50
>別に地域社会に溶け込もうと活動してるわけ
>じゃないんだろうからいいんじゃない。
難しい問題です。というのは、小さな町では、ちょっと悪いうわさが飛んだりすると、
ネチネチしたいやがらせがはじまります。
そうすると、スタッフや子どもたちの(再)就職どころか、アルバイトさえ雇ってもらえなくなってしまうのです。
イタズラ電話・嫌がらせメールなどにも困らされます。
フリースクールを町から追い出そうと地元住民が団結することもあります。
そうならないためには、距離をつくりすぎてはダメだと思う。逆になさすぎても困りますが、そこは
中庸でいくしかない。
実際、そうやって地元社会と妥協しないがためにつぶれたフリースペース・スクールもありますよ。
近所の有力者には、理解を求めるがてら菓子折りのひとつも持ってゆくとか、
ぼんおどりなど地域の行事にも顔を出しておくといったことは大事です。
とはいえ、そうしても、つぶれるのをわずか数年延長できたにすぎない例もあります。
自分的には、もはや形骸化した地域行事に参加しても、仕方がないとも思うのですが、
上の世代の共同体論者がいるとうるさいので、仕方なくという面もありましたが……。
あと、アメリカのほうのフリースクールで、ニール方式をやろうとすると、
地元社会の評判が悪くなるので方針を訂正したら長持ちしているところもあります。
そういうところは、詳しいことは本で見ただけなので分かり難いんですが、
そもそも地元社会がリベラルなのかもしれません。
962 :
名無しさん@社会人:2007/05/28(月) 17:21:56
>>960 それから、秘密にする>大事なことって、フリースクールのなかで子どもが落書きをすることもあるとか、
お酒をやる十代後半の子もいるってくらいのことですよ。あるいは、汚い四文字言葉をノートにかきなぐる子も
いるとか。その程度のことですよ。
その程度のヒミツはあってもいいのでわ。
それであっても、周りにバレると、不良の学校とか、下品な子の学校として
バッシングされ、つぶされかねないのです。
別にサリンを製造するから秘密にするとかいったことじゃありませんよw。
965 :
名無しさん@社会人:2007/06/18(月) 08:38:07
今、大田シューレは活気があるぜ!
過去最高!!
966 :
名無しさん@社会人:2007/06/21(木) 16:35:18
就職率は?
967 :
名無しさん@社会人:2007/06/22(金) 14:44:01
無理して就職する必要もないじゃん♪
968 :
名無しさん@社会人:2007/06/22(金) 15:42:08
基本的にフリースクールは、2、3歳〜18前後までの子のいるところ。高等教育進学率の高い現在、そこでの就職率を問うのはなぜ?
モンドラゴンのような試みも最初は学校(技術学校)からスタートしたんだよね。
今夜のNHK総合で労働問題の特集番組があるよ
どこまでつっこんでくれるかは分からないけどね
972 :
yaya:2007/07/27(金) 10:29:52
社会 学校 個人どれも問題です
973 :
名無しさん@社会人:2007/08/02(木) 07:47:27
シューレも貴戸も信用なりません。
974 :
名無しさん@社会人:2007/08/03(金) 10:20:54
>>971 そもそも、知識中心教育または知性主義・教養主義とかいうものは、このように残酷なものだということは前提にして考えないと。
975 :
名無しさん@社会人:2007/08/06(月) 09:10:08
常野や貴戸らも、知識中心のカリキュラムに染まって、かえって大きな知識を身につけられない結果になったね。
976 :
名無しさん@社会人:2007/08/08(水) 10:14:25
シューレって、なんかハイソ、セレブぶっていて、閉鎖的雰囲気になっている。
977 :
名無しさん@社会人:2007/08/08(水) 18:02:31
シューレを東京大学で非難するシンポがあるよ
大学院?
主催者は「意欲格差社会」を提唱して学校化の復権に躍起になっている苅谷氏あたりかな?
きょう8月8日(水)日本経済新聞夕刊社会面
いじめ・不登校解決の専門家 学校に社会福祉士ら配置
公立で広がる 児童相談所や病院とも調整
昔行った事があるけどあまりまともな施設とは思えなかった。
生徒会長は在日韓国人の生徒が勤めていてその後韓国でエレキギターのライブ
を路上で行っているらしいね。
最近は電車の女性専用特別車両を作るのに貢献したり反戦活動やイラクへの軍隊
派遣に反対するデモ活動に生徒を自発的に参加させているらしいね。
昔行ったときからシューレー内では虐めが常に行われていて一人に対して集団
で行ってロッカールームに人を閉じ込めて外からドカバキ集団で叩いて面白がる
という事などを平気でやっていたらしい。
いつもそうされる人間を作るのを楽しみにしてる不登校児?がとても多くいた
らしい。
人に聞いた話しでは専用の弁護士というのがあいつんちにまた電話してやろう
かと果たして不登校児かと思える児童達とニヤニヤしながら話をしてるのが
普通に見れたりしたらしい。
裁判の傍聴によく児童達を自発的に連れて行ったらしい。
奥地氏によるとそれも生徒が自発的に考えて行ってるらしい。
他の人の話ではそれは将来の実験の為に行ってると今から10年近く前だけど
言っていた。
施設の運営に使っている建物は当時不登校児に理解が無かった時代なんだって
学校に行かない子供達の施設を作るだってと怒鳴られながら色んなところに
頼んでようやくこの場所の人が貸してくれて作ったと言っているが奥地氏の
だんなでその土地は駅前の土地になる予定だったのにならなかったからそういう
のに使わせてるらしいこれは不確かな話だけど。
当時はひきこもりというのは取り扱っていなかったというよりいなかったらしい
けど今は不登校児をへてひきこもりになった二人の息子がそれぞれ独自にNPO
法人を経営している。
当時おくちけいこ氏は裏では暴力的でない児童からおくちきれいこくちゅくちゅこ
せんせいと呼ばれていたらしいけどそれはそういう人種?だかららしい。
遠方から訪ねてきた親子がいて母親が毎日奥地氏が出るテレビ番組、
面にNHKの番組を見てほぼ自分自身でマインドコントロールする感じで
不登校児の自分の子供をつれて来て自分達は近くのホテルで過ごす事にしてたらしい。
その児童はさっそく集団の虐めにあい頭の髪の毛がぼろぼろに抜け落ちていた
らしいその事をその児童の母親?が抗議するとそれはここに来た貴方の子供が
そうなったのがいけないと奥地氏は説明したらしい。
そんなにお金持ちではないようなのになぜか母親?が自分でホテルを取る事を決めて
やってきた親子の家庭はズタズタになったらしい。
母親は奥地氏をなぜか更に崇拝し続けて、奥地氏に電話をし続けたがいつも毒をつく
ような事ばかり言われてその母親自身髪が抜け落ちて言ったらしい。
今度は会報誌?送くれとで騒動を起こしたらしい奥地氏は会報誌はここの人達と
繋がりのある人だけに遅れて貴方は私としか交流を持っていないから送れないと
言ってその事に対してお金を返せと言うとそれは貴方が悪いと言ったらしい。
その児童は母親といっしょに自殺したらしい。
突然無茶苦茶な文章を連続で投稿してしまいすいません。
たまたまテレビに出ていたのを目にしてこういう噂が沢山あるしあまりまとも
な施設には思えずどうも信じている人が多いのでつい投稿してしました。
すいません。
983 :
名無しさん@社会人:2007/08/10(金) 00:57:03
age
984 :
名無しさん@社会人:2007/08/10(金) 14:30:41
きよう まで読んだ
某板の某スレッドに書いたものをコピペ
131 名前:名無しのひみつ :2007/08/07(火) 14:20:37 ID:Au8vY64D
仮病やサボリを完全悪と決めつけすぎの日本人の心の貧しさ
朝青龍がちょっとかわいそーだと思うのは俺だけか
奥地さんの『登校拒否は病気じゃない』という著書に対してさまざまな反響があった
ようだけど、根本問題としてあるのは「病気」とでもレッテルを貼られないと学校を
理由なくゆっくり休んだり、学校へ行かないという「子供の選択」が許されないという、
学校化社会の根にある社会的紐帯の構造、価値観、システム、制度そのもの。
奥地さんがこの本で問題にしたのはそれであり、登校拒否当事者が「病気(症状)」
として表現しているのは、当事者の選択が「選択」としては表現することを許されない
社会であるために、「選択」ではなく「症状」や「逸脱」として〈のみ〉疎外せざるを
えない構造のなかに置かれているということだった。
この構造を問題にしたのがこの本だったのであって、「登校拒否は当事者の選択である」
と能天気に評価している本なのではない。貴戸理恵氏や斎藤環氏らはそこを誤読したのか、
わざと意図的に歪めて解釈することで、批判のための批判、攻撃のための攻撃をしている。
ここでいう学校化社会というのは単に登校を強制している教育制度という意味に
とどまらず、ちょうど労働者階級が資本主義的生産様式のなかで自らを徹底的に
商品化し、雇用市場の価格競争のなかに身を投じなければ生きていかれないゆえに
自由であって全く自由でないのと同じ意味で、学校化社会が学歴社会となって機能
する社会のなかで不登校という選択が現実的に無効になっていることを当然ふくむ。
つまり、学校に行かない選択が著しいリスクを負わされる社会の仕組になっている
がために、結果として当事者主権が無力化されていることを根本的に問題にしている
のであって、登校拒否は個人の選択だからそのことによって差別的に被る学校化社会
におけるハンディキャップはすべて個人の自己責任だという論を展開しているのでも
擁護しているのでも全くない、むしろそれと真向から対峙していることは明らかだ。
987 :
名無しさん@社会人:2007/08/12(日) 00:45:56
>>978刈谷さんは世間知らず。学校の外に社会があること、学校が青少年を社会から隔離し排除していることの見えない学者だ。
「意欲格差」って・・・・・
けっきょく「意欲」しだいだという教育精神論の方向にもっいく苅谷。
社会学者の仮面を被った教育方法学者といったところか。
989 :
名無しさん@社会人:
>>987 確かポールグッドマンやイリイチやライマーたち脱学校化論者・オルタナティブ教育論者たちも、
学校が青少年を社会的接触から隔離して疎外感をもたらしているとか、
実年齢以上の世間知らずで自信のない依存的な「大きな子ども」を作っているという視点を共有していますね。
それらへの言及は苅谷・貴戸らにはない。
大事な文明史的論点を意図的にスルーしているんでしょうか。
>>988日常語におきかえると、がんばりとか、ヤル気とか前向きさとか…。
いくらやる気があって前向きであっても、定員てものもあるんだし…。
本田由紀のハイパーメリトクラシー論のほうが、
よほど時代の傾向を明確につかみとっている。