NPO法人東京シューレ

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196名無しさん@社会人
しかし貴戸さんの言説は文科省のそれにかなり近いですよ。
文科省がシューレ系に向ける冷ややかな眼差しと瓜二つの同じ言説空間を共有
しているという事実は見逃せません。

貴戸さんのスレッドでクックさんのような意見(学校適応主義的意見の最新版)が、
貴戸さんの言説に大いに触発されてか便乗し、再び勢いづくのも、貴戸さんの著作
が動機づける言説空間からして当然の帰結だと思います。
私はそれを予期して貴戸さんの著作に早くから懸念を抱いていましたが、そのことを
予期できなかった桐原さんは(失礼ですが)認識が甘いのではないかと思います。

>>193
貴戸さんらの言説がその背後に文科省(旧文部省)の不登校に対する言説空間を
暗黙に背負っていることを考え合わせると、非公式の草の根市民ネットワークでしか
ないシューレ系の言説空間の影響力はたかが知れています。

影響力が強ければ「現実」を変える力があるでしょう。しかしそれとは逆に、その影響力
のないことを理由に、クックさんらは所詮一時の逃げ場所にすぎないという位置づけを
シューレに与え、批判の根拠に置いているのです。つまりそれはシューレ界隈の言説
空間の力が既存の社会制度のなかでそれだけ弱小であることを熟知しての論法でしょう。