〔学者子ども〕内藤朝雄3〔シューレ叩き〕

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191名無しさん@社会人
なんかブログ荒れてるね。いきさつを詳細に検討したわけではないが、
小谷野氏が書いているこの一文が気になる。

私が内藤の『いじめの社会理論』に感心したのは、それまでの「教育系」の論者が、
悪いのは大人で、子供は純真である、大人が子供の世界のいじめを作り出すのだ、
などと言ってきたのを駁論し、子供の中にも厳然たる悪がある、と喝破したからである。

「いじめの社会理論」って最も大きな論点としては、「大人が共同体主義的な
理想論を押し付けている結果として、教室では子どもの残虐性が跋扈する」
という指摘をした本だと思うんだが。「子どもは純真である」という論点には
反対しているのだろうが、基本的に「大人が子供の世界のいじめを作り出すのだ」
という論点には賛成の本だろう。読解能力に疑いの余地があるな。
「駁論」とか「喝破」とか、やたらかっこつけた言葉を使っているのも
怪しい感じをかもしだしているし。