「第三の道」

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403中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/09(木) 14:22:41
>>1 クリントン、シュレーダー、ブレア他による第三の道の初期実験もほぼ結論が出た現在、ようやく、マンハイムが「自由・権力・民主的計画」で説いた「第三の道」とギデンズの「第三の道」とを再考しなければならない時代がきたと思う。

今度はクリントン夫妻でやりそうだな!
404三郎:2006/11/09(木) 15:11:52
 ブレア自身はコミュニタリアニズムとニュー・リベラリズムを結合させ、
それに社民的なレトッリをまぶしたような立場なんだろうが、
かれは「第三の道」のいろんな可能性を常に示唆してきている。

  ブレアの『第三の道』を読んでみると、
なにか「第三の道」を固定的にとらえているわけでもなく、
共産主義と社民との間の「第三の道」というのもあるというようなことが、
書かれている。

405中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/09(木) 17:40:11
日本の行く末が心配だね?!
406名無しさん@社会人 :2006/11/09(木) 17:59:10
自分が社会の手本だといばっている竜二氏の行動について
http://kamihan.at.webry.info/200611/article_2.html
407中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/12(日) 05:29:57
民主党 (アメリカ) - Wikipedianiyorebaによれば、

一般的に共和党が新保守主義の立場を取るのに対して民主党はリベラリズムの立場を取る。
また環境問題や人権・福祉に関して「共和党」より積極的な政策を取る。
アル・ゴア元副大統領は2006年に地球温暖化に関する映画に出演し、話題になった。
現在の民主党の主流派の多くがリベラルと同時に中道左派であることを公言しており、
中道寄りの自由主義、または社会民主主義である第三の道に近いと言ってもよい。

中略

共和党ブッシュ政権の二期目の中間選挙である2006年11月の選挙では、
ブッシュ政権がイラク問題や所属議員のスキャンダルで強い批判を受けていることから、
事前の世論調査では民主党が共和党を支持率でリードし、
議会での多数派を形成することも視野に入るとされ上院・下院の両院において巻き返しが予想されている。

2008年の大統領選では、クリントン元大統領の妻で、よりリベラルとされる上院議員のヒラリー・クリントンが本命候補の一人とされている。
408中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/12(日) 05:35:55
冷泉彰彦氏 JMM [Japan Mail Media] 「民主党と上手に付き合う方法」 によれば、

民主党は少数野党として、戦時の団結ムードにも押されて大変な「冷や飯」
を食わされました。その結果として、一方的に理想を説いているだけの傲岸な姿勢で
は人心を得るのは難しいこと、反対のための反対も、怒りに身を任せた反対も外から
見れば見苦しい姿を晒すということ、など貴重な教訓を学んできたのだとも言えるで
しょう。これに加えて、善悪二元論から自由な若い世代も育ってきています。

 そんな民主党との、あるいは民主党的なカルチャーとのパイプを太くすることで、
日米関係を更に豊かにする、そんな時代がやってきたのだと思います。現在の彼等は
「聞く耳」を持っています。それに対して、とにかく語りかけてゆくこと、説明して
ゆくことが大変に重要ではないかと思うのです。

 とにかく民主党的な人々は「大まじめ」です。例えば「北村透谷(明治の思想家)
の自殺が日本の民主主義の脆弱性の良い例ではないか」とか「『サンリオのキャラク
ター』の幼児性の奥にあるのはイノセンスへの希求ではないのか」などと「知日派」
を自認するような人々は、面倒なことをたくさん質問してきます。お願いですから、
大まじめで応対してあげてください。「美しい国」日本を良く知って世界に紹介する
というのは、そういうことも含まれるのです。ちなみに私は「サンリオ」の話は条件
つきで「イエス」ですが、北村透谷うんぬんは「ノー」だと思っていますが。
409三郎:2006/11/12(日) 18:50:38
>現在の民主党の主流派の多くがリベラルと同時に中道左派であることを公言しており、
>中道寄りの自由主義、または社会民主主義である第三の道に近いと言ってもよい。

イギリス労働党で「第三の道」と言い出したのは、
アメリカ民主党からの影響だ。
 民主党中道派の「民主党指導者評議会」(DLC)がこのコンセプト、ビッグ・ワードを
普及させた。中心はアル・フロム。ビル・クリントンも一時会長を務めていた。
DLCのサイトへ行けば、「第三の道」についていろいろ書いてある。
イギリス労働党の「第三の道」関連の論文や演説原稿もあるよ。
 DLCが中心になって、2回ほど「第三の道」国際会議を開いている。

410中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/13(月) 05:48:40
三郎さん、コメントをありがとうございました。

おっしゃる通りに私も理解しております。よろしくお願いします。
411中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/13(月) 06:46:36
ところで、私は、以下のように書いたのですが、

>>1 ようやく、マンハイムが「自由・権力・民主的計画」で説いた「第三の道」とギデンズの「第三の道」とを再考しなければならない時代がきたと思う。

三郎さんはどう思いますか?
412名無しさん@社会人:2006/11/13(月) 16:14:55
マンハイム「自由・権力・民主的計画」。
これは全く知らなかったです。
マンハイムといえば、『イデオロギーとユートピア』
ぐらいしか知らなかった。

ただアーヴィング・ホロウィッツでしたか、
70年代に「これからは3Mの時代だ」といって、
ミルズとマンハイムを並べていたのを印象的に記憶しています。

413中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/14(火) 05:14:12
再掲します。振り出しに戻った!?

>>328 :中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/05/19(金) 05:41:58
ありがとうございます。参考になりました。

私としては、クリントン・ブレア・シュレーダーの第三の道連合による実験に
期待はしておりましたが、すべてこけてしまいましたね。

ただ、彼等は理念・理論というものをほとんど持っておらず、ブレアがブレーンとして
頼りにしていたギデンズも頼りなかったと思います。

私の射程は、相変わらず、未だにカール・マンハイム「自由・権力・民主的計画(未来社)」の域をでておりません。
実践論としては、ロバート・N・ベラーの「善い社会(みすず書房)」を頼りにしております。
ベラーは理念としてはコミュニタリアニズムに属すると自称しています。

宮台の簡潔な解説「リバタリアニズム・リベラリズム・コミュニタリアニズムの円環」
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=28
は読み易いですね。

実践はコミュニティからの生涯学習に専念しており、その枠組みは国連・ユネスコの
持続可能な開発のための教育の10年
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/edu_10/10years_gai.html
に専念しております。

その先のことはあまり考えておりませんが、参考にしているのは、John Friedmannの
Planning in the Public Domain http://www.amazon.com/gp/product/0691022682/103-0765937-7036640?v=glance&n=283155
です。15年ほど前にざっと読んだだけですが。
414三郎:2006/11/15(水) 20:45:14
 ベラー、宮台、フリードマン。
わたしはどれも読んだことないです。

マンハイム『自由・権力・民主的計画』ぐらいは
内容を検討してみようとは思います。

 ブレアの『新しい英国』は、
なかなか理論的な内容もあるような印象を受けました。
ギデンズ『第3の道』はすごい本だと思っています。

 中葉さんとはちょっと違った評価でしょうね。


415中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/17(金) 06:35:01
そうですね。
私は実践に使えるかどうか、その意味で必要かどうか、
普及しそうかどうかでしか評価しませんからね。

極めて主観的です。
416名無しさん@社会人:2006/11/17(金) 13:53:28
で、けっきょくいわゆる新保守主義(温かい保守主義)とどこがちがうの?
417名無しさん@社会人:2006/11/17(金) 21:33:32
「新保守主義」というのは、「温かい保守主義」なんですか。
418中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/18(土) 06:04:35
>>414 中葉さんとはちょっと違った評価でしょうね。

私の場合は、主義とか学派とは無関係で、人脈で動いているようです。

感覚的に挙げてみると、、、
Karl Mannheim--John Friedmann--Robert Bellah----

この後がいないんですよね? 悩んでいます。ぶっちゃけたところ!
419名無しさん@社会人:2006/11/21(火) 11:43:19
社会学板のスレッドの中でもいくぶんマシなスレだと見た。
けど、今の日本の現状を見るとさぁ。民主党はほぼないし。
あとは政策提言可能なまともなブレーンが集まるのか。基盤弱すぎだし。
考えられそうなのは安倍首相をロボットにして(略
420中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/11/22(水) 10:40:19
ありがとうございます。
421名無しさん@社会人:2006/11/22(水) 15:27:48
つーか、視点がアレだと思うよ。
第三の道を公的宣言で否定した組織(中国共産党、北朝鮮労働党など)
との比較をせずに、第三の道を模索宣言した日米独英の内側比較で
私のが方が正しい、私の方が原著に近いと、いつもの内ゲバ論争。

もうちょっとさ、視点を柔軟にしてほしいよ。
例えば、会計学への公的アプローチは有名だろう?
422名無しさん@社会人:2006/11/23(木) 23:26:31
会計学?
423三郎:2006/11/29(水) 20:17:45
 ギデンズが中国社会科学院へ行って、
「第三の道」について話したと、ずいぶん前の新聞に大きく出ていた。

424名無しさん@社会人:2006/12/01(金) 19:17:47
>>422
うん、企業の会計監査基準。
オーストラリアでは答申がでてるし、
日本では金融庁と国税庁が主メンバーの
第三の道勉強会と、各庁に研究チームがある。
勉強会のレジュメは、米国、中国、オーストラリア、EU、イギリス等
各国の企業会計基準の動向研究が中心だけど、
融合、修正アプローチと差異があって面白い。
425中葉 ◆Uq4tWGbn2I :2006/12/08(金) 05:04:52
お久しぶり
426中葉 ◆Uq4tWGbn2I :2006/12/08(金) 05:06:18
あれっ
427中葉 ◆hrVyrNgA6I :2006/12/08(金) 05:07:40
また違った(涙)
428中葉 ◆22bKXenR5Q :2006/12/08(金) 22:25:12
会計学?何かの間違いだろう。
429名無しさん@社会人:2006/12/29(金) 01:51:57
関係ないの?
430中葉 ◆22bKXenR5Q :2007/01/06(土) 14:53:56
>>421 会計学への公的アプローチは有名だろう?

それ程かな?という程度だろうという意味
431中葉 ◆22bKXenR5Q :2007/03/06(火) 08:52:26
>>423 ギデンズが中国社会科学院へ行って、「第三の道」について話したと、ずいぶん前の新聞に大きく出ていた。

和諧社会を目指す現在の中国が「第三の道」に興味を持つのは当然のことです。

しかし、本気で導入しようとしたら、マンハイムまでさかのぼらなければならないし、
その場合は、単なる導入でなく、独自の試行錯誤が必要になるから大変だ。

そのことも、多分、わかっていると思う。
432名無しさん@社会人:2007/05/25(金) 19:55:05
イギリスは似非第三の道だろ。

第三の道を標榜しておきながら、海外投資を受け入れなければ国が持たないという
最悪の状態である。
それはサッチャーの構造改革(新自由主義)によって破壊されたすべてのインフラや
コミュニティーを再建しようとして、ますます深みにはまったのがブレアである。
後任の首相が取れる道というのはきわめて狭い。
433名無しさん@社会人:2007/05/26(土) 02:00:07
>>432
はぁ?イギリスの経済は日本と違って、ここ10年絶好調ですが。。
どこを見て言ってるのか。
サッチャリズムの評価は両義的だし、
イギリス流の新自由主義が社会とかコミュニティの次元で見て最良とは言えないが、
評価すべきはちゃんと評価しないとあかんよ。
434名無しさん@社会人:2007/05/28(月) 01:15:37
赤川先生がギデンズのは糞本だと書いてたんですが、読む価値はありますか?
435名無しさん@社会人:2007/07/06(金) 20:28:20
135 :無党派さん:2007/07/05(木) 22:45:04 ID:Y7REsDZw
なんだやっぱりここでやり合ってるのも例の右翼新風信者と左翼共産信者らしいね。何で新風信者やら
共産信者やら、一番極にいる人間に限って中道だのリベラルを自称したり語りたがるのやら。自分が
一番普通で多数派だと思いたいからか。結果の平等はアカ=共産主義だよ。社民党の綱領見て
みればいい。http://www5.sdp.or.jp/central/02sengen.html 機会の平等については何度も触れられて
いるけど、結果の平等だなんて一言も書いてない。今、世界で社会民主主義を標榜する政党、政治家でも
結果の平等なんて言っている人はほとんど皆無。結果の平等をいまだに言っているのは共産主義者と
それに類する勢力に所属する人間とそのシンパだけだよ。

今、世界でリベラル派の主流思想になっているのが第三の道。アメリカのクリントン、イギリスのブレア、
ドイツのシュレーダー、イタリアのプローディ、スペインのサパテロ、欧米主要国で政権を取っている左派
政権はほとんど皆、この第三の道路線で政権を取っている。左派が右派の新自由主義に対抗出来る唯一
とも言える現実的対案が第三の道。共産信者は第三の道では格差が是正出来ないというけど、第三の道
以外の政策ではそもそも政権が取れない。なぜなら伝統的なばら撒き社民主義では経済が低迷し
格差は縮小しても国民全体が貧乏になっていく事を体験、もしくは知識として多くの有権者が知っているから。
第三の道は格差の拡大を食い止める事は出来ないけど、その程度を右派の新自由主義政策より
小さくして最低限の機会平等を保持する事が出来る。そして経済的繁栄によって金持ちも貧乏人も程度の
差こそあれ経済成長の果実を受け取る事が出来る。金持ちを妬んで皆が貧乏人になるより、自分より金持ちが
いても生活が少しずつでも良くなる方がいいと考える人の方が多いから、世界中の左派はばら撒き社民から
第三の道にシフトし始めている。社民主義者も自分達の本来の主張とは違っても、右派新自由主義者に政権
取られるよりはましだから、リベラル派の第三の道路線に協力して政権獲得を目指す事が多い。
436435:2007/07/06(金) 20:39:33
>>1
435のコピペ135を書いた香具師って本当に第三の道派?

>>433
経済が好調なのと似非第三の道認定とは別次元。
イギリス第三の道が似非だったのは事実。
437名無しさん@社会人:2007/07/07(土) 03:18:24
>>434
赤川の評価は信頼できる
やつの褒める本はたいがい糞だし
くさす本はおもしろい
438名無しさん@社会人:2007/07/08(日) 15:04:42
ばら撒き社民って何?ばら撒きって日本で自民党が一時期やった一政策の呼称では?
コーポラティズムのことをいってるのかな。でもこれってばら撒きの要素があった?

>>434
ギデンズは確実に社会に影響をあたえているので読む価値はあるだろう。
だが純粋に理論として完成したものではないので拠り所とするには心許ない。
439名無しさん@社会人:2007/07/22(日) 12:36:01
http://www.bk1.jp/review/0000460331

ブレア首相の「国家ブランディング」を評価してますが、何か?
440中葉 ◆22bKXenR5Q :2007/08/07(火) 05:27:35
最近は、第三の道に対して、国連「持続可能な発展のための教育(ESD)」からアプローチしています。

要点は以下です。(中葉仮訳)
ある特定の国の状況(文脈、文化)下においては、
その国の文化と関連した価値観、多様性、知識、言語、および世界観などの総体が、
ESDと取り組む姿勢をあらかじめ決定付けてしまう。
この意味において、文化とは特定の表現(歌、ダンス、衣裳、・・・)の単なる集合ではなく、
人々が彼らの人生を通して生き抜き、他の文化との関わりにおいて、
変化と交流とプロセスの中に存在し続ける、存在すること、関係すること、振舞うこと、信じること、行動することの
一つの有りよう(a way of being)なのである。

ESDは基本的には価値観についての教育であり、その中心は尊敬であって、
他者への尊敬、すなわち、現在と将来の世代、相違と多様性、広義の環境、住んでいる地球などを含んでいる。
ESDによる教育は、我々自身と他者、より広い自然と社会環境と我々とのつながりを理解するように我々を支援し、
この理解が尊敬の念の醸成の揺るぎない基礎となるのである。
正義、責任、探求、対話の基本姿勢を貫き、それと共に、すべての人が一生を通じて
基本的に必要なものが欠落していない条件で生きていけるような社会を実現するように行動・実践するよう、
我々を導くことをESDの目的としている。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokuren/keikaku.pdf

http://www.educacionenvalores.org/IMG/pdf/C__WINDOWS_Application_Data_Mozilla_Firefox_Profiles_gnxjxpdj-2.pdf
441名無しさん@社会人:2007/08/07(火) 15:55:09
>>433
山口二郎の言うように戦争に参加するかどうかで
第三の道かどうかは分かれる。
どんなすばらしい内政やろうとイギリスは第三の道を選んではいないのだ!
そうだ
442名無しさん@社会人:2007/08/08(水) 11:40:23
なにその脳内定義?
443名無しさん@社会人:2007/08/12(日) 18:25:15
日本でイギリスの真似した結果予想

就業できないのは自分のせい圧力でニート涙目
国としてはちゃんと失業者対策してますよ(失業率自体は減るわけない)
企業の新卒志向変わらず
派遣会社に放り込まれるニートたち

人生オワタヽ(´ー`)ノ
444中葉 ◆22bKXenR5Q :2007/08/16(木) 12:06:56
皆さん、暗いですねえ!
445名無しさん@社会人:2007/12/22(土) 22:17:40
age
446名無しさん@社会人:2007/12/23(日) 13:34:09
暗いくらいがちょうどいい
447中葉 ◆22bKXenR5Q :2008/01/20(日) 19:44:34
もっと光を・・・・って
   ゲーテの最期の言葉として有名ですね・・・

http://pro.tok2.com/~bymn/bungaku/010930.html
448中葉 ◆22bKXenR5Q :2008/06/22(日) 15:52:38
やはり明るくするにはもっと頑張らんといかんな!
449中葉 ◆22bKXenR5Q :2008/06/22(日) 15:54:23
これからはJohn Friedmannだ!やっぱり!
450名無しさん@社会人:2008/06/23(月) 16:20:48
てか、佐和隆光の訳が終わってる
日本の翻訳者の最底辺
ウザイからもう訳すなこのゴミむし
451名無しさん@社会人:2008/11/01(土) 22:45:37
あげ
452名無しさん@社会人
今、世界でリバタリアン派の主流思想になっているのが第一の道。オフショア
タックスヘブンで政権を取っているリバタリアン政権はほとんど皆、この第一
の道路線で政権を取っている。
リバタリアン派が左派のバラマキ主義に楽勝できる現実的対案が第一の道。民
主左派や社民信者・共産信者は第一の道では格差が是正出来ないというけど、
第一の道以外の政策ではそもそも政権が取れない。なぜなら伝統的なばら撒き
社民主義では経済が低迷し格差は縮小しても国民全体が貧乏になっていく事を
体験、もしくは知識として多くの有権者が知っているから。
第一の道は格差の拡大を食い止める事は出来ないけど、その程度を右派の急進
性の欠いた新自由主義政策より大きくして最高級の個人の消極的自由を保持す
る事が出来る。そして経済的繁栄によって金持ちも貧乏人も程度の差こそあれ
経済成長の果実を受け取る事が出来る。金持ちを妬んで皆が貧乏人になるより
、自分より金持ちが いても生活が少しずつでも良くなる方がいいと考える人の
方が多いから、世界中の左派はばら撒き社民から第一の道にシフトし始めてい
る。社民主義者も自分達の本来の主張とは違っても、右派新自由主義者に政権
取られるよりはましだから、リバタリアン派の第一の道路線に協力して政権獲
得を目指す事が多い。