ニートを社会学で解釈スレ

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196名無しさん@社会人
>>192
気になったのは、ワーキングプアとして取り上げられた人たちの、誰も、
本屋や図書館に通って情報収集したり、ノートとペンで考えを練ったり、
自分が見落としているチャンスがないか検証し直したり、
作戦や計画を立てたり作戦を見直したり修正したり改良したり、
トライ&エラーしたりする映像が出てきていなかったこと。

見直すべき時に見直すべきことを見直さなければ行き詰まるのは、ワーキングプアでなくても誰でも同じなわけで。

だから、真人間は、今自分のやっていることの優先順位が間違っていないか、常に神経をとがらせている。
将来のリスクファクターをリストアップし、いろんな場合を想定して、いろんな布石を打っておく。
こんなことやっている場合じゃないかもしれない。もっと他に今やらなければならないことがあるかも知れないって、
謙虚にいつも、周りを見回し、情報収集し、作戦を練り直し続けている。

真人間は、そうやって「がんばって」生きている。
それが努力というもの。

漫然とハードワークし続けることは努力なんかじゃない。

この特集には、ワーキングプアの人たちは、いったい、どのような調査・分析、
戦略の立案と実行の積み重ねの結果、ワーキングプアという現状になってしまったのか、
そのシーンが全然出てこない。
ハローワークへいって、仕事が偶然降ってくるのをぼけーっと期待しているだけみたいな、
努力のかけらも感じられないシーンばかり放送するんだもん。

あれじゃ、ワーキングプアの人たちに対する偏見を助長するだけだよ。
「只の馬鹿で無計画な怠け者じゃん。貧乏で当然」
って。