デリダ死去について

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@社会人
20世紀を代表するフランスの哲学者ジャック・デリダ氏が8日、膵臓癌
のためパリ市内の病院で死去した。74歳。側近が9日、明らかにした。

ttp://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3382,36-382445,0.html
2名無しさん@社会人:04/10/10 08:01:13
Fukuyama went on to postgraduate study in comparative literature at Yale
and then had six months in Paris studying under the high priests of deconstruction,
Roland Barthes and Jacques Derrida. He says now "perhaps when you're young
you think that something must be profound just because it is difficult
and you don't have the self-confidence to say 'this is just nonsense'".
He did write a novel while in Paris that remains in a drawer, but by the time
he returned to Harvard to complete his comparative literature course
he was so disillusioned that he changed courses to political science.
"It was like this huge burden being taken off my shoulders when I changed over," he says.
"It was a huge relief to move from these very academic and abstract ideas
to very concrete and real policy problems of Middle East politics,
arms control and that sort of thing."
http://education.guardian.co.uk/academicexperts/comment/0,1392,713536,00.html

'this is just nonsense'
'this is just nonsense'
'this is just nonsense'
3名無しさん@社会人:04/10/10 09:36:56
哲学者、社会学には関係ない。
4名無しさん@社会人:04/10/10 10:51:17
>Sait-on que la science-fiction am?ricaine, du roman " cyberpunk " ? la saga Matrix,
se nourrit largement de Jean Baudrillard ? Que Gilles Deleuze et F?lix Guattari
inspirent aux Etats-Unis les pionniers de l'Internet comme de la musique ?lectronique ?
Que Michel Foucault y est la r?f?rence majeure des luttes communautaires,
tandis que Jacques Derrida est une star sans ?gale dans l'universit? ?
Sait-on que la science-fiction am?ricaine, du roman " cyberpunk " ? la saga Matrix,
se nourrit largement de Jean Baudrillard ? Que Gilles Deleuze et F?lix Guattari
inspirent aux Etats-Unis les pionniers de l'Internet comme de la musique ?lectronique ?
Que Michel Foucault y est la r?f?rence majeure des luttes communautaires,
tandis que Jacques Derrida est une star sans ?gale dans l'universit? ?
アマゾン・ドットコム・フレンチ版・French theory よりアメリカの文学部では,デリダが大スターです。
この潮流が日本にもまだまだ流れ来るかもよ。だから,まだまだデリダで飯を食えそうだよ。
5名無しさん@社会人:04/10/10 11:55:42
(-∧-;) ナムナム
いまさらデリダ・・・
6名無しさん@社会人:04/10/10 11:58:56
2chのデリダ死去関連のスレでもっともレベルの低いスレに
なりそうな悪寒。
この板だし。。。
7名無しさん@社会人:04/10/10 15:07:32
知の欺瞞
8:04/10/10 21:38:58
9名無しさん@社会人:04/10/11 03:08:13
社会学徒って、要するに頭の悪い文系馬鹿の典型でしょ。
10名無しさん@社会人:04/10/11 07:55:49
高橋準先生の悪口をいうな!
11名無しさん@社会人:04/10/11 13:30:55
でりだ! でりだ! でりだ〜!!
空の彼方に踊る影〜♪
12名無しさん@社会人:04/10/11 16:27:14
>>6 でも、もーむす板はともかく(人多いし)、サブカル板とやらには後れを取りたくないところ。
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1097368315/
13名無しさん@社会人:04/10/11 21:29:01
多数の板に乱立するなよ。哲学板でやれ。
14名無しさん@社会人:04/10/11 23:01:14
   , ミ  、ヾ ''ッ r;' r 'ニ_ヽ
  r::'"、ミミ、ヾ :'  、   ,r' ,,、
  j三  、ヾヾ ` - ‐'ミ    ィ'i
  ミ= 彡       )ノ ミ  !
  彡 ;'::       ニ.::ヾ ,イ
 ヾニノ,r::::.      ,,,,,,,,、:::Y l
   lヾ; !:::''',='tj't. ::'''ニP;‐ :::!i'
.   ヽ j::. ´` ´ '::. : 、  .:::::l!
    ヽl::. 、   :'  ,:   '::ト..、
    _,. i:::、  、 `_ _; ; ,!i::::::
 ,.r::::::::::::ヽ:::::、 77-‐'  ; r' l::::::
./::::::::;:_,-‐' ´ ` V ___,r'´  .l:::::
:::::::;r 、  r;ニ::ヽ__)_,. -r 、  l:::::
:::::i    _ヽ::::::::::!`ヽ::::::::::'、   !::::
::::ト  、._ ヾーくヽ  ヽ::::;!   i:::::
::;/:.  _;::.>.-'、_У   l::::::i   l::::
r'   ,.ィi:::::::::::::::i    l:::::::l.   l::
ヽ__ _;!イ!::::::::::::::i    l::::::::l    l:

15 :04/10/12 01:42:26
 デリダがとうとう死にましたね。仏本国での扱いはどうなんでしょうか?

 個人的には、ブルデューが死んだときの方が扱いが大きかったと思うけど。
仏での「紹介文」では、「世界、とりわけ米でもっとも翻訳された哲学者」と
いった紹介のされ方をしていましたが。「ポピュラーな人気」では、その議論
のわかりやすさ故に、ブルデューの方がデリダよりも上だったと思いますが、
いわゆる「知識人層」での受けは、デリダの方が上だったと言えるかもしれま
せん。
 パリのちょっとした知人は、デリダと街で会っていろいろ会話が出来た際の
ことを熱く語っていたことがありました。そんなにすごい経験なのか〜と思い
つつ、その話を聞いていましたが。

 どの報でも、「これで、60年代の知識人のすべての知識人がすべて逝った」と
言っていましたが(でもボードリヤールは?)。
16名無しさん@社会人:04/10/12 04:44:46
亡くなっちゃいましたね・・・。
ご冥福をお祈りします。

アメリカ人の広告屋とかコンサルタントが、
「ディコンストラクション」を使っているのを見た覚えがありますが、
「お前らホントにわかってて使ってるのか?」と思いました。

まあ、私もよくわかっていないわけですがw

>>15
ボードリヤールが活躍したのは70年代では?
紹介されたのは他の人と同じ時期ではあるけど。
17 :04/10/12 09:09:37
>>16

どこまでディコンストラクションの意味がわかっていて使われている
のか微妙なところです(笑)。フランスについて言えば、確かに通常の
辞典にこの語は載っていますが、普通の人はほとんど知らない語でしょ
う(笑)。その意味で、デリダの用語法は、むしろフランスよりも米の
方が、通りが良いのではないかと推察しますが。

二年前、いや三年前ぐらいかな? テレビにデリダが出た時、インタビュアー
がデリダに向かって「ディコンストラクションって何ですか?」と聞いていま
した。すごいこと聞く奴だな〜とその時は思いましたが(笑)。
18名無しさん@社会人:04/10/12 21:00:54
「脱構築」なんてゴミ概念、
どう理解しようと、別に問題ないのでは?w
19名無しさん@社会人:04/10/13 02:02:47
>>18
馬鹿はかわいそーw
20 :04/10/13 06:29:04
>>18
構築主義の文脈では、それなりのimplicationを持ったこの概念の援用が
なされているのでは?
21名無しさん@社会人:04/10/13 07:18:38
>>20
歴史構築主義での話ですか?
例えばどんな風にですか?
22名無しさん@社会人:04/10/13 10:36:03
どうかご自分の板に帰ってくださいな。
23名無しさん@社会人:04/10/13 12:41:59
343 名前: 研究する名無しさん 投稿日: 2004/10/11(月) 22:31

>>340
>悪いけれども、デリダ、フーコー、ラカンetcを
>専攻すると、現代日本では就職が超厳しいぞ。
それはいいことだな。

>実情を知っているので。
これは、雇う側がデリダフーコーラカン研究の
くだらない実情を知っているという意味?
24   :04/10/13 13:45:07
>>23

>>悪いけれども、デリダ、フーコー、ラカンetcを
>>専攻すると、現代日本では就職が超厳しいぞ。
> それはいいことだな。

どの板から持ってきた引用かわかりませんが、哲学に関して言えば、
デリダ、フーコー等の研究だと就職が困難なのは、仏でも同様です。
だからあちらでは、ノルマリアン等は、デリダをやりたい場合はハ
イデガーなどを選ぶわけです。日本の哲学科でも同様のことはある
みたいですね。

以上、板違いっぽいレスなので流してください。

 ただ、せっかく社会学にこうしたスレが立っているので、マジレス
をつけさせていただくと、哲学から援用された概念や議論が、社会学
で非常に有効に生かされている場合も少なくありません。
 たとえば、D・ブルアはヴィトゲンシュタインシュタインの言語ゲ
ームのアイデアを見事に科学社会学の分析に生かしていますし、 ある
いはウォーラステインはバリバールと共同で著作を出している等。
 他の分野から学ぶことで、新しい展開を切り開くこと「も」あると
言えるのではないでしょうか(常にそうだとは言いませんが)。

 そういえば、最近ボルタンスキーが、自らの新著に関するラジオ番
組に出ていた際、「最近の社会学は、過度に専門化しすぎており、相
互の関係が薄れている」と嘆いていました。事情はどこでも同じよう
ですね。
25名無しさん@社会人:04/10/13 15:27:21
就職ができないのは名誉だと考えた方がいい。
就職が目的なら、経営学でもやれ。
26名無しさん@社会人:04/10/13 15:44:29
自分を偽るのやめたら〜
27名無しさん@社会人:04/10/13 15:47:28
>就職ができないのは名誉だと考えた方がいい。

それが本当なら、文学部の全教員は不名誉ということですよね。

文学部の人間の胡散臭さは、生活を(意図的に?)無視して路頭に迷うこと
を平気で肯定する点にもあるよね。
で、かくいうご自身は?と訪ねたら、まったくそうではない。
ちゃんと自分は安全地帯にいるw

本気で言っているなら、かなりの世間知らず。
そうでないなら、下手くそな詐欺師。

こんな発話(>>25)が他の人文系も含めて首を絞めているってことに気づいてほしい。
ほんと迷惑。
28名無しさん@社会人:04/10/13 15:49:40
>>26
俺をいくつだと思っているんだ。就職もできない、このガキはw

就職なんか遥か昔のことだ。できなくても困らなかったが。
29名無しさん@社会人:04/10/13 17:43:37
>できなくても困らなかったが。

就職できなくても生活に困らないような階層にいるのですねw

で、ご自身は、安定した地位と、安定した収入、老後には手厚い共済年金
もあって、学生には>>25のようなDQな発言をするわけですかw

いやはや…、
一言でいえば、人文ということに尽きますなw
30名無しさん@社会人:04/10/13 22:58:34
>>24
社会学は哲学などいろんな領域から概念や議論を借りています。
31名無しさん@社会人:04/10/13 23:38:05
>>30
あなたの頭のなかには人文系しかないわけだ (笑
32名無しさん@社会人:04/10/14 14:03:29
下らないスレがsageってくれて、よかった。
33名無しさん@社会人:04/10/16 01:31:47
>>31
システム工学を入れて欲しいのか?
池沼よ(藁
34名無しさん@社会人:04/10/16 01:59:29

わたしはまいこちゃん
こまったまいこちゃん
わたしはくびつりまいこちゃん
あなたのせなか おににふす
くろくにくさって ちだらけよ
いおりあと うしろをむかないで
35名無しさん@社会人:04/10/16 10:40:12
結局>>25は何歳なの?
36名無しさん@社会人:05/02/09 03:12:22
社会学でもデリダはブルデューとともに読まれているよね。
37名無しさん@社会人:05/02/10 15:58:07
んなわけない。
38名無しさん@社会人:05/02/10 16:14:50
フランスではね。
39名無しさん@社会人:05/02/10 16:25:13
デリダとブルデューを同列に扱うのかよ。
40名無しさん@社会人:05/02/10 23:52:35
共通点は、労働者面ってところだけだな
41名無しさん@社会人:2005/03/24(木) 15:08:45
梅木先生お元気ですか?
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%94~%96%D8%92B%98Y/list.html
1. 火ここになき灰 ジャック・デリダ/梅木達郎 /松籟社 2003/08出版 152p 21cm ISBN:4879842265 \2,520(税込) 新宿南店

2. 脱構築と公共性 梅木達郎 /松籟社 2002/03出版 244p 20cm ISBN:4879842192 \2,730(税込) 新宿本店

3. 尽き果てることなきものへ喪をめぐる省察 ミシェル・ドゥギ−/梅木達郎 /松籟社 2000/07出版 194p 20cm ISBN:4879842133 \1,890(税込)

4. 崇高とは何か(叢書・ウニベルシタス ) ミシェル・ドゥギ−/梅木達郎 /法政大学出版局 1999/05出版 413p 20cm ISBN:4588006401 \4,830(税込) 新宿本店

5. 放浪文学論(東北大学出版会叢書 ) ジャン・ジュネの余白に 梅木達郎 /東北大学出版会 1997/09出版 247p 19cm ISBN:4925085050 \1,680(税込) 新宿本店
42名無しさん@社会人:2005/03/27(日) 01:00:54
デリダのかいた本よんだけど意味不明だな…
何であんなのが評価されるんだろう
43  :2005/03/27(日) 02:51:12
 何を読んだんですか? 個人的には、デリダの言っていることは理解できるけど、
「何言っているんだかわからん」という言い分も理解できます。対談などを読めば
すこしはわかりやすいんではないでしょうか。

 「何であんなのが評価されるんだ」という点については、デリダに対する批判は、
デリダがわからない人によってがいざいてきに成されていて、デリダを理解する人は
デリだを相対化出来ないので批判が不可能ってことではないでしょうか。まあ、後者
のようになるまで人を魅了したとすれば、それはそれですごいことではないでしょうか。

彼の文体については、それが、根元的な問いかけをしている故であるという彼の「立ち
振る舞い」とまさにぴったり合致したんでしょうね。それがまた彼の評価をあげる原因
ともなったんでしょう。この点は彼の先駆者たるハイデガーも同様かと。

ブルデューのハイデガー論では、そうしたことが分析されています。デリダへの言及は
ありませんが。この本に関して言えば、あれほどハイデガーを読み込んでいて、にもか
かわらず内容への言及がいっさいないのも珍しいですね(笑)。
 
44名無しさん@社会人:2005/03/27(日) 10:51:59
ハイデガーのが断然わからない
45  :2005/03/29(火) 21:27:23
 ハイデガー特有のターミノロジーが難解なのは勘弁していただくとして、
なんで彼がそういうことを言っているのか?を理解することから初めてみ
てはいかがでしょうか? 彼にとって、存在は存在に対する問いかけと不
可分なので、存在を理解するための手だて/方法として、哲学を構築しよ
うとしました。まあ、誤解を恐れずに言えば、彼は存在を理解するための
認識論を構築しようとしたわけです(ただ、存在に対する問いかけ自体が
存在を含んでいるという点では、全く認識論的ではないんですが)。

 でまあ、そうした根源的問いかけをせんがためには、ラディカルな用語法も
また、要請される、というわけですね。
46名無しさん@社会人:2005/03/31(木) 15:17:04
あと、ぶっちゃけ右翼だから、
ゲルマン語でなんとかしたかったというのもある。
誰かが言っていたけど、
日本でたとえると、
無理矢理やまとことばで哲学しようとするようなものだ。
47  :2005/04/05(火) 05:40:22
 ハイデガーとナチの関係は、まあ微妙なところだと思いますけど。
たしかに、レーヴィットによると、ナチについて熱く語った時期が
ハイデガーにはあったようだし。あとは、ラテン的なものを選り分
けしてギリシャ的なものを取り出そうとするその「起源への遡行」は、
あるしゅの「純粋さ」への欲望を感じさせて、私はいやなんですけど、
でもラクーラバルとがハイデガーのこの点をしてすばらしいところ、
と言っていたのは、ちょっと恐怖を覚えてしまった。

 ハイデガーの、テクストを読み込むその手法はすばらしい、とも
言っていて、この点には同意なんですけど。
48新潮2月号PP.141-151:2005/04/05(火) 06:41:42
<京都大学シンポジウムにて>

浅田:ジャック・デリダが去る10月9日に世を去りました。
   
   (以降、デリダの生涯について、延々と1万5千字以上にも及ぶ
   「簡単な要約」というか「語られた学術論文」)
   
   これをとりあえずの出発点として、これから本格的な議論に入って
   いけたらと思います。

柄谷:いま、浅田さんがデリダの生涯とその意義について、深い洞察を
   もった、しかも、簡潔で要を得た回顧をなさいました。世界中で、
   浅田さんのほかにこのようなこと(注:華麗な天才的要約)が
   できる人はいないと、私は断言します(笑)。
49まあ:2005/04/05(火) 06:47:28
デリダについてあんなに長く語ることができるのは浅田氏くらいだろうw
2ちゃんねらーの皆さんはどうですか?
50名無しさん@社会人:2005/04/05(火) 11:03:41
>>49
オーストラリアのビザ(但しETA)、
欲しければいまから取ってあげますよ。無料。

必要事項は、
ビジネスか観光(知人親戚訪問、短期留学なども含む)か
パスポート番号 国籍 生年月日 性別 出生国
パスポート有効期限 姓 名
連絡先メールアドレス
をパスポートの通りにローマ字で送信して下さい。

geneleccoアットyahoo.co.jp
にメールして下さい。

但し、ここに結果報告して下さいね
51  :2005/04/10(日) 01:58:16
>>49
 浅利さんなどのデリダ論を知りたいところですね。まあ、要約なら浅田や、
東の方が上かもしれないけど。
52名無しさん@社会人:2005/04/10(日) 10:52:50
浅利なんて語学屋、輸入屋でしかない
53  :2005/04/10(日) 12:17:24
>>51
 いや、浅利さんなら輸入よりも、輸出の方ができるのでは?(笑)
「デリダにもっとも信頼された日本人」ということのようですが、
まあ私が知っているのは「噂」のレベルでしかありませんが。
 いずれにしても、私が望むのは、遠く離れた地から見たデリダ像
ではなく、現地から、肌身の感覚で触れたデリダの言説について論
じたものが読みたい、ということで。日本から観光がてらにEHESS
に詣でた人による文章ではなくて(^-^;。

 いずれにしても、日本から見る「日本の知識人」の「風景」と、フランス
から見える「日本の知識人」の風景は、違って見えるもの。
54名無しさん@社会人:2005/04/11(月) 11:36:01
>>53
>「デリダにもっとも信頼された日本人」

だったら鵜飼哲じゃないかなあ・・・
55名無しさん@社会人:2005/04/11(月) 12:03:28
豊崎光一だろ
56 :2005/04/17(日) 07:34:30
 豊崎は夭逝したからわからないけど、鵜飼は……。

 実際に向こうに行ってみると、日本で有名な日本人がたいしたこと無かったり、
逆に日本では知られていないけど、向こう(の日本人の間では、ですね)では知
られたりする人がいたりしますから。
57名無しさん@社会人:2005/07/14(木) 12:23:13
ホントそうだよなぁ。アメリカじゃスピルバーグなんてもう人気ないし
58名無しさん@社会人:2006/01/16(月) 23:33:07
age
59名無しさん@社会人:2006/02/01(水) 13:15:21
夫馬で〜す。

>君は実質と名目の違いが分からないバカ。50年前の1円と
>今の1円では価値が違うのだよ
黒木は完全なるバカ。インフレ・ターゲティングを言いながら
博士号が簡単に取れるようになることは猛烈に反対するという
トンデモ発言をしていたね。
お前はバカだ。いい加減、自覚しろよな

【サイエンス】黒木玄先生(東北大)【・ウォーズ】
http://science4.2ch.net/test/read.cgi/math/1106568412/505-506
60名無しさん@社会人:2006/03/13(月) 05:43:42
デリダって誰だ?
61名無しさん@社会人:2006/07/07(金) 13:56:07
誰?
62名無しさん@社会人:2006/10/07(土) 13:50:05
>>60>>61
ジャック・デリダの解説マンガ
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/kidana/post.htm
63名無しさん@社会人:2006/10/11(水) 11:41:47
デリダの脱構築は非常に有効な方法だよ。

たとえば、差別是正などの社会運動に関わると必ず出てくるのが「”もの”的認識」
「おまえら、差別される側の苦しみがわかるか!」ってやつ。これをいわれた側は
まじめに取り組んでいれば取り組んでいるほど、無限の懺悔の回路にはまり込むこ
とになる。もともと、この「”もの”的認識」が出てきたのは70年代初頭の学生
運動の革命至上主義(革命さえ起これば全て解決する)に対するマイノリティグループ
の反発からなんだけど。この「”もの”的認識」を一旦自己の武器と活用できるように
なると弱者が強者に転ずるという逆転劇が生ずる。一方、攻められる側は無限の懺悔を
繰り広げた結果、自己崩壊(内ゲバ)に陥ることになる。

この状況に対する有効な反論こそ脱構築にほかならない。


64名無しさん@社会人:2006/10/11(水) 12:03:14
例えば、Mフーコーに対して行ったデリダ的批判をみればよくわかる。
Mフーコーの場合、理性の外部について語るのに対して(おまえら狂人
の気持ちがわかるか?)

デリダにいわせると「理性は果たして狂人を排除してきたのだろうか?
あなたにとっての理性と私にとっての理性は果たして同じなのか?
かつて理性は単一の意味内容を保ったことがあったのか?本当に正しい
唯一の理性的立場などそもそもないのじゃないか?そもそも理性と狂気
とは意味内容に差があったのか?」などという。

デリダ的物言いはナショナリズムや集団主義を解体するのに特に有効。

例えば日本人
「日本人って誰?あなたと私がいう日本人って同じ意味?江戸時代に日本人って
いたの?戦時中の日本人からみれば私は既に外人だよ?風俗といい文化や話し方
といい。そもそも在日ってどこにいるの?歴史を辿ればみな在日にたどり着くん
じゃない?天皇家だって渡来王朝でしょ。だったら在日じゃないか?
そもそも日本文化ってなに?美空ひばりも力道山も在日でしょ?芸能界の半分以
上は在日っていうし、日本文化なんてそもそも存在しないのじゃないか?」
こういう考え方が脱構築
65名無しさん@社会人:2006/10/11(水) 12:08:51
この考え方のややこしいとこは、如何なる判決、いかなる決断もその
決断根拠が不明になること。誰でも決断を下すときそれらしい理由付け
を行うが、デリダ的解釈の多義性に巻き込まれるとその基礎付けができ
なくなる。
66名無しさん@社会人:2006/10/11(水) 12:22:54
ただ、そこにはごまかしがあると私は思ってる。デリダ的脱構築には
倫理的な脅迫がある。常に脱構築しつづけなければならないといった。
ちょうど、サルトルの「人は自由だが自由に縛られている」というのと
同様な。これはナチズム、ハイデッカー問題での彼の対応ぶりをみると
わかる。

ハイデッカーは存在者の裏にある唯、唯一の存在に志向が向かうが、
脱構築では多様な解釈へと向かう

この議論で注意すべきとこは唯一のという考え方をとことんデリダが
嫌っていること。つまり脱構築は多様性に向かっても良いが唯一の
普遍の存在へ向かってもよいという思想ではない。

つまりデリダの思考は「○○からの自由へ」として語れることになる。
すると後は簡単だ。例えば民主主義という言葉を取り上げてみたとする。
民主主義は何をしようが個人の自由だが少なくとナチズムは民主主義では
ない。全体主義も民主主義ではない。○○も民主主義ではない。

この否定の輪郭を追ってゆけばそれが倫理の外枠をなしていることになる。
67名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 00:24:47
青土社のシリーズ現代思想ガイドブック『ジャック・デリダ』。
このシリーズ最後の1冊がいよいよ来月刊行されますね。

個人的にこのシリーズはどれも非常に良質の入門書になっているので、
ジャック・デリダの巻も期待しています。
68名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 00:32:42
ちくま学芸文庫から『雄羊』が出たな。デリダはよく翻訳されてるね。
またデリダかよって感じ。
フランス語で読めない奴が無理して翻訳で読むことないと思うけどな。
買ったけどな。
69名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 14:07:43
>>68
買ったのかよw
70名無しさん@社会人:2007/04/04(水) 12:42:05
よっと!!
71名無しさん@社会人:2007/09/22(土) 22:18:45
あげ
72名無しさん@社会人:2007/10/14(日) 00:58:07
http://www.nicovideo.jp/watch/sm228082
http://jp.youtube.com/watch?v=8xyYGFhPDHo
Jacques Derrida - Deconstruction And The 'Eccentric Circle'

デリダ動画

質問者「あなたは脱構築をとなえたことで知られています。脱構築の起源について少しお話し願えませんか?」

デリダ
「その質問に答える前に少し前置きを述べさせてください。
私が指摘したいのはこの完全に人工的な今の状況です。
私は誰がこれを見ることになるのか知りません。 しかし私はこの周りにつくられた人為的な環境を、消去したいのではなくむしろ強調したいのです。
そして「自然性」などという存在しないものを、さも存在するように振る舞いたくはないのです。
ある意味で、私はもうすでにあなたの脱構築に関する質問に答え始めています。
というのも脱構築の振る舞い方の一つは、自然でないものを自然化しない、というものだからです。

歴史、諸制度、社会によって条件づけられているものを自然なものであると想定しないこと、それが脱構築です。」
73名無しさん@社会人:2007/10/15(月) 04:06:00
デリダとブルデューが並行して読まれるってのは有り得ない。
翻訳されていないSpeech Act theoryのサールのインタビュー(conversation with john Searl)
では「エコールドパリのころの同僚のブルデューは本当に知的でお互いの理解もあったけれど、デリダ
は何を言いたいのか分からない、むしろ混乱しているし彼の著作を何か重大な問題を孕んでいるかと
思うのは研究者としては馬鹿馬鹿しく、事実、(Derridaが実践する意味での)脱構築を説明はおろか
実践できる知識人はいない。唯一、貢献があるとすれば不可能性の可能という問題であるが、それすらたかだか
外延的な論理を語るに落ちていることをはずかしげも無く披露しているくらい、妻とフーコーと食事を
したときに「なんであんたの書き物は難解なんだっ?」てきいたら、「フランスではああいうものいいをしないと子どもっぽく、馬鹿者が書いた作品だと
貶められる」と答えられた。私はフーコーとブルデューともに知的に関心があり友好関係にあったのだが、みんなデリダの書き物は殊更難解だということが
共通了解で手が付けられないものだと感じていた」

デリダ好きだけれど、かくもフランス的だなっとかんじた。
74名無しさん@社会人:2007/10/17(水) 20:55:59
とらまんだ
75名無しさん@社会人:2008/01/26(土) 09:05:25
いま、この映画をDVDで見ている。NHKとかでこういうデリダ番組あった?

(D'ailleurs, Derrida (1999) 『デリダ、異境から』 とは別)

http://www.amazon.co.jp/Derrida-Ws-Sub/dp/B00011V872 映画: DERRIDA (2002) 『デリダ』

http://omolo.com/text/data/syakai/1039092802.html
わたしが本を書き始めてからの最初の20年というものは、自分の写真が公表されないようにしていました。

この映画は作家の「自伝」に疑問符をつけることに成功しています。

【問】映画の中で、あなたにある問いが尋ねられました−−「尊敬する哲学者になにでも尋ねることができるとしたら、なにを質問しますか」と。
すると「性生活についてですね。決して話そうとしないことですから」と答えておられました。
ところがインタビュアーがあなたの性生活について質問すると、答えられませんでした。どこに境界があるのでしょうか。
76名無しさん@社会人:2008/02/06(水) 03:49:02
ふたこと って事はエッセイが2つ?

「ユリシーズ グラモフォン」は英語で読んだが、極めて不愉快な内容だった。

http://www.amazon.co.jp/dp/4588007238
ユリシーズ グラモフォン―ジョイスに寄せるふたこと (叢書・ウニベルシタス) (単行本)

ジャック デリダ (著), Jacques Derrida (原著), 合田 正人 (翻訳), 中 真生 (翻訳)
¥ 2,310

「今となってはジョイスについて何かを書くのは非常に困難である。が、ジョイスについて何かを語るのはもっと難しい。そうではあるが、何かを話すよう努めてみたい-。」デリダによるジョイス論。
77名無しさん@社会人:2008/02/20(水) 09:49:34
新ヒーロー登場!「 内 田 隆 三 」(ミシェル・フーコー 社会学)のスレッド立てお願い!

スレタイ例: 東大「有名教授【大学院総合文化研究科・内田隆三氏・57歳】」と女子学生「セックス裁判」の中身

http://kodansha.cplaza.ne.jp/wgendai/article/070402/top_04_01.html
スクープ 
8年にわたる「紛争」は泥沼化 処女だった教え子に過激なセクハラ、やがては性の奴隷に――と

東大「有名教授【大学院総合文化研究科・内田隆三氏・57歳】」と女子学生「セックス裁判」の中身

■原告が語ったワイセツ行為とセックス
■被告側はセクハラ冤罪を主張した
■師弟による終わりなき争いの行方

「酷ひどいセクハラを受けた」とする教え子とそれを全面的に否定する教授。180度違う証言をする両者の争いは、東大の学内でもほとんど知られることなく、えんえんと続いている。いったいどちらの主張が事実なのだろうか――。

「先生の授業は大教室でも満員状態。知識の量が圧倒的だし、マスコミにも詳しく、時事的なテーマも授業に盛りこむので、東大の女子学生に人気は高いです。看板教授の一人ですよ」
78名無しさん@社会人:2008/06/18(水) 23:14:36
kns
79名無しさん@社会人:2010/01/23(土) 22:38:06
デリダと関係ないやん
80名無しさん@社会人:2010/02/27(土) 15:17:45
デリダはフーコーよりも深いよ・

フーコーは浅い。社会学でいうと、酒井隆史とか時事評論家
みたいな奴しかでてこないじゃん。
81名無しさん@社会人
デリダって、「無理」ってことを延々と婉曲的に言ってるだけじゃない?
なんかあんまりって感じがする…「だから何?」って話で。
たとえそれが「場」の力関係を明らかにするとしても、そこから先がないよね。