歴史進歩主義はサヨクも批判してますよ
83 :
名無しさん@社会人:2005/10/10(月) 04:11:42
サヨクを一体視するヴァカハケーン
84 :
名無しさん@社会人:2005/10/15(土) 02:07:30
羽仁先生。
先生のような蔵書読破8万冊という論客もいまはいなくなり、
このようなていたらくです。
「生きてるって言ってみろ!」「君の心が戦争を起こすんだよ!」
先生はいつもユーモアのなかにあって凛とした緊張に生きる人でしたね。
最近よく想いだします。
黙れプチブル文化人!
86 :
名無しさん@社会人:2005/10/15(土) 04:58:05
ガールフレンドの花柳幻舟との関係がおもろかった。
家元に刃物を使った彼女からは引いてしまったのだが。
87 :
名無しさん@社会人:2005/10/28(金) 23:40:36
88 :
名無しさん@社会人:2005/10/29(土) 00:51:25
ハンガリー事件の際の反応で少なくとも「武力は不要」と思ってはいなかったことがわかる
昔、加藤周一と混同してた。ゴメソネ
90 :
名無しさん@社会人:2005/11/21(月) 23:59:45
age
稲垣武氏の『「悪魔祓い」の戦後史』って本があるんだが、この本によると、羽仁
五郎も、いろいろと差しさわりのある言動・行動をとってるみたいだぞ。
92 :
名無しさん@社会人:2005/12/09(金) 13:00:26
差し障りがあるって?
詳しく。
特攻でなくなった上原良司がクローチェを愛読していたんだよな。
で、羽仁が翻訳した本に恋人への遺言・・・・なんとも皮肉な。
94 :
名無しさん@社会人:2006/02/18(土) 01:19:01
age
正直、この人の書いたもんなんて今となっては
歴史的価値しかないと思うんだけど。控えめに言って。
サヨク系の人はまだ読んでるのかなぁ?
>>95 amazonで検索すると、18冊しか登録がない。これが今のリアルな市場価値。恐らく、
図書館論や戦後思想史論に興味がある人以外、新しい読者はいないだろう。
すまん、俺もちゃんと読んではいないが、数年前、「都市の論理」が早稲田の古本屋で1冊50円だったことは覚えている。
当時、久野収が学習院の講義で「都市の論理、知ってますね?」と学生に言ったらワーッ
と受けたと聞くが(それぐらい一般的な学生にも売れていたor名前ぐらいは
みんな知っていた)、その伝説の本も1冊50円。俺も嵩張るので買わなかった。
まあ、時代の流れや国民や学生の活字離れ・大衆化以前の次元で、一般的な作家・学者・
著述家の著作なんか残らないもんだしな。羽仁が心を込めた図書館行政にせよ、最近はアウトソース
や民活で違った方向に進んじゃった。国会図書館まで独法化すると言っている。
女子大や教育学部でも司書関係の免許だけは人気なのよ。ほとんど正規で就職できないのが
現実なのに、図書館ボランティアや資格取得だけは流行っているという罠。
筑波の図書情も司書志望者は入学後に実状に気付き失望→「情報」関係の科目の履修ばかりに偏重と聞く。
97 :
名無しさん@社会人:2006/04/27(木) 23:54:45
age
98 :
名無しさん@社会人:2006/05/11(木) 21:40:52
過去の人
99 :
名無しさん@社会人:2006/05/27(土) 22:35:31
100 :
名無しさん@社会人:2006/07/07(金) 14:52:42
naruhodo
101 :
名無しさん@社会人:2006/07/09(日) 02:02:27
クロォチェを持っているぞ。
古本屋で見つけた。
102 :
名無しさん@社会人:2006/07/30(日) 21:51:37
あげ
103 :
名無しさん@社会人:2006/07/30(日) 22:45:28
「ミケルアンヂェロ」復刊!!
ミケルアンヂェロは、今 生きている
疑う人はダビデを見よ
104 :
ダヴィデ2号:2006/08/02(水) 15:07:11
人生の師匠と私淑していた羽仁先生(もう一人は三木清先生)のスレッド発見。
>59,65,78,84,99,103に同感。
今も私たちの中に生きている!
お勧め:「都市の論理」、「自伝的戦後史」、「教育の論理」、「君の心が戦争を起こす」
等
さすがに21世紀の地球環境問題までは予測できなかったが・・・。
105 :
ダヴィデ2号:2006/08/02(水) 20:41:46
連続スマソ。
エリート学者だったが、「思想犯」として投獄されて一般民衆・中国朝鮮人たちと同室したことで、
「民衆の中へ」に目覚めたんだと思います。
そこが、アカデミズムの温室にこもってぬくぬくの「ヒモノ」学者と違い、行動する「ナマモノ」だったのです。
参議院議員・国会図書館設立から学生運動・三里塚支援まで。
しかし、なんで社会学スレなの?日本史(歴史学)か哲学か思想でしょう。
106 :
名無しさん@社会人:2006/08/14(月) 00:24:31
>>104 >さすがに21世紀の地球環境問題までは予測できなかったが・・・。
羽仁は公害問題の本質とそこからの脱却に関し、鋭く指摘、分析しています。
地球環境問題の本質は公害問題であると考えれば、
彼は、それをきちんと予測していたことになるでしょう。
>「民衆の中へ」に目覚めたんだと思います。
これは怪しい。
彼の本質は、あくまで貴族的インテリゲンチュア。
「民衆の一人として闘うという姿勢」は皆無で、
「民衆を救う」という、上からのスタンスに終始した人です。
現に彼は、戦前も、党員への誘いは、「自分は学者だから」と断り、
戦後も無所属の参院議員にはなったものの、
デモにも参加したことは無かったでしょう。
これがスノビッシュな彼の限界だったのだと思います。
もっとも、時代的背景を考慮する必要はありますが。
ハニーたんと言えば、末期の名著「君の心が戦争を起こす」だろう。
物凄いトンデモ本だぞ。山本弘もさっさと古本屋から発掘してこい。
108 :
ミズイコ:2006/08/15(火) 00:42:10
>>106さんへ
国・地域レベルの公害に対しては、仰るとおりです。
だが、地球全体の、有限な資源・地球温暖化などにまでは、
考えが及ばなかったと思いますが。如何お考えですか?
獄中体験については、「自伝的戦後史」に詳しい。
「日本論」姜尚中&佐高信を読んで、
丸山真男と羽仁五郎・久野収の決定的な違いは獄中体験であると思いました。
「民衆を救う」という、上からのスタンスだったのもその通りです。
だが、アカデミズムの城に閉じこもって、民衆・社会となんら接点のない、
「干物」でなく「生もの」と自覚し、民衆を指導したのは確かです。
>>107さんへ
「君の心が戦争を起こす」名著です。若者に読んで欲しい。
先生の予測通りになってきてしまった世の中!!
109 :
106:2006/08/15(火) 23:20:49
>>108さん
確かに地球温暖化にまで思いは至らなかったでしょう。
それはマルクスが、現在のIT文明に思いが至らなかったのと同じ事です。
しかし、温暖化等を含めて、公害問題の本質を鋭く分析していた人は、
羽仁のみならず沢山いたのではないでしょうか。
なお、資源問題に関しては、搾取ー被搾取の関係から考えれば、
既に20世紀に解明済みの問題と考えます。
>丸山真男と羽仁五郎・久野収の決定的な違いは獄中体験であると思いました。
>「干物」でなく「生もの」と自覚し、民衆を指導したのは確かです。
その通りだと思います。
>「君の心が戦争を起こす」名著です。若者に読んで欲しい。
現在の馬鹿ウヨ共=戦争を知らぬ軍国少年 仁読ませたいですね。
このままでは日本は戦争にまっしぐらですから。
110 :
名無しさん@社会人:2006/09/10(日) 23:50:07
age
111 :
名無しさん@社会人:2006/10/20(金) 01:17:11
age
113 :
名無しさん@社会人:2006/10/30(月) 16:24:09
家にあった「教育の論理」を読み直した。
今話題になってるイジメで、教育委員会のあり方が問題になってるけど、
なかなか示唆的なことが書いてあるね。
現場を知らぬ労働貴族と言われたり、毀誉褒貶の激しい人ではあるけれど、
自分の長期的なスタンスをjustifyするのに役立つ。
さすが、「知識人の北斗七星」と言われただけの事はある。
114 :
労農貴族:2006/11/04(土) 02:26:10
明治維新研究の内容は最低 よくあれで学者ズら 歴史段階発展説を明治維新に
無理やり適応しようとしたから、何がなにやら サッパリ訳が判らんことになっとる
熱意はあるが分析方法が 一昨日きやがれ 学者だ
115 :
考える名無しさん:2006/11/07(火) 08:08:55
羽仁さんは
共産党を除名されてからも宮本顕治とは会食とかしてたってね。
自分で本に書いてるが。
116 :
名無しさん@社会人:2006/11/10(金) 02:33:17
>>115 羽仁は共産党員だったことは一度もないよ。
117 :
名無しさん@社会人:2006/11/16(木) 02:20:37
日本共産党員で、教育勅語廃止の首謀者で、日教組を作ったのが羽仁五郎。
教育基本法改正論議で羽仁五郎や田中耕太郎について語られることがなかったのは残念。
118 :
名無しさん@社会人:2006/11/17(金) 06:28:02
KGBと羽仁五郎の関係は?
119 :
名無しさん@社会人:2006/11/18(土) 06:15:10
>>117 だからあ、羽仁は共産党員じゃなかったって言ってるだろ。
党員だったというエビデンスを見せてみろよ。
120 :
名無しさん@社会人:2006/12/09(土) 02:39:11
ドイツに留学中に現地の人がが羽仁を見て、
歌麿みたいな顔は浮世絵の中だけだと思っていたが本当に存在するのだな、
と驚いたらしい。
121 :
名無しさん@社会人:2007/02/17(土) 01:07:31
羽仁五郎は東大国史学科卒業後に、史料編纂所の助手になった。
そのあと20代で日大の史学科の主任教授になっている。すごすぎ。
122 :
名無しさん@社会人:2007/05/01(火) 00:35:40
史料編纂所は、助手でなくて嘱託。
日大史学科の教授になったと言うより、
日大史学科は彼自身が中心となって作ったんだよ。
主任教授といっても、殆ど教官はいなかった筈。
また、東大を始め他大学では「国史学」なる言葉が使われていたが、
羽仁はそれを受け容れず、敢えて「史学」と言う言葉を使った。
幸せな生涯だったと言うべきなんだろうね。
歩んできた道が、そのままその後の人生の勲章になるような一生だからね。
'80年代前半に没したと記憶しているが、まだしも良い時に亡くなった。
共産圏の崩壊も知らず、日本の悲惨なまでの右傾化も知らず。
進歩的知識人なる言葉さえ、忘れ去られてしまった。
今なら差し詰め、2ちゃんに集う軍国少年の餌食にされているだろう。
123 :
名無しさん@社会人:2007/05/02(水) 01:26:54
>歩んできた道が、そのままその後の人生の勲章になるような一生だからね
上手いこと言うなあ。
監獄体験は戦後、オールマイティの印籠だもんなあ。
124 :
名無しさん@社会人:2007/05/03(木) 00:20:20
>今なら差し詰め、2ちゃんに集う軍国少年の餌食にされているだろう
羽仁の巧みな話術の前では、馬鹿ウヨなんかイチコロだろうな。
>監獄体験は戦後、オールマイティの印籠だもんなあ
労働貴族などと揶揄されると、
「貴族が牢屋に入ると思うかね」と一喝されたそうだ。
125 :
名無しさん@社会人:2007/05/17(木) 14:23:57
126 :
名無しさん@社会人:2007/06/13(水) 02:08:37
age
127 :
名無しさん@社会人:2008/02/16(土) 01:03:10
age
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○|
∬ヽ
∫
∬
肉塊
129 :
名無しさん@社会人:2008/04/21(月) 14:33:14
130 :
名無しさん@社会人:2008/07/17(木) 13:58:50
>>125 確かに凄いね。
今のぼんくら議員に読ませてやりたいよ。
131 :
名無しさん@社会人:
「創」11月号で鈴木邦男が、羽仁五郎を今再評価したい旨のコラム書いてる。
彼は昔から右翼活動家の中でも人気が高かったって。アジテーターとしての才能が一目置かれてたんだろうね。