【脱】イヴァン・イリイチ死去【この世】

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204名無しさん@社会人:2007/03/07(水) 23:51:51
>>202
俺も癌になったら治療拒否する。
抗がん剤と切除は有害過ぎるんだよ。
205名無しさん@社会人:2007/03/08(木) 05:06:02
>>204
激しく同意。
モレのオヤジなんか、ガンの治療を積極的に受けて苦しみまくってスパゲッティ状態→あの世ゆきよ。
彼は科学技術とか専門家とか進歩への崇拝の厚いエンジニアだったよ。
手術や抗がん剤増強のたびに衰弱がひどくなり、どんどん体力が落ちて顔色・皮膚色も悪くなる一方だった。。。。
あんなふうに日常生活能力さえ破壊するがん治療、いや、その他の治療もいらないよ。

それにイバンはイスラムの医者には健康相談をして自分でクスリを選んで自己治療をするなど、
治療文化全体は否定していない。
西洋近代医学・病院医療への過度の崇拝はどうかと思うよ。
206名無しさん@社会人:2007/03/08(木) 06:11:37
>>202
癌は治せない
これはおまいが妄信してる近代科学の常識
207名無しさん@社会人:2007/03/08(木) 10:31:09
ボードリヤールも本格的に脱この世
208名無しさん@社会人:2007/03/08(木) 21:12:52
>>204
オイオイいいかげんそういう強がりはよそうぜ
そういって実際癌にでもなったら近代西欧医学にすがるしかないんだからさWW
治療を拒否して民間療法に頼り、手遅れになってからじゃ遅いんだぞ
209名無しさん@社会人:2007/03/09(金) 08:29:08
>>208
針灸などの東洋医学は、その一部の効果が西洋科学でも認められています。
また、西洋医学ではどうしてもよくならないことが、東洋医学だとてきめんに効くという例も報告されています。
ヨーロッパの医学も、アラビアの医学や中国の医学、それに森の文化の影響を被って成立したことを忘れてはいけません。

なんでもヨーロッパだけが優れて「進んで」いるんじゃないですよ。
古代のインドの象の飼育技術は近代獣医学のレベルとそう違わなかったというしね。
210名無しさん@社会人:2007/03/09(金) 16:10:18
>>208
近藤誠さんの「患者よ、ガンと闘うな」を読んでみた?
医者の横暴・怠慢・欺瞞が枚挙されているよ。

それから、医療過誤関連の本も見てみて。西洋医学の負の面が出されている。

さらに、知り合いに信用できる医療職の人がいたら、話を聞いてみて。
どれほど素人を見下し、閉鎖的か、よく分かるから。

医者なんて講演きいたり本見たりしただけでいかに男尊女卑で年齢差別で
素人を幼児扱いしたがるか、推論できる連中ではあるけれどね。医療改革派・批判派の連中も含めて。

日本では武見という吉田茂の親類が日本医師会の会長だったときに、医師優遇税制をやらせた。
だからかなり医者は特権意識を抱いているし、家柄・閨閥にもこだわる人種だよ。
それが西洋医学やっている連中の正体さ。
211名無しさん@社会人:2007/03/09(金) 16:12:43
サリドマイドも薬害エイズも、病院医療が作り上げたものだということを忘れないで。
連中の家父長的温情主義による情報閉鎖ってねづよいものがあるよ。
212名無しさん@社会人:2007/03/12(月) 17:53:29
http://jidaijuku.s23.xrea.com/yobikake.html
時代塾改憲フォーラム
213名無しさん@社会人:2007/03/16(金) 15:37:51
だからって西洋近代医療を拒否したら暗黒中世の下流生活へ真っ逆さまだろ

>>210
近藤の本はトンデモだろ
214名無しさん@社会人:2007/03/18(日) 14:21:36
非西洋近代医療のレベルを知らないな。
たとえば、西洋に先駆けて中国では栄養学の発想が唐代の文書に残っている。
もちろん今の科学の観点からすれば間違っている点はあるものの、
何もなかったわけではない。
日本の針灸・薬草・温泉療法などもレベルは高いのでは?
どんな西洋医学でも効果のなかった原爆症に温泉療法がめきめき効いて西洋医学の医者が驚くというエピソードもある。
あまり西洋近代を絶対化するものではない。
215名無しさん@社会人:2007/03/18(日) 19:15:33
西洋医学のアンチ絶対化が西洋医学の拒否・トンデモ東洋栄養学信仰ってのも極端だろ
216名無しさん@社会人:2007/03/23(金) 11:35:26
フロイトは、まだコカインがよく知られていない頃、「コカインは万病に効く魔法の薬である」
という論文を発表し、コカインの効能を訴えていた。

コカインを万能薬と信じていたフロイトは、病気で苦しむ友人に勧めるが、しばらくして、この
友人はコカイン中毒にかかり、亡くなってしまう。その後も、各地から続々とコカイン中毒の報
告が寄せられ、コカインを強く推奨していたフロイトは、医師免除剥奪の寸前まで追い詰められた。

217名無しさん@社会人:2007/03/23(金) 11:41:16
当たり前 実験してるわけでもない
思いつきなんだからな 帰納法の原理が無い学問はトンデモ
だから宗教と同じ 科学となづけると馬鹿はすぐ飛びつく
218名無しさん@社会人:2007/03/23(金) 18:21:53
てか、フロイドが薬物療法に熱意を抱いていたとは意外だな。 精神分析医というよりはまるで心療内科医。 薬をもらいたかったら精神科ではなく心療内科を受診すべし、 というのはメンタルヘルス界の常識だ。
219名無しさん@社会人:2007/06/20(水) 13:06:40
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220名無しさん@社会人:2007/09/25(火) 08:32:26
 【パリ24日時事】フランスの左派系哲学者でエコロジストのアンドレ・ゴルツ氏(84)と妻のドリーヌさん(83)がパリ南東のオーブ県にある自宅で並んで死亡しているのを近親者が発見した。心中したとみられる。
AFP通信が24日報じた。ドリーヌさんはこの数年、病気がちだったという。

 ゴルツ氏はウィーン生まれで、1954年フランスに帰化。64年、左派系週刊誌ヌーベル・オプセルバトゥールを共同で創刊した。「裏切者」「エコロジスト宣言」「労働のメタモルフォーズ」など、資本主義に批判的な著書で知られた。 

[時事通信社]
221名無しさん@社会人:2007/09/25(火) 09:31:36
ゴルツ、亡くなっていたんだ。ああ、人はいつ亡くなるか分からないものだな。 mement mori
222名無しさん@社会人:2007/09/30(日) 21:43:23
アンドレがなくなったと知って、しばらくたってから涙が出てきた。
彼の著書は自分の十代の思い出と重なる。
自分の体の一部を切り取られた錯覚を覚える。
おまけに自分も死にたくなってくる。
食欲も減って、いろんなことが手につかなくなっている。
223名無しさん@社会人:2007/10/05(金) 19:12:17
ttp://news.livedoor.com/article/detail/3331687/
赤木氏のこの提言を読んでいたら、どことなく故A.ゴルツ氏
の提言とも近いものを感じましたね。どう思われますか。
224名無しさん@社会人:2007/10/11(木) 14:44:57
ttp://lipietz.net/?page=blog&id_breve=262
リピエッツ氏もブログでゴルツ氏の死去に際して言及していますね。
225名無しさん@社会人:2007/11/17(土) 15:42:36
藤原書店から『生きる希望』が上梓された。
行きつけの本屋で注文したところ。
あと数日で届くってさ♪
226名無しさん@社会人:2007/11/18(日) 22:13:07
やっと手に入った。やったあ。
227名無しさん@社会人:2007/11/19(月) 00:08:42
よかったね☆
228名無しさん@社会人:2007/11/19(月) 06:38:11
>>227ありがとう
229名無しさん@社会人:2007/11/26(月) 12:55:28
せっかく手にした『生きる希望』、家の中の紙と本のブラックホールのなかに吸い込まれてしまった。
ちなみにもれのアパートは二畳と六畳。ぜいたくかもしれんが、もしももうちょっとお金があったら、
もうちょっと広い部屋に引っ越せるのに…。
まあいい、探して見つからなければ、またいつか再購入しよう。。。。
230名無しさん@社会人:2007/12/02(日) 12:58:50
>>223
ベーシックインカムがあれば、早い話が食えなくなる心配をせずにストライキとか
だって実現できる余裕が生まれるし、その意味では、労働力市場での売り手である
雇われる被用者の側のバーゲニングパワーもそのぶん増すはずだよね。
とくに最近問題になっている非正規雇用系の労働者にとっては意味があると思う。
231名無しさん@社会人:2008/02/24(日) 11:07:27
反米大陸 ― 中南米がアメリカにつきつけるNO! (集英社新書 420D) 伊藤 千尋
http://www.amazon.co.jp/dp/4087204200/
232名無しさん@社会人:2008/03/11(火) 22:08:09
かきこめる?
233名無しさん@社会人:2008/03/11(火) 22:15:01
「医道の日本」2月号に医療化のことが書かれていました。
代替医療(鍼灸・マッサージ・民間医療)が「医療化」を促進しているという佐藤先生の理論にもある意味頷けるものがありました。
でもそれは佐藤先生が所詮は西洋医学の側の人間であるという大前提があるんですよね。

医師は医師。東洋医学に理解のある医師は少なくないのですが、そのほとんどは東洋医学の浅薄な部分しかかじっていないのです。
鍼灸マッサージ・柔整に対する西洋医学との間にはまだまだ大きなギャップがあるんです。
融合は1000年経っても実現しないのかもしれませんね。
234名無しさん@社会人:2008/03/11(火) 22:16:34
すみません。
>>232=>>233です。
イヴァン イリイチの「医療化」の話でした。
235名無しさん@社会人:2008/03/11(火) 22:56:18
>>233 情報をありがとう。自分も読んでみようと思います。
236名無しさん@社会人:2008/03/16(日) 14:26:33
西洋医学であっても東洋医学であっても、それが人々の自律性の自由度を社会的に
奪うほどの他律的支配に行き着けば同じ産業的医療化の作用であるということで、
つまり商品による政治的文化的社会的支配の結果なんじゃないかな?
237名無しさん@社会人:2008/03/28(金) 18:49:26
なるほど。
238名無しさん@社会人:2008/03/28(金) 22:08:08
>>236 そうですね。同意します。
239名無しさん@社会人:2008/03/29(土) 10:03:21
入一
240名無しさん@社会人:2008/04/09(水) 11:36:39
近代学校制度は子供を労働から解放したといいながら新たな強制労働に
駆り立てたにすぎなかった。
241名無しさん@社会人:2008/04/15(火) 00:08:51
ちょっと古い話なんだけど。○服部志帆さんという文化人類学の方が、今は休刊中の植物の自然誌「プランタ」2006年11月号にアフリカのカメルーンに住む狩猟採集民バカ・ピグミーは、個々人が森に自分の薬を持っている、みんなが専門家だと報告している。
242名無しさん@社会人:2008/04/15(火) 00:10:51
>>240 子どもでも入れる労働組合が必要だと思うね。消費のニーズの専門家は否定するだろうが。
243名無しさん@社会人:2008/04/15(火) 00:16:20
最近古本屋で手に入れた関連本ですよ。○鈴木晶子「イマヌエル・カントの葬列--教育的眼差しの彼方へ--」春秋社2006○今から読みまーす。
244名無しさん@社会人:2008/04/29(火) 16:07:10
>>243
なかなか興味深いタイトルの本ですね。
鈴木昌子さん、なにかで見覚えのある名のような気が。
245名無しさん@社会人:2008/10/24(金) 11:05:54
学校教育の存在自体が勝ち組負け組-自己責任-ネオリベ的な一連のイデオロギーの生産と
正統化を行なって、万人にそれを植え付ける一大洗脳工場になってきたし、
格差社会の正統化に一役も二役も貢献するイデオロギー的機能を本質的に担ってきた。
学校教育文明が栄えていけばいくほど、このイデオロギーはじわじわと強化されていき、
ネオリベイデオロギーが世の中全体に蔓延ってくる社会的下地が徐々につくられていった。

かつては中学校卒業資格でも普通に正社員として就職できたのに、その基準が高卒になり
大卒になり、いまでは大卒でも就職できるかできないかの状況になってきた。
もはや歯止めがきかない。学校文明が繁栄すればするほど、人々はより高い学歴に到達せねば
生活が不可能になってくるし、そのために必要とされる家庭の教育費も増大する一方になる。
親たちは賃労働の奴隷として生きる時間をなおいっそう増やさねばならなくなる。
少子化はゲームの合理的な選択の結果だろう。

学校教育文明というものにそろそろ歯止めをかけたほうが良いのではないだろうか?
そのために学校教育の存在そのものをまず疑ってみることだろう。
246名無しさん@社会人:2008/12/20(土) 20:38:55
雇用を創出するために無理にでも消費しなきゃならない。
無限の消費のために限りなく働かされる。
まさしく、労働のための消費、労働のための労働になってしまっている高度資本社会の無限ループ。
限りない労働のための歯車としてしか人間を見ていない既得権益経済学。
労働を転がして遊んでいるマネーゲーム。いったい得をしているのはだれ?
247名無しさん@社会人:2009/02/01(日) 13:54:10
「労働社会の終焉」雑感
ttp://www.ops.dti.ne.jp/~grapevin/union/union0004.html
> 若きマルクスは、労働の中に人間的自由・自立を求めて「労働の開放」(労働の疎外からの開放)を
> 唱えたが、「労働の開放」の主張は、人間的自由を実現するどころか、むしろ反対に非自由の「必然
> の王国」を出現させることに想到し、後期マルクスはこの構想を捨て、「労働からの開放」に転換した。

マルクス主義は労働価値説に全面的に依拠した労働力中心イデオロギーによる唯物論だと思っていた
ので、この部分を読んで目から鱗が落ちた。
ナチズムやスターリニズムが労働力=生産性中心のイデオロギーを掲げて暴走したことを思うと(アウシ
ュビッツの門には「労働は自由への道」と刻まれていたとか)、この点はとても重要な気がしてくる。

ボードリヤール、ハーバーマスらをはじめ、知識人らによって賃労働の拒否ないし労働社会の終焉が予言
されるようになって久しいが、日本でもいよいよ現実に、まだ無意識のレベルであるけれども、プロレタリアート
による賃労働社会(プロレタリアート化社会=資本主義社会)への抵抗闘争がはじまったのかもしれない。

その存在が賃労働社会(=資本主義社会)への脅威であるために、ニートは資本主義社会からバッシングの
標的にされているが、しかし同時にこれは資本主義社会における危機と結びついた構造的な問題でもあると
いうことが、マルクスも予言したように資本主義社会の皮肉であり矛盾でもあると思う。
248名無しさん@社会人:2009/02/12(木) 20:53:42
新自由主義の功罪
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/eco/1216793480/108
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:2009/02/01(日) 18:22:12

新自由主義もアレだが、社会主義も産業主義から分岐した新自由主義の亜種に過ぎん。
社会主義も新自由主義も、大量にもの作って、流通して、売って、消費しての社会構造は同じ。
今、起きてる現象は脱産業主義なんだよな。
だから、新自由主義も社会主義も枕を並べて死亡するといったトフラーの意見は当たってると思う。
249名無しさん@社会人:2009/07/06(月) 12:32:41
>今、起きてる現象は脱産業主義なんだよな。
でも、現実は、ちっとも脱産業化してないじゃん。
日本なんて高度成長期の産業構造のままじゃん。
250名無しさん@社会人:2009/07/06(月) 14:31:31
「脱産業化」は、おそらく、
ダニエル・ベルの"The Coming of Post-Industrial Society"
に由来する用語で普及したものでしょう。

post-を「脱」と訳す日本の邦訳思想業界がどうかしているんだな。
また、industrialを「工業的」と訳すか「産業的」と訳すかで意味が多少違ってくる。

ベルの定義でいうところの「工業社会以降の社会」とは、要するに、
一般に、「知識資本主義」とか「情報化社会」と言われているものとほとんど同義で、
それにともなった労働形態や産業構造の変化(比重の移動)をあらわす概念ですね。
251名無しさん@社会人:2009/08/04(火) 13:59:02
ポスト工業化と言われるようになって久しいが、
ポスト工業化は以外と長期革命ですね。
工業先進諸国がさまざまな経済問題を抱え込む複雑な時代になった。
ポスト工業化のトンネルからなかなか抜け出せない。
知識化とセットになった情報化もバブルの崩壊を繰り返し、なかなか進まない。
252名無しさん@社会人:2009/08/15(土) 16:28:32
「産業主義近代」の終焉
ttp://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/490.html
> 「より多く働くようになった」という事実は、「とてつもなく生産性が上昇したのに、
> 働く時間はわずかしか減少しなかった」と説明したほうが経済論理に近づく。
253名無しさん@社会人