国家を社会学的に分析するスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
162三郎:2006/12/01(金) 19:46:18
 アルチュセールは「機能」で国家を定義したね。
だから学校や労働組合まで「国家」の一部、
「国家のイデオロギー装置」ということになった。
これはおかしい。

 資本主義的生産様式の「再生産」を促進するという機能を
「国家」と見なすと、
国家のフォーマルな統治組織以外の組織体まで「国家」になってしまう。

 ただし組織・制度で定義するとこれまた、国家でないものとの境界線が
不明確になってしまう。ややこしい。

 まあ組織、機能、主体、資源、それらの諸関係、諸実践の複合的総体
として定義するべきだろう。
163名無しさん@社会人:2006/12/01(金) 23:07:04
>>156
神秘化って・・・

国家について解説した本が腐るほどあるから片っ端から読んでみたらどうよ。
政府が山ほど刊行物出してっから片っ端から読んでみたらどうよ。

古代人ですらさほど国家を神秘化なんてしてないだろ。
神から与えられたはずの身分制度の崩壊もあまた有ったろ。
楔形文字とか研究進んで歴史も塗り変わってますぜ。
マルクスとか前々世紀の人間ですぜ?奴の言ってることなぞまともに受けられねえよ。
164名無しさん@社会人:2006/12/02(土) 20:30:59
>>154
だからそれも歴史的なフィクションが蓄積されただけでしょ。
165三郎:2006/12/02(土) 22:48:14
>>163
神秘化って・・・

ソ連は「労働者の祖国」ということになってた
日本は「天皇の国家」だ
アメリカは「自由の国」ね

 こういうのを国家の神秘化という。
英語ではミスティファイである。
ひらたい言葉で言えば、「まやかし」ということだ。

 ヘーゲル『法哲学』では国家が「人倫的理念の現実態」ということになっていたが
これも国家の神秘化である。
ウェーバーの生きていた頃、ドイツ帝国について
「世界に冠たるドイツ」なんて言われていた。
 これも神秘化である。
ウェーバーはまあ、即物的に、ザッハリッヒに
国家を語ったわけだ。暴力概念を導入して。





166名無しさん@社会人:2006/12/02(土) 23:31:13
>>164
取り決めなんだからそれがフィクションかどうかを問うのは意味がない。
お前は金を借りても「それはフィクションだ」言ってれば逃れられると思ってるらしいw

そういうならお前の言説も同様にフィクションだ。
さらにお前が「俺は俺だ」と思ってるのもフィクションだ。
これ続けて彼岸の彼方までいくか?w
だからお前の持ってる金はフィクションだからそれ俺によこせとw

>>165
はあ?国家のやってることは取り決めの強制だから、
暴力なのは当たり前だろうが。
ひょっとして高校生?
167名無しさん@社会人:2006/12/02(土) 23:48:15
>>165
念のため書いとくが、そのザッハリッヒに国家を語ったのが
神秘化でないなんて思ってないよね?
168名無しさん@社会人:2006/12/03(日) 00:18:28
>>166
だからそれはフィクションの強制とかフィクションと現実の境界が
希薄になった仮想現実世界として理解できるのではないか?
宗教はフィクションだが、それを信じる信徒同士では社会契約になる。
169名無しさん@社会人:2006/12/03(日) 03:09:44
おお〜!まるで学問板みたいになってる!
170三郎:2006/12/03(日) 17:05:45
>宗教はフィクション

宗教はひとつの重い現実。
教会があり、儀礼的な行為があり、信者があり、
それの諸行為がある。
 神はフィクションだろうが、神についての観念は
人々の諸実践や諸制度や諸組織のなかに
まあ媒介的にだが、現実化されている。
 
171名無しさん@社会人:2006/12/03(日) 17:14:56
>>170
だからそれら制度は、フィクションと実践とが結び付いた
仮想現実であるという認識とは矛盾せんし、当たっているだろう。
社会契約論が仮定する自然権も一種のフィクションだが、人々が
それを信じれば、実践になり、慣習になり、制度化する。それだけのこと。
172名無しさん@社会人:2006/12/03(日) 21:45:43
>>168
だからフィクションという概念を入れる必要性が無い。
もともと方便なんだから、それをフィクションと言い換えて
言及する意味が無い。
言い換えで答え続けるお前は小泉純一郎かってのw

蟻はそれぞれコミュニケーションして社会を作ってますぜ。
彼らのコミュニケーションの媒体は何であるかも判明してる。
蟻は仮想現実世界を生きてるのかな?

だからお前の言うとおりだとするとお前自身がフィクションなんだってw
こんな話を彼岸の彼方まで続けるのかってのw
173名無しさん@社会人:2006/12/05(火) 23:06:05
アンダーソンの「想像された共同体」というのは、
国家のことか、国民のことか。
どっちだ。
174名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 17:07:09
本人自身に区別がつかんのじゃあないか。
ネイションはわけのわからん英語だ。
175名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 17:18:12
逆に考えると、むしろ日本語の国民という概念のほうが奇妙じゃないか?
176名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 23:12:50
>175

いや、日本語の「国民」は明解だ。
国家の構成員を全体としてとらえた、集合名詞だ。
「国民」と「国家」と「民族」ははっきりと区別される。
そして「国民」と「人民」もだ。
177名無しさん@社会人:2006/12/08(金) 00:41:26
>>175
国と家の合成である「国家」という概念のほうが奇妙だね。
語源は中国かな? それとも近世にできた言葉かな?
ネイションは国民と訳すほうが正解でしょうね。国家とは訳せない。

>>176
国家と民族という熟語を除いては、おそらくは欧米語を意訳した造語じゃないのかな?
国という言葉は本来はどちらかというと英語でいうカントリーにちかいし。
178名無しさん@社会人:2006/12/08(金) 01:40:40
漢字の「国」じゃなくて日本語の「クニ」のほうね。
179三郎:2006/12/08(金) 22:55:57
学生時代、近所でしていた大阪万博で
外人にWhat country? と訊くと
相手は states と応えました。


180名無しさん@社会人:2006/12/08(金) 23:42:23
>>179 それは米国人?
181三郎:2006/12/09(土) 18:36:38
>>180
米国人です。

182三郎:2006/12/10(日) 14:36:30
 「国家」ということばですが、
「国」は領域(囲い)や武器を意味していますが、
「家」はまさに共同体を意味していますね。
183名無しさん@社会人:2006/12/12(火) 14:37:48

現在の日本
[ 経済 ]

サラ金(消費者金融)利用者 2200万人
自己破産者数 30万人
年収300万円未満の世帯が日本人の30%
ワーキングプア(働いても生活保護以下) 400万世帯 これは全世帯の1割
貯蓄ゼロの世帯が約23%
自殺者年間約 3.2万人
生活保護受給世帯 103万人
ニート 85万人
フリーター417万人,これは国内の労働人口の5人に1
完全失業者 313万人
日本の貧困率世界第2位
幼稚園児の母子家庭率15%、子供が高校生では約30%
184名無しさん@社会人:2006/12/14(木) 15:59:22
>>182
本来「國」と書いた字を簡体化するときに「国」としたのは
日本人だっけ?
185名無しさん@社会人:2006/12/14(木) 16:01:02
>>182
国家の家の字は政府の意味だったと思う。
186名無しさん@社会人:2006/12/14(木) 22:38:36
ファラオは大きな家と云う意味だそうじゃないか
まさに「家」産制
187名無しさん@社会人:2006/12/14(木) 22:44:36
家には建物という意味しか本来はないんじゃないか?
家族なんて言葉は近代に日本で発明されたらしいじゃん。
188名無しさん@社会人:2006/12/15(金) 13:31:12
>>187
家族はたしかに中国語ではないらしいけど、
日本で発明されたというよりはファミリーの訳語としてね。
189名無しさん@社会人:2007/06/29(金) 19:22:23
国家という日本語に関してはな。
国家はもとは漢語で、皇帝を中心とした統治組織のこと。
日本の律令用語では、国家とは天皇個人を指していた。
中世では国家とは朝廷を意味することが多い。
国民共同体という意味で国家の語を用いるようになったのは近代以降。
190名無しさん@社会人:2007/06/29(金) 19:29:28
ちなみに、
欧州語で国家と訳される言葉、英語でいえばステートも似たような経緯をたどってきた。
最初にマキャベリがstatoを政治用語として用いたときは統治組織の意味だったが、今では国民共同体の意味で使ったりもする。

このほか国家の語は、ポリスとかプーブリカとかネーションとかの訳語としても用いられる。
プラトンの「国家」とか、ナチスの国家社会主義労働者党とかね。
いずれの場合、統治組織というより、国民共同体っちゅうニュアンスかな。
191名無しさん@社会人:2007/06/30(土) 02:57:02
バチカン旧布教聖省のライバル、国際情報管理機関 http://www.wan-press.org
192名無しさん@社会人:2008/06/11(水) 23:41:20
mst
193名無しさん@社会人:2008/06/23(月) 23:54:36
ome
194OS:2008/06/30(月) 23:24:42
 社会学者で「全体社会」という言葉を使う人がいるね。
あれって、国家的な規模での社会という意味でしょう。
日本社会とか。

 しかし、「全体社会」はグローバル社会という意味にも考えられる。
まあ、国家を捨象した形で社会を論じる傾向があるのではないだろうか。
195名無しさん@社会人:2008/07/02(水) 01:23:36
国家とは、富を我有化するために、そして我有化した富をつかって、暴力を組織化する運動体に

ほかならない
196名無しさん@社会人:2008/07/02(水) 03:06:46
【公開中】コミュニストはSEXがお上手?【映画】
原題: LIEBTE DER OSTEN ANDERS? - SEX IM GETEILTEN DEUTSCHLAND 製作年度: 2006年
監督: アンドレ・マイヤー 上映時間: 52分
あらすじ: 米ソ冷戦時代の象徴として分断されていた東西ドイツは1990年に統一、社会学者たちがそれまで謎だった東ドイツ生活の実態の詳細なリサーチを始めるが、
東ドイツではセックス初体験の年齢が西ドイツより早く、85%の女性たちがオルガスム体験者で、東ドイツの男性は西ドイツの男性よりもペニスが 6ミリも長い、
などの衝撃データの数々が明らかとなる。(シネマトゥデイ)
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id330181/
予告編↓
http://meta.yahoo-streaming.jp/cgi-bin/yahoo/movies.asx?cid=20080612005cs0000movie1m
197名無しさん@社会人:2008/07/05(土) 20:11:01
東大が社会科学でグローバルCOEとった「ソフトロー」って規範・秩序問題ですよね。
法経の人には一応最新テーマみたいですが、これって社会学でテーマにできませんか?
修論は秩序問題で書きましたが博士論文のテーマとして
198名無しさん@社会人:2008/09/19(金) 11:33:39
伝統ある法学部サマだ。まず黙って3冊読め。話はそれからだ。
有斐閣ソフトロー研究叢書
 第1巻 ソフトローの基礎理論
 第3巻 政府規制とソフトロー
 第5巻 国際社会とソフトロー
199名無しさん@社会人:2008/09/19(金) 15:08:55
>>198
というか文章途中だろ
200名無しさん@社会人:2008/09/20(土) 01:55:51
宮台真司爆殺祈願o(^o^)o
201名無しさん@社会人:2008/09/20(土) 03:15:28
ひょっとして東大がお嫌い?
202名無しさん@社会人:2008/09/20(土) 03:16:33
というか九大は?
203名無しさん@社会人:2008/10/02(木) 23:49:33
ケルゼンをまず読むべきだな
204名無しさん@社会人:2009/07/24(金) 14:07:00
meta・・・∞phisics
205名無しさん@社会人:2009/08/06(木) 14:53:48
多元的動態的秩序像ぐらい語ればなどと某スレでほざいていたところ、既に提出されていた場の量子論というモデルに直面し俄然とした某氏はさておき
206名無しさん@社会人:2009/08/06(木) 14:55:21
量子論的多元的動態的秩序像くらい語れるようになってから出直せ云々というレスが某板にある
それはそれとして、リエゾンの強い要求が無視されてはならないわけですよ
「急がれたし」
20758th:2009/08/06(木) 15:06:58
リエゾンの強い要請が無視されてはならないのですよ
どのような勢力群のリエゾンなのかはさておき、何が起こり始めているのかを理解せねばならない人物が多数存在しているようですが
威信とは重要です(棒
208名無しさん@社会人:2009/08/07(金) 12:35:10
というわけで、そろそろパーシャル連合の諸勢力による攻勢が本格化してゆきます
主力は(ry
209名無しさん@社会人:2009/08/07(金) 15:28:29
ヴァージニア州軍と東大阪市etcが主力
210名無しさん@社会人:2009/10/01(木) 12:07:20
正確には東大坂とヴァージニア軍が主力
211名無しさん@社会人
なぜ軍隊?