1 :
の著作をいくつか読んだ感想:
「で、結局どうすればよいのかね、ふろむくん。」
このドクサレヤロー!!! 死んじまえ!!!
つまり全員ナルシシズムを克服すればいいのさ。
ほんとかいね
フロムの考え方は基本的に母親との一体感を経験している人間が他者と
自分との分離を理解していくに連れて深層に孤独と不安を感じながら
生きている。そこからサドマゾ自己陶酔のフロイトを少し修正した
論理を展開させていく。そういった孤独を克服する術を解いている
といった悟りの書だがプラスマルクスを持ち出して自由独立を個人
が勝ち取るには現代の文化はマイナスだってことをいいたいんだろ。
じゃーどうすればいいんだ?って1が逝ってる。フロムって学問家
には好まれないよね。ラカンみたいにもっとわかりにくく書けばいいのに。
でぐちにきけよ
いまごろ、なんでフロムよ?
なんで?
>ラカンみたいにもっとわかりにくく書けばいいのに。
ちのぎまーん。
二十九人の不幸をお返しします。
これは不幸のレスといって、
エロゲ板から順々に
私の所に来た死に神です。
あなたの所でとめますと、
必ず不幸がおとずれます。
箱というラウンジの古参有名固定がとめたため、
年内に死にました。
今年中に、文章を変えず
必ず二十九個のスレに書き込んでください。
なんでフロムダメなのよ、
なんで?
さどまぞ分析では説得力がない、というのがケストラーの批判だったような。
批判は多い正直。正当フロイト修正主義者とか思弁的な形而上学者とか。
しかし、フロムの理論はあくまで本質の味付けであって精神医学者として
もっと重要なことを知っていたのではと思うが。
心理以外の著作はなかったっけ。
精神分析の本としては
「悪について」「破壊」「夢判断」「禅と精神分析」「フロイトを超えて」など
社会学的な様相が強い書
「自由からの逃亡」「希望の革命」「ワイマールからヒトラーへ」「生きるということ」など
心理学的人間学的で教条的な書
「愛するということ」「人間における自由」「人生と愛」「反抗と自由」など
橋本治の『蓮と刀』読んでみな。
>>15
なにがわかるの?
ケチョンケチョンです。
でも、フロムの著作は読んでいないので
橋本が正しいのかどうかは分からない。
そうか。フロム信者としては読まねば。
a
20 :
(´∀` ) ◆mona.SiQ :02/06/09 17:24
>>1 「自由からの逃走」
の最後の章に、何をするべきかが書いてたよ。
あまり、納得いかなかったけど
俺は「精神分析と宗教」がいちばん面白かったけどな。
フロムって、宮台ハンターの大橋さんも
推薦してたよな。
フロムの言ってることってバタイユとかに近いものがある。
大まかな部分で。だけどフロムって「自由からの逃亡」以外
あんまみんな読んでないだろ。ちょっといろんなとこから思想を
パクッタようなとこあるけど、彼の著書は非常に再評価されて然るべき
だと思う。これから
24 :
愛するということ:02/06/11 14:59
私はフロムの本を読んでそこに書いてある哲学者や思想家の本も読んで
とても共感した。いままでの読んでいた本では解からなかった自分のことが
わかってきたような気がした精神分析も生きていくのには役に立つ
それよりなにより人間の求めてやまないものが何か?
の問いの答えがすごくいい 私の人生を変えた本だと思う。
>>24 フロムはいいよね。朴も数冊よんだけど「愛するということ」は
自由からの逃走よりも好きだったな。
>>24 『悪について』『破壊』も読むことをお勧めする。
彼のような人間がどんな風に人間の攻撃性を捉えていたのか
すごく興味深い本だったよ。フロムは教条的でフロイトの修正
主義者っていうレッテルを貼られているけど実際人間が動物から
離れてその本質からできた理性について本当によく理解してると思う。
27 :
愛するということ:02/06/17 19:44
なんか、愛するということ、の愛について誤解されやすいのだけど
馬鹿にもされやすいのだけど何で?
ナチズムの研究した人。
フロムによると権威主義的人間はアレキサンダーとナポレオンが
お気に入り。
池田大作先生はナポレオンが大好き、
むかし富士美術館で「大ナポレオン展」やってた。
>>30 バッチリ当たってますな。
さすがフロム先生
形而上学的だからあまり好かれない。魂の救済は文学でひっそりやってろ
って学際人はいってるんだよ。マルクーゼとの辛味でそれ以後
思想シから古典扱いされてしまった。でも、彼は精神科医だからねー
○系ひだりについてより心理学とか精分の面での評価はどうなんだろう?
フロイト派からは嫌われてるのかな?
33 :
愛するということ:02/06/20 22:05
私的には心理学、精神分析の分野でもあまり認知されていないというか
ベストセラー作家みたいな扱いで不満です。
えせ心理学者扱いなのはわかり易さのせいなのだろうか?
晩年はメキシコにいたんだっけ?
愛するということはわかりやすいが、生きるということは
難しいと思うが。ま、あれは哲学書だな
大時代的なのはしゃあない。
なんせ、フランクフルト学派の人だからなあ。
一般の人にも読まれてよい著書を残した学者であることはまちがいない。
紀伊国屋はよい仕事をしてくれたものだ。
37 :
(^3^)/:02/06/30 15:52
小此木みたいなもんか
フロムは精神分析とマルキシズムの理論的統合を試みたという
評価も一部にあるが、どの程度の信憑性があるかな?
読んだ人、おしえれ。
>>39 精神分析を文化に照らしてみるのは一種流行みたいなもんだ。
フロムは主にマルクスを資本主義の消費社会、大量生産大量消費
が人間性に与える影響を強調してたような気がする。最近読んでないけど、
見方としてはボードリヤールの視点に近いんじゃないかな?
社会心理学方面の話はまあ、掴みどころがないと言えると思う。
フロムを再評価してる人たちもいるけど、思うに、フロムが実現を
望んでいたユートピアは難しい。だけど、愛するということみたいな
本はティーンの内に読んでおくべきだと思うよ。
>>36 紀伊国屋の新訳は酷い。無断改行やめろ。旧版復活しれ。
42 :
愛するということ:02/07/04 21:25
41さん私もそう思います。なんかより啓蒙本みたい。
最近私は資本主義について考えているのですが資本の増大に比例して人間の疎外が
増大して資本家と呼ばれる人さえ資本に翻弄され、自滅してゆく姿を見ていると
果たしてそれが成功者の姿なのか判らなくなる。
資本主義にもまだ可能性があるのだろうかそれは人間が変わらなければいけない
学ばなければいけないことなのだろうか?
それともいつまでも同じ過ちを繰り返すのだろうか?
>>40 親切な人、ありがとう。でも、もうティーンじゃないからフロムはいいや。
いいや、読みなされ。非常に読み安いし、今後1000年後
に重要になることが書かれてるから
これは超・名著。これに影響されたスレを私はやっている・・・えちねた板でw
48 :
自由からの逃走:02/11/10 16:34
age
最近、愛と性と母権性 を読んだ。
すごくいい!
学生の時読んで一番感銘を受けた。
東京創元社のエビチャ色の地味な装丁がいいよねー。
「愛するということ」と「悪について」はフロムが言っているように
対になる本で、どちらとも高校生、大学生は一度は読むべき本だと思います。
(高校生でもわかるぐらい簡単に書かれていますし)
くだらないカルト団体に入って人生を棒に振る人が少なくなると思います。
フロムの思想は、彼の著書を通して読まないとなかなか理解できないと思う。
「愛するということ」「自由からの逃走」「精神分析と宗教」「悪について」
「生きるということ」「人間における自由」あたりがお勧め。
学問としては古典でも、わかりやすい記述で多くの人に精神分析の分野で
影響を与えたという意味でこの分野で最も尊敬する人物です。
exitの新著どうよ?
精神分析に影響を与えているか????
社会心理学だろ。だからこそここに建ってるんだろ
>>56 すんません
勢いで書いてしまったもので。。
まぁ、社会心理学というか一種の宗教だね
フロム流に言うと
exitでれすがないとは、とほほだな。
やっぱりサドマゾってアプローチって弱いの?
(^^)
くだらないのかもしれないけれど、いつ頃から人は生きるということ
を愛せなくなったのでしょうか?
歳をとる事は良くないことなの?
生きるということはそういうことなのではないの?
生産性のない人間は生きてはいけないの?
生きることがいけない社会とはなんなんだろう
ネオフロイト学派でフランクフルト学派だから微妙だよね
精神分析学的に言えばそれほど功績はない。社会学、社会心理学の分野
ではある程度系譜付けされてるけどね。ヒュ―マニスム的精神分析という
西洋ヒューマニズムとは違った人間主義に目を向けたことはよかった。
フロムの精神分析学はマ―ラーの分離固体化理論に類似してるし、むしろ
少しパクってるのかとも。中世から近代の人類の自我の芽生えと孤立感不安感
の発生という歴史的な背景と実際の精神分析の自他未分からの自我の芽生えを
くっつけてるのはおもしろいけど、それ以上精神分析を発展させたとはいえないね。
>42
フランクフルト学派だからやっぱ産業資本主義社会からでしょ。
ところでフロムは2度再婚してたって知ってた?
あまり私生活のことまでは知らないけれど、
本の中でも書いてるし、有能な精神科医は自分が幸せでなければいけない
と言うのは間違いかもみたいなこと・・・
離婚肯定、離婚否定も間違いだって
言ってたね。「離婚問題もはっきりと離婚をしたほうが子供に
とってもいい。子供はその両親の決断をみて自分の決断力に自信を
持つようになる」みたいなこと。まさか自分のこといってるとは
思わなかったが
フロム信者の私としてはあまり知っている人がいないのが不満なのだけど
どういうところに信者がいますか?
正気の社会って著作おもしろいのかな?
フロム信者なら出口の著書の寸評してくれ。
だれ?
フロムは忘れ去られる運命ってことでいいですね?
出口の本の価値は、学会賞をとっていることからも明白なのだが、
ヲタウケはしないようでつね。
フロムの遺産 D・バーストン
を読んだ、フロムの生い立ちや人生を始めて知りました。
かなり批判的なことも書いてあるけれど私的にはやはり人間的に
尊敬できる人だと思います。
もうひとつ、よりよく生きるということ
を読んで、愛するということ、の本なかでも勧めていた瞑想について
やってみたくなりました。
社会学というよりは哲学?
哲学というか思考ではたどりつけない
道の実践を勧めてます。
フロム信者、早く出口の寸評しろや。
まさか、ここで初めて知って今必死に読んでるんじゃないだろうね。
出口の寸評よんでないので良くわかんないし、買うきないから読めない
図書館にはいったら読みます。
基本的には批判が多いのは理解できる。
というかフロム信者が出口も読む気なくて、
ホントにフロムについて何か語れるわけ?
80 :
学園天国グル−プ:03/02/19 12:29
出口ってexitとかゆう
カツ丼のホームページやっている椰子か?
ここのカキコみていると、こういう椰子らには絶対出口の本の
価値はわからないだろ。宮台とか今一生とか読んでいた方が
よいのではないだろうか。
本買ってきたぞ。めっちゃ高かった。でも重厚。
出口って芋→東大院なんだな。庄司ゼミじゃんか。
学部は誰だったんだろうか。
去年から立命館の助教授なんだけど、
立命館では、かなり面白い授業してくれます。>出口先生
卒業前の1年間で、立命館の社学で、初めて刺激的な授業に参加できた。
ahe