>>108 :Q さん、
>>106 :100 さん、
>>かなり話が脱線しましたが、なぜミルについて言及したかというと、
>>日本社会(あるいは企業)内に蔓延する封建的権威主義なるものが
>>進歩主義の名によって克服されるべき旧弊なものかどうか検討する
>>余地があると感じたからです。
>>まあ、柔軟性を欠き、意志決定が遅いのは確かだと思いますが。
>利点としてあるのは具体的にどのような点ですか?
これは日本独特で重要なポイントだと思います。
私は定年まで大企業で働きましたが、大企業の中の小集団活動の
レベルは非常に高いと思います。日本の永い歴史を支えてきたのは、
結局、小集団のネットワークだったと解釈するのが正しいし、
未来への展望を開く有力な突破口だろうと思います。
アーサー・ケストラーの「ホロン」概念も、マンハイムやブレア・ギデンズの
第三の道も、似た方向の可能性を予感しているように思います。
私が立てたスレ
カール・マンハイムについて
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/sociology/998226330/ と
MEGA-NET生涯学習ガイド
http://school.2ch.net/test/read.cgi/lifework/1010797751/ とは、この方向を模索しています。
残るのは「柔軟性を欠き、意志決定が遅い」という問題ですが、これこそ最大の
研究課題、ブレークスルーのテーマだと思います。
話が飛躍するかもしれませんが、私は、ゴールドラットの「ザ・ゴール2
思考プロセス(ダイヤモンド社)」に目をつけています。