○○家の人々 第二章

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504U-名無しさん
電車の中
しきりに首を傾げながら自分の胸を抑えているクラJrと、それを心配そうに見るヘナJr
「大丈夫なのクーちゃん・・・?痛いの?痛いの?」
「んー痛いのは痛いんだけど、でもなー、あーなんていったらいいのかなー?んーわからないや」
「大丈夫かなぁ治るかなぁ・・・メソメソ」
心配のあまり、泣いてしまうヘナJr 大好きな兄貴に泣かれてちょっとオロオロするクラJr

「大丈夫かなぁ?やっぱり一緒にいてあげたほうがいいと思うんだけど」
そう言って物陰から出て行こうとするしかこの肩をおさえて
「ここで出ていっちゃったらダメなんだよ・・・それにあの2人だったら大丈夫 2人だからこそ大丈夫なんだよ」
満男くんが止める
505U-名無しさん:2001/07/21(土) 02:26 ID:???
まだまだ電車の中。
こっそりと影からツインズ二人を見つめるしかおしかこと、横でのんびりそんな二人を見ている満男くん。
そんな三人に不穏な空気とともに新たな影が!!

「お前ら何してんねん、こないなとこ…ッ!!」
地声がでかいイナモっさんの口を急いで塞ぐしかこ(inもとやん)
しかこ「イナは声がでかいんだよ!馬鹿!」
イナ「もがもがもがもが!!(馬鹿って何やねん、馬鹿って!)」
しかこ「馬鹿って言ったら馬鹿なんだよ!馬鹿!」
イナ「もがもがもがもがっっっ!!(なんやてぇ?もっかい言ってみいっっっ!!)」
しかお「しーしーしーしーっ!!二人とも声でかいって!!」
満男くん「そう言うしかおも声でかいと思うよ・・・。馬鹿トリオ。」

さらっと毒舌ぶりを発揮する満男くん。満男くんの痛い一言にその場に立ち尽くす三人。
もちろん満男くんはそんな三人を置き去りにしてさっさと電車を降りる。
「ちょっと頭を冷やした方がいいかも。いってらっしゃい、三人とも。」
ぷしゅーっとドアの閉まる音。ガラスの向こうに見えるのは手を振る満面の笑みの満男くんと
二人で手を繋いで駅のホームを出るツインズの姿。
「うわーーーっ!待ってぇーーーーっ!!」
合掌。