416 :
横浜FCを応援していただいている皆様へ :
平成12年10月5日
株式会社横浜フリエスポーツクラブ
代表取締役 辻 野 臣 保
日頃より横浜FCに対しご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
9月29日、横浜FCのJ2会員入会申込書が、関係各所、各位の皆様のご尽力、ご協力により、滞り無く受理されました。今後は、現地ヒアリング、チェアマンヒアリング、自治体との協議など、J2昇格に向けてさらなる準備を全力で進めて参ります。
その最中、皆様にお知らせしなければならない重大な事項が発生いたしました。
現在、株式会社横浜フリエスポーツクラブの株式は辻野臣保、鈴木奈津子、宮崎亮の各氏がそれぞれ68株340万円づつ保有しております。
その株主の一人宮崎氏より株主総会召集請求書が届き、取締役辻野臣保の解任と新取締役4名の増員という要求がありました。クラブといたしましては、なぜJ2入会申請、審査の大事なこの時期の解任要求なのか、まったく理解出来ず困惑している次第です。
また宮崎氏からは辻野解任、新取締役選任後のビジョンも示していただけず先の見えない不安定な体制に、来期、GM奥寺をはじめとするチーム体制もどうなるかわからない状況です。クラブといたしましては、宮崎氏からの将来のビジョンのない要求は、単にJ2昇格を目前にした会社の経営権を手中にしようとしているとしか考えられません。また、J2昇格審査は、これまでの実績について審査を受けるのであり、この時期にクラブの体制が大幅に入れ替わることは、J2昇格に重大な悪影響を及ぼすことは間違いありません。
417 :
横浜FCを応援していただいている皆様へ :2000/10/05(木) 19:41
したがってクラブは、このような要求を受け入れるわけには参りません。
今、この時期にこのようなお知らせをしなければならないことは、大変に遺憾であり、同時に横浜FCを応援していただいている皆様には大変申し訳ないことと受け止めておりますが、今年最大の目標であるJ2昇格、そして横浜FCが目指す市民クラブとしての理念を守るために避けては通れない道であること、このような大事な時期だからこそ代表辻野、GM奥寺以下クラブ一同結束を固め、この難局を乗り越えていく所存であることを皆様にはご理解いただき、今後も継続してご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。
なお、この文章は下記クラブスタッフの総意であり、宮崎氏の要求に反対いたします。
代表取締役 辻野 臣保
取締役 村上 源也
監査役 伊藤 潔
ゼネラルマネージャー 奥寺 康彦
シニアマネージャー 田部 和良
マネージャー 添田 貢広
マネージャー 落合美規子
コマーシャル 金井智恵子
セールスプロモーション平戸 聡
クラブアドミニストレーション 加藤 雄三
クラブアドミニストレーション 山田 涼子