━○○○ ファジアーノ岡山254羽目 ○○○━

　
　◇◆ 真っ赤な○○○フ ◆◇
　― こころひとつに― ファジスレ・サポーターズソング
　
　あの娘が 使ってた 真っ赤な ザンギエフ
　
　「なんの意味で 赤ザンギと 思っているか？」
　『…え？』
　「なんでザンギエフ しかも赤パンだと思ってるんだよ？」
　『はぁ？』
　「だからぁ あの姉さん、なんでザンギエフなんて使ってたのよ！しかも赤パンツの！なんでなんだよ！？」
　『ああ〜あの姉ﾁｬﾝか！凄かったよな(笑) ﾂﾔﾂﾔの黒髪振り乱してさぁザンギエフｗ！萌えたぜ！…なんでって、そりゃま好きなんだろ？ｻﾞﾝｷﾞが』
　「……ほんとうか？」
　『うん？たしかに珍しいけどさ、普通あのﾃの綺麗な人ならﾁｭﾝﾘかｼﾞｭﾘだし』
　「…ｻﾞﾝｷﾞ使いなのはいいんだよ…女にｻｲｸﾛﾝ狂がいても構わねーし…でも、なんで赤ﾊﾟﾝなんだよ！ああ!?赤ｻﾞﾝｷﾞ使うなんてさ、やべえだろ！やべえよ！」
　『なななんだよ!?いいだろ別に赤はｻﾞﾝｷﾞのｵﾘｼﾞﾅﾙｶﾗｰじゃん』
　「ｵﾘｼﾞﾅﾙって、んなわけねえだろ！！ねえんだよ！ｵﾘｼﾞﾅﾙなんてもう20年前だぜ」
　

　
　『なんなんだよ！正統派ってｶﾝｼﾞするじゃん。げんにあの姉さん基本に忠実ってかｽﾊﾟｺﾝすら出さなかったろ？…ひたすら立ちｽｸﾘｭｰとﾗﾘｱｯﾄでさ。まるでﾀﾞｯｼｭやﾀｰﾎﾞの時代から飛んで来たのかってくらいｶﾞﾁｶﾞﾁにｵｰｿﾄﾞｯｸｽだったろ』
　「確かに…ｽﾊﾟｺﾝ無縛りしばりでもｱﾄﾐｯｸ暴発ってよくあるのに、それすら無かったな…」
　『だろ!?ﾊﾞﾘﾊﾞﾘの正統派のｽﾃｨｯｸ捌きだったじゃん』
　「……赤なのは、ﾊﾟﾝﾂなんだよ…」
　『そうだよ！正統派にこだわるからこそ赤ﾊﾟﾝﾂだって！』
　「…違う！違うんだ！」
　『いいかげんにしろよ？』
　「…あの…あの姉さんのパンツが赤なんだ！赤なんだよ…それをアピールしてたんだ！あたしの勝負パンツは赤よ！って…!!」
　「なんだよ！お前赤ｻﾞﾝｷﾞ見ながらそんな妄想かましてたのかよ！」

　― みんな その気で いればいい ―
　
　陰鬱な 岡山の街には
　ロマンの かけらが 欲しいのさ
　
　ラララ ラララ
　ラララ ラララ
　ラララ 真っ赤な ○○○フ