移籍・レンタル・戦力外「ら」スレpart4222

このエントリーをはてなブックマークに追加
208U-名無しさん@実況はサッカーch
リーグの“顔”が2部でプレーすることの意味

ここからはとても個人的な考えとなるが、そんな選手が2部というカテゴリでプレーすることに、大きな違和感を覚えるのだ。
これは遠藤やガンバ大阪に対してということではなく、リーグ全体、そしてJ1の予算上位クラブに対して覚える違和感だ。
“遠藤はガンバ大阪に残って当然”という何とも言えない空気感に対してというべきだろうか。

確かに遠藤は、複数年契約を結んでいて獲得には違約金が発生するし、1億数千万円といわれる年俸額もネックになるだろう。
今年33歳になる年齢も、獲得する側としてはリスクになるかもしれない。
ただ逆に言えば、その年齢も含めて遠藤はJ1というカテゴリでプレーしなければならない選手であると思う。

リーグの象徴と言える選手が、キャリアも終盤に差し掛かろうとするタイミングで、2部でプレーする意味はほとんどない。
日本の場合、J2では試合数が増えるだけでなく、基本的に代表戦があるときも試合が行われるためチームとしても難しい選択を迫られる。
J1と比較すると移動距離も長く、プレーの環境が良くなるとは言えない。
そのことが、代表でのパフォーマンスに影響を与える可能性も十分にあるだろう。

本来ならば、大きな予算を持つクラブが積極的に獲得へ動くべきではなかったか。
遠藤本人の意志などで結果的にそれが獲得に至らなかったとしても、いくつかのクラブが獲得の意志を少しでも示すことが、何よりも重要だと感じる。
遠藤ほどの選手であっても、粛々と2部でプレーしなければならないプロリーグに、どれだけの人が夢を見ることができるだろうか。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/urayamatoshifumi/20130110-00023001/