秒刊コンサドーレ2136日目☆★☆札幌総合スレ☆★☆

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838U-名無しさん@実況はサッカーch
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20120618-OYT1T00221.htm

不振コンサドーレ、経営も正念場…JFL降格も
 サッカーJ1のコンサドーレ札幌を運営する「北海道フットボールクラブ(HFC)」(矢萩竹美社長)が出資企業の確保に難渋している。
 債務超過を解消するため、今年3月に増資を決めたばかりだが、リーグ戦でわずか1勝という成績不振で観客動員数も落ち込んでいる。
債務超過が解消できなければ、将来的にはJFL降格となる可能性もあり、チームは経営的にも正念場を迎えている。

 ◆1億円到達は微妙◆
2011年度決算(1〜12月期)で約8040万円の債務超過に陥ったHFC。3月の株主総会で、上限を2億円とする第三者割当増資を決定した。
債務超過の解消と財政基盤の強化のためで、当面の目標額としてサポーターらで作る「持ち株会」で5000万円、
新規の出資企業などで5000万円の計1億円を集める方針を決めた。持ち株会は5月下旬までに予定を上回る7495万円を集めたが、
新規企業集めが難航している。
矢萩社長は読売新聞の取材に対し、「(合計)1億円に届くかどうかは微妙だ」と厳しい状況を明らかにした上で、現時点で回答待ちの企業が数社あり、
6月末までには「8040万円はクリアしなければいけない」と語った。
Jリーグは2013年シーズンからJ1、J2を問わずチームが「3期連続で赤字を計上しない」「債務超過でない」など財務基準を設ける
「クラブライセンス制度」を導入する予定だ。基準に満たない場合は、JFLへの降格もありうる。
839U-名無しさん@実況はサッカーch:2012/06/20(水) 13:09:58.70 ID:t2fdo/SB0
 ◆返済猶予申し入れへ◆
今回の増資で、債務超過を解消するメドがついても課題は残る。
HFCは今シーズン、リーグ戦17試合、ナビスコカップ3試合の合計20の本拠地開催試合で26万人(1試合平均1万3000人)の観客を見込んでいる。
前回J1で戦った08年の平均約1万4500人よりも手堅く見積もった。しかし、札幌ドームで行われた開幕戦こそ約2万5000人を動員したが、
その後の連敗もあり、観客動員数は低迷。6月6日のナビスコカップでは4000人を割り込んだ。
HFCは、チケット販売など興行収入や広告料収入などを合わせた今季の売上高で13億9300万円と見込む。広告料収入は現時点で
予算の4億8000万円をほぼ達成しているが、このまま観客動員が落ち込めば、興行収入は予算の4億7500万円を下回る恐れがあり、クラブ経営にも打撃となるのは必至だ。
HFCは道に対して2億2500万円、札幌市に対して4億5000万円の借入金があり、道に対しては13年3月までに全額を一括返済する契約を交わしている。
市に対しては、毎年1000万円を返済している。HFCは近く道に対して一括返済の猶予を申し入れる方針だ。道文化・スポーツ課は「正式に要請を受けておらず、何も決まっていない」としている。

 ◆強化費限られる◆
「黒字化」と並び、HFCが目標と掲げるのは「J1定着」だが、チーム強化費に充てる財源は限られているのが実情だ。
コンサドーレ札幌は今季、FW前田俊介、MF山本真希、DFジェイド・ノースら主力選手を新たに補強。トップチームの人件費は11年予算の3億8500万円から5億400万円に上積みされた。
ユースチームの人件費を含めると、約5億7300万円。一方、10年度のJクラブ個別情報開示資料によると、ユースを含めたJ1チームの人件費の平均は、14億2400万円と札幌の倍以上だ。
昨季J2から昇格したJ1初参戦のサガン鳥栖の今季のチーム人件費予算は約5億3300万円と札幌と同程度。矢萩社長は「鳥栖にできて我々にできないはずはない。巻き返しはまだ十分できると思っている」と話した。(上杉洋司)
(2012年6月20日12時08分 読売新聞)