びわこ競輪場をサッカー競技場に 県と大津市協、署名活動
滋賀県サッカー協会と大津市サッカー協会は15日、3月末で廃止される大津びわこ競輪場(同市二本松)の
施設を活用して、サッカー競技場を開設することを求める署名活動を同市皇子が丘3丁目のショッピングセンター前で実施した。
県サッカー協会によると、県内にはJリーグの試合を開催できるスタジアムがなく、
サッカーに関する施設整備は全国的にみて立ち遅れているという。
署名活動には両協会の会員や日本フットボールリーグ(JFL)のチーム「MIOびわこ草津」の選手ら約30人が
参加し、「滋賀にサッカースタジアムを作りましょう」「地元でプロサッカーを観戦しよう」などと買い物客らに訴えた。
昨年12月から集めた署名は6万人を超えているといい、来月、県や市、両議会に提出する予定。
同競輪場は市が売り上げの減少などを理由に昨年9月に廃止を表明。土地は県、施設は市が
所有しており、施設解体には巨額の費用がかかるとされる。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110115000108