さらに石破が、具体的な総括を。
「森総理の時に実は自民党は終わっていた。ところが小泉さんが「私がぶっ壊す」と出てきたが、そうはならなかった。
国民はそれに対する失望感があった。一昨年(2007年)の参院選はまさしく今回を予言していたと思う。
もう1つ、4年前の小泉郵政選挙は勝ったように見えますが、地方では軒並み票を減らしている。
表面の数におごったところがあった。私自身は敗北だったと分析してそこから選挙を始めたんです」
続いて石破は「町村合併で自民党を支えてくれた町会議員さんや村会議員さんが少なくなった。
建設会社もかつての力がなくなった。農協もかつての面影はない。それを置き換える努力が足りなかった結果が今回ということだ」。