大分トリニータ 590

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859U-名無しさん@実況はサッカーch
ほぼ2日遅れ宅配エロゴラ Jジャーナル「徳島の力は本物か?」

前節、横浜FCとの死闘を制し、開幕4連勝を飾った徳島。J2昇格から6年目でクラブ史上初の
単独首位となった。この力は本物なのか?答えはYESだ。この4戦は、確かに出来過ぎの感もある。
しかし、08年の美濃部監督の就任以降、着実に積み重ねてきた力は本物。決して春の珍事ではない。
好調の要因をここでは三つ挙げてみる。一つ目は、昨季の主力もベンチに控える選手層。開幕前の
補強が戦力として上積みされたことで、徳重や羽地、登尾、六車といった昨季のレギュラー格が軒並み
ベンチに。プロとしての競争原理が働くことによって、出番をつかみ取るべく選手一人ひとりの意識が
練習から高まる結果にもつながっている。
二つ目は、球際の激しさを含む選手全員の守備意識の高さ。美濃部監督が常々口を酸っぱくして言って
いる、「やるべきことをしっかりやる」ということ。横浜FC戦でも最後の局面で体を張ったシーンが
数多く見られた。また、前線から連動してボールを奪うチーム戦術や、奪ったボールを素早く攻撃に
つなげる共通理解も徹底されている。
そして三つ目が、美濃部監督の綿密なスカウティング。「自分たちは挑戦者」といった視点、対戦相手
へのリスペクトから、常に相手の研究を怠らない。全51節だった昨季は、「ビデオで研究したことを
練習で生かす時間が足りない」と、その過密日程を嘆く監督の姿が見られた。しかし試合数が減った
今季、その分析力は存分に生かされている。
開幕4連勝で単独首位。しかし、シーズンはまだ始まったばかり。横浜FC戦で2点を挙げて勝利の
立役者となったFW津田も、試合後は「4連勝とかは関係ない。一戦一戦をしっかり戦うことが大事」
と浮かれた様子は微塵もない。「一度流れを失うと、取り戻すのは大変。良いときほど、引き締めて
いく」(美濃部監督)。4連勝した力は本物。とは言え、“挑む”姿勢は年間を通して変わることはない。