>>774 >厚別競技場も、施設の劣化と競技規則の改定により、大規模な改修工事を施さなければ、
>2010年度の公認更新で第2種へ降格となる可能性が高く、「第1種競技場がなくなること
>は陸上競技、観戦両面において大きなデメリットになる」と指摘している。
出た。陸連の錬金術。
ttp://athletics.web9.jp/s2/index.php?e=121 隙を突く
さて;行政組織の「競技場」担当者は、たいてい3年程度で異動します。それに対して競技場の公認更新は5年間隔です。
画像:栃木県総合運動公園 第3コーナースタンド上より…
すると一人の担当者は、担当期間内に一度の更新しか経験することができません。
前例として残された資料と、業者や競技団体関係者からの情報だけで、更新の判断せざるをえないのです。
すると「よくわからないけれど慣習的に第1種競技場は必要なようだ」「他の都道府県でも第1種競技場が必ずある」ということで、
第1種の規格を継続することになります。
日本陸連と関連業者は、うまく「隙を突いている」といえます。
ひとつの見方として;日本陸連は「行政に無理を強いて税金をたくさん叩かせる」方式で、競技場を整備しつつ、
収益をあげようとしているのではないかと思います。
利潤の連鎖
競技場が改修されたり用器具が新調されると、当然ながら関連企業は潤います。そして、次のような連鎖が生まれます。
日本陸連が新しい規定をつくる
行政が税金で対応する
関連企業が潤う
それらの企業がスポンサーとなって陸上競技関係組織や競技会運営を支える
さらに意地が悪い見方をあえてすれば;日本陸連は受益者からのお金の徴収がうまくいかないために
(例えば登録料の上納制度、競技会における入場料収入など)、
行政を利用して間接的に収益をあげざるをえないのかもしれない、と思えてしまいます。