ヽ(::゚∀゚::) 愛媛FC Part143 (::゚∀゚::)ノ

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愛媛FC望月監督解任 早期改革を決断 【解説】消極采配 クラブ不満

 愛媛FCをJ2昇格に導き、Jで戦うチームの基礎を築いた望月一仁監督が任期途中で
チームを去った。一時期の不振を乗り越え、ここ数試合は回復の兆しも見えていたが、
フロントは「根本的に(チーム状態が)良くなったわけではない」と早期改革を決断した。

 相次いだけが人など想定外の要素があったとはいえ、時に消極的にも映る監督の
選手起用や采配に対し、クラブ内部でも不満の声が高まっていたのは事実だ。

 望月監督は、第2クール半ばごろから敗戦後の会見などで「責任は自分にある」と繰り
返し発言。亀井社長は「昨年から思うようにいかず、苦しむ姿が忍びなかった。楽にさせ
てやりたい気持ちもあった」と説明した。

 フロントは密かに白羽の矢を立てたバルバリッチ新監督の招聘に向けて動き出した。
そして同氏の確約が得られたとして望月監督の解任を発表した。

 これが四国ダービー直後となったのは皮肉なことだった。クラブや選手、サポーターが
一丸となって1万2千人余りを集めた高揚感がさめやらぬ中、突然の体制刷新を告げら
れたファンの衝撃は小さくなかった。

 すでに解任が告げられていた望月監督は試合前、選手たちに「今日はサポーターの
ためにも、オレのためにも勝ってくれ」と普段とは違う様子で語り掛けたという。試合後、
事実を知って涙を流す選手もいた。これまでの功績を考えれば、この幕引きはいかにも
後味が悪かった。

 今季の成績不振は監督だけの責任ではあるまい。強化を含めたクラブの体制や施設
面など「フロント側にも改善点はある」と佐伯ゼネラルマネージャーも認めている。

 今季は残り12試合。あえてこの時期に監督交代に踏み切った以上、新指揮官には
来季の飛躍につながる采配を期待したい。チームが発展して行かなければ今回の解任
の意味はなくなる。単なる「けじめ」に終わらせてはならない。(久賀大輔)