【敗者】第45回全国社会人サッカー選手権 1【復活】

同じく北信越ウオッチャーだが
去年までの金沢は派手さとやらかしが売り物だったが今年は違う
完全に守備重視のスタイルに変貌した
リーグ最少失点(14試合9失点)が示すように守りはガチ
諸江と込山を中心にビジュと園田で形成するDFラインは地域レベルではない
込山の能力も高いが特筆すべきは諸江
高さと強さとポジショニングの良さは傑出している
ヘディングも強くセットプレイでは貴重な得点源になる
CBなのにリーグ戦ではカレー券ゼロなのも凄い

諸江と込山は今年の公式戦をフルタイムで出場している
金沢の堅守は、この２人が存在しているからこそだ
裏を返せば、どちらかが欠けた場合が最大の懸念材料
パックアッパーが不在と言っていいほど層が薄い
金沢の生命線は、この２人が握っていると言っても過言ではないだろう

攻撃力は決して強くはない
ブラジル人が２人いるがムラっ気がありアテにはならない
横浜からレンタル中の古部や、元五輪代表候補の根本、元Jの広庭や秋田などが顔を揃えるがチャンスメーカータイプが多く決定力には欠ける
純然たるストライカー不在なのが泣き所か？

キーマンは中盤の三原(神戸からレンタル)と山道
三原の冷静沈着さと展開力は目を見張るものがある
山道は凄まじい運動量で守備に奔走しつつ前線にも頻繁に顔を出す
金沢で一番決定力が高いのは、実は山道かもしれないｗ

上野監督は基本的にメンバーを固定して起用する傾向がある
レギュラーとサブでは能力では差が無くとも、経験値にギャップがあるのは事実だろう
連戦になる全社での選手起用に注目したい