◆◇◆　横浜F・マリノス　part677　◆◇◆

もうすぐ決定でそうなので、今まで我慢してた分を一気に愚痴る。
これで今回の事は一切忘れて、赤戦と脚戦に集中する。

俊輔が入団する前からのサポとしては、横浜生まれマリノス育ちで世界で活躍する俊輔が
マリノス愛を語って戻りたいと言ってくれたのは正直うれしかった。
それは営業面、財政面、戦力面、強化面、すべてにおいて『マリノスの』プラスになると思ったから。
そしてもし、まだマリノスではなくスペインでやりたいんだったら、それは元所属選手として個人的に応援するつもりだったよ。

でもいくら誠意がなかったとはいえ、一度は愛を語ったマリノスに、これだけのマイナスを与えた事は本当に残念。
マリノスの試合のDVDを取り寄せているぐらいマリノスを気にかけてくれているなら、今のマリノスの経営状態は分かってほしかった。
マリノスが俊輔の選手としての価値は十分認めながらも、それでも営業面や財政面で頼らざるを得ない事情を分かってほしかった。
理不尽な要求だと分かっていながらも、スポンサーに逆らえず、そういう苦渋の要求をしなければならない事情を、察してほしかった。
マリノスに恩返しをしたい、という言葉は、そうした苦境にある育ててもらったクラブの力になりたい、という意味だと思ってたよ。
まさか、試合後に写真を撮りたい、というワガママにさえも「ふざけんな！」なんて思われるとは思わなかったよ。
21日に出たくないのはよく分かる。でも、その要求が通らないんならマリノスにも行かない、客寄せパンダになるくらいならマリノスには行かない、なんて、
だったら恩返しなんて言葉は最初から使うべきじゃなかったんじゃないかな。。
損得を言うなら、最初から家族の都合を優先したいから条件次第では戻りたい、でいいじゃん。

結局、今回の事でマリノスは財政的にも大きくダメージを受け、来季からさらなる縮小は避けられない。
イメージも大幅に損ない、現有戦力の流出や新戦力の補強に大きな懸念材料を残した。
俊輔も、家族との日本での生活を犠牲にし、ケガや言葉、新天地での様々なリスクを抱えながら、W杯に専念する事も叶わない。
双方とも、まったく得るものがない、そんな決断をする事は本当に残念。
俊輔個人が失うものは本人の判断だから知らんけど、マリノスがこの件で多くのものを失ったのは本当に残念。