あんまはとりあえずおいておいて甲府の選手のインタビューで一番気になるのが
「甲府のサッカーは楽しい」「甲府のサッカーは自由度が高い」「甲府のサッカーは自分で考えることが出来る」
あたりのたびたびでる台詞なんだよな、これだけでもうあんまの無能さがよくわかる
一見前向きで正しい、ヤル気のある台詞に見えるこれが曲者で
少なくとも「結果」「勝利」にこだわるチームならこれは無い、絶対にない
俺は将棋が趣味でえんえん指しているんだが、そりゃ自分より多少劣る実力相手の奴に
その場で考えたアドリブで勝つのは楽しい、負けてもすっきりする、「今日は○○を試してやろう」
でもさ、将棋、対等の実力の奴にちゃんと勝とうと思ったら「定石」をやらないと無理なんだよ
だから序盤は「この囲いならこうさす」「こうきたらこうする」のパターンを丸暗記しているし
終盤の詰め将棋のような寄せも、その場で考えてるわけじゃなく,これまで解いた詰め将棋の応用なんだ
「その場でいちいち考える」と「あらかじめ「こうきたらこうする」「これをやらないと駄目」の心構えが出来てるとでは全然違う
強さも、早さも、反応速度も、今の甲府はそういった基本的なことすら見失って瞑想しているように思える
将棋でたとえればアドリブで、振り飛車なのに角道を止めなかったり、飛車で王を囲っていたりするようなものだろう、これじゃ負ける
Jリーグで予算の割に健闘しているチーム、頑張っているチームの多くはそれがしっかりしている、少し前のJリーグで言えば
まるでマスゲームのような442の三浦大宮とか、外人3トップだけで攻撃残り7人の日本人全員守備の反町新潟とか
そりゃ見てるほうも対戦相手もつまらないかもしれないけど、「勝利こそ最大のエンターテイメント」を体現していると思うよ
今の甲府からはそういった「約束事」がまったく見えない、あんまももう3年半やって駄目ならもう本当に駄目だ、佐久間さん助けてください><