鹿島アントラーズ Part1185

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47U-名無しさん@実況はサッカーch
俺の緊張はピークに達しそれに呼応するかのように肉棒も刺身包丁のように鋭利になっていく

ああ、やはりこの親父もそうだったのか・・・

親父は続けざまにこう言った
お客さんあちらの方をご存じで・・・

カウンター奥に座る人物に六尺親父が促すように目をやる、
その人物はテレビの日本ハムの試合を食い入るように、こっちに背中を向け
ながらてみている・・・

後ろ姿じゃわかんないっすね・・

やがて試合も終わりその男がおもむろに親父にこう言った

おぅ!クルルアエビ握ってくれ!

ヘイ!車エビ良いのありやすぜ!

ボクは自分の目を疑った、まさかこの場所でこの人物と実際に逢えるなんて思ってもいなかったからだ・・・
 
たっ谷岡さんだ・・・喉元まで出かかった声を押し殺し心の中でさけんでいた、その姿はあの映像と照らし合わせても時間の経過を感じさせなかった、なぜなら髪型から服装、そして話し方までが一緒だったからだ。

へい、車エビになりやす、六尺親父が谷岡に車エビをすっと差し出すと一瞬谷岡の目がほころんだ、それと同時になにやら親父が耳打ちしている。

まさか俺の事を告げ口しているのでは・・・言いしれぬ恐怖と、そして理解しがたい期待感が沸き僕の括約筋を極限まで引き締める。