鹿島アントラーズ Part1185

石川遼選手にあえて苦言世界基準のプロスポーツ選手であれ
プロゴルファー石川遼選手の活躍は私自身ゴルフ場経営者としてとても嬉しく思っている。
石川効果でゴルフに触れたことのない若い人たちがクラブを握りラウンドに挑戦すること
でこれからもっと裾野は広がっていくことだろう。
しかし私はゴルフ歴５０年以上、日本一の先輩ゴルファーとして苦言を呈したい。
石川遼選手は挨拶や受答えが近頃の若者にしては丁寧であることからその振る舞いを絶賛
するマスコミが非常に多くなった。
それゆえ石川遼選手のすることはすべて正しい、マナーに外れていないという誤解を生じ
させることになりかねないと心配している。
先日、国内プロゴルフの男子・女子・シニアツアーによる団体対抗戦日立３ツアーズ選手
権なるものが開催された。
スパイダーマンポーズでパターをグリーンに押し付け、パットを決めた後グリーン上で跳
びはねて喜ぶ石川遼選手の映像が何度も流れたのだ。
オフシーズンのお祭りと甘く考えてはいけない、多くの人間が丹精をこめて整えている
グリーンを荒らしても良いお祭りなど存在しない。
紳士のスポーツであるゴルフの頂点に立つプロが正しいマナーを示さなくて誰が示すというのか？
タイガーウッズやフィルミケルソンがグリーンで跳びはねている姿を見ることは無い
だろう、世界基準の一流プロは最高の技術と最高のマナーを見せることの重要性を深
く理解しているのだ。
かつて日本ゴルフツアー機構（JGTO）が石川遼選手の迷彩柄カーゴパンツの着用禁
止を決めたことがあったがそんなことは当たり前だ、まだまだ生ぬるい。
女子プロのへそ出しやへそピアスなども言語道断だ。