＠＠＠徳島ヴォルティス（120）＠＠＠

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サッカー・Ｊリーグ二部（Ｊ２）の徳島ヴォルティスの高本浩司社長（４１）が今季限りで辞任する意向であることが三十日、分かった。チームが三季連続最下位に終わった責任を取るとみられ、同日午後にも発表される。後任人事については調整中のもよう。

　関係者によると、高本社長は二十九日に板野町の徳島スポーツビレッジで開かれた取締役会（九人）で「成績不振のけじめをつけたい」と辞任の意向を伝えたという。

　高本社長は大塚製薬の東京本社宣伝部から出向する形で二〇〇四年九月に設立された徳島ヴォルティスの運営会社の初代社長に就任。大塚製薬サッカー部の元選手で、サッカー界での人脈を生かしながら運営に当たってきた。

　クラブは〇五年度のＪ２参入以降、黒字経営を続け、〇七年度の決算で初めて赤字（四千万円）を計上したが、おおむね堅実な運営を展開。

　しかし成績は低迷し、一年目の〇五年は九位と健闘したものの〇六、〇七年と続けて最下位に甘んじた。今季も二十五日の草津戦に敗れ、三試合を残して三季連続の最下位が決まった。